November 06, 2011

20周年記念シンポジウム

中小企業診断士業界には、「女性診断士の会Ami」なるものがあり・・・。
その20周年記念シンポジウムに参加させていただいた。

まず、最初に女性診断士の会の20年の歴史??のふりかえりが。
ワタシが参加していたのは、診断士になって初期の方だったが、お話しを聞きながら懐かしくいろいろなことを思いだした。

第1部は、グーグルのマスミ・オオサキ・ラインダースさんの基調講演。
テーマは「女性力を活かす!グローバル水準の働き方に学ぶ」で、主に、「ダイバーシティ」の取り組みについてのお話しだった。「ダイバーシティ」って、言葉はよく聞くが、先進企業のグーグルを主な例とした、「実際のあり方・進め方」が聞けて、非常におもしろかった。
ステキな雰囲気のラインダースさんは2児の母。アメリカ人のご主人がとーってもいろいろ手伝ってくれるそうで。うやらましいったら!

第2部は、ベテランから若手5名の女性診断士によるパネルディスカッション。
結婚、出産、育児、介護その他、人生の小さな決断の数々をしなやかに乗り超えながら、仕事を続けている(独立開業している方もあり、企業に勤務している方もあり)様子がイキイキと語られていた。

立派な記念誌もいただいた。

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でも、何よりもうれしかったのは、なかなか直接会う機会のない、懐かしい方々に会えたこと。10数年ぶりの方もいらしたり・・・。

「中小企業診断士」という資格の認知度の上昇にしたがって、女性の資格保有者も増え、ワタシが登録した平成7年にはおおよそ2%だった女性比率が、現在では5%まで増えている。←ワタシの印象としては、もっと増えたんだと思っていたけど。
少数派だった時代は、かわいがられて得をすることも多かったし、男性の先輩診断士が本当に丁寧にシゴトを教えてくれたということもあった。一方でお嬢さん扱いのような部分もあった。

診断士制度に関しては、まあいろいろ言いたいことはあるけれども(働き盛りの企業内診断士には無茶な更新制度を作ったことで、価値ある情報を持った幅広い分野で働く多くの資格保有者がこの世界を離れていったと、個人的に感じている)、個々の診断士の方々にはあらゆる分野で質の高いシゴトをしていってほしいと思う。
今は直接使うことがなくても、診断士として学んできたこと、経験したことを忘れずに、いつかまた・・・という思いも、もちろんワタシにはある。
(現勤務先でも、地域貢献関係の授業をするときには、診断士で経験したことが非常に役立っているなあ・・・)

大学関係の学会とはまた違う意味で、とっても刺激的で楽しい3時間だった!

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May 21, 2011

勉強会!

5月もあと10日あまり。。。
紫外線もきつくなってきた。

そんな今日は、コンサルタント仲間との勉強会のため、月島まで。

第4弾の本の執筆のためのミーティング。

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一人一人原稿を持ち寄り、音読して確認。監修者である師匠のチェックを受けつつ、自由にディスカッションという進行で。
木曜日→パソコンサポートの授業
金曜日→1限から3コマ授業+重たい会議・・・
の後の土曜日にもかかわらず、なんだかとても楽しく、頭もクリアに過ごせた。

コンテンツをもう少し明確にしたり、表現を合わせるなど、カタチになるにはまだまだ大変そうだが、今年中には何とかしたいなあ。
おっと、ワタシには編集というミッションもあったんだ!

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December 06, 2010

再会

かつて同じ職場でシゴトをしていた先輩Aさん(企業勤務時代ではなく・・・)と再会し、お茶をしながらいろいろと話した。

Aさんは、今は独立コンサルタントであり、いくつかのコンサル会社とパートナーシップ契約を結びながらシゴトをしているが、次の契約まで少し間があるので、この機会にいろいろな人と会い、これからの展望を探っているということだった。
(ワタシと話して「展望が探れる」かどうかということは謎すぎるが)

近況、会っていなかった期間に起きたこと、ご家族のこと、懐かしい話し、これからの予定など、1時間半くらいの時間だったがいろいろ話すことができて楽しかった。
何よりも、期間が空いても「あのとき一緒にシゴトをしたラムラボさんに会ってみようか」と思いだしてくれたことが、ワタシとしてはありがたくうれしい。そのシゴトにそんなに貢献できていたかどうかなど分からないし、一緒に働いていてよかったと思われているかどうかも分からないし。。。それでも、一緒に働いたことのある方が、「元気?話したいねえ」と、言ってくださることがうれしい。

ちょうどいいタイミングで、同じ職場でシゴトを一緒にしていたBさん(やはり今は独立コンサルタント)から、自社のWebサイト開設のお知らせメールをいただいた。
一斉メールだと思うので、返信は躊躇していたが、思いたって「Aさんとお会いしましたよ。Bさんはお元気ですか?」というメールを出してみた。
返信に「ラムラボさんのことは忘れていませんよ!同じ職場でシゴトをしたこと、忘れるわけないでしょう」と。
少しは心に残る「同僚」でいれたのかな?

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August 02, 2010

キャリアの先生

女性診断士の大先輩であり、ワタシが資格を取りたての頃、特に非常にお世話になった方がいる。
人生の大先輩もあるHさんを「囲む会」が先日催された。

Hさんは、会社員、デザインやCIなどを行う個人事務所経営を経て、大学の広報室へ転じた。私立大学(工学系大学だったような・・・)の広報・PRなどのお仕事を8年間勤めた後、今年定年を迎えられた。・・・とはいえ、御隠居生活を送るわけではなく、現在は、別の国立大学の特任教授として広報関係に携わっていらっしゃる。

年賀状のやりとりのみで、長年お会いしていなかったのだが、今回、このような会(Hさんの新たな門出をお祝いする会??)にお誘いいただき、とても楽しいひと時をすごさせていただいた。

参加メンバーは、診断士の方、特に、現役女性診断士の方や、いろいろな研究会でHさんと一緒だった方、海外研修会でHさんと一緒だった方・・・など。現在のシゴト柄、そのような機会になかなか参加できないワタシにとっては、刺激的で新鮮な空気を吸うことができ、会話のすべてが楽しかった。

Hさんは相変わらずスレンダーでおしゃれ。まったく変わらない若々しさ!肩肘はらず、バタバタせず、本当は大変なこともいろいろあるに違いないが、あくまでも涼しげな雰囲気。
その点も含めて、まさに女性の「キャリアの先生」の一つのタイプである。

会に参加していらっしゃった他のメンバー(男性)が、「Hさん、広報も含めた大学経営のコンサルもできるんじゃない?これから」とおっしゃっていたが、ワタシも同感である。長年のキャリアの積み重ねが、紆余曲折を経ながら、一つの大きな花・実に結実していくものなのだなあ。。。とも。
学生には、ぜひこのような人を、身近なところで探してほしい。

会の数日後、Hさんにお礼のメールをお送りしたところ、返信をいただいた。
その返信メールの中で、キャリアについて考えるための、ヒントとなるような本の紹介までしていただいた。しかも、直球のキャリア本ではないところがまたいい感じだった。

ワタシも、コミュニケーションのやりとりの中で、話し方がうまいとかそういうことではなく、相手にプラスアルファの情報を与えてあげられるような人になりたい・・・と強く思った次第である。

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August 01, 2010

恒例の勉強会

7月最終日、31日土曜日は、恒例(?)のコンサルタント仲間との勉強会。

今回は、途中から出版社の方(シリーズ第一弾からお世話になっている、診断士とは結びつきの強い出版社)に合流いただき、アウトプット(つまり出版)の可能性を探りながら。。。

いつもは、平日の18時30分~21時が基本だが、今回はある程度の方向性を決めてしまおうということで、土曜日の13時~17時という長丁場で。
各自のテーマと、出版できそうな方向性との兼ね合いを探りながら、メンバーでディスカッションを重ねた。

今回も、重責である編集を仰せつかった。
各自が章ごとに執筆するので(多分)、一冊の本としてトーンを合わせること。
ストーリー形式なので、それをうまく一貫性をもって最初から最後まで物語性を作ること。

難しく非常に手間のかかる作業ではあるが、かつて憧れていたこともある(?)編集者的なシゴト。楽しんでやりましょ。本業よりずーっと楽しくなりそうなのが問題だが。。。

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May 25, 2010

コンサル仲間との勉強会

先週のことだが、いつもの勉強会に参加。

今年度の勉強会のテーマは、「経営者的視点ではなく、もっと働く人の立場から考える組織コンサルティングを提示できないか?」。

今月からは、発表者を決め、自分の担当テーマについて提示した上で、仲間と情報交換&ディスカッション。
今回は、団塊の世代でリタイアする予定の先輩コンサルタントの方から見た「昔と現代の組織の違い」と、現役企業人が自らの所属企業の中で経験した「企業におけるリストラ」について。
なかなか難しい。。。できれば本にする予定なのだが、なんとかなるかな~。その前に自分の担当回が心配だけど。

ディスカッションの中で・・・というか、わき道にそれたときに出た話題でおもしろかった話し。
「成果主義になって、給与の格差が生まれてきたら、同期同士で給料の話し(”お前いくらもらってんだよ~”的な)は絶対にしなくなった」
「仕事中に無駄な話しとかしなくなった。そういうことができる雰囲気もない。昔は、仕事の合間に雑談したり、それはそれで、何年か後に思いおこせば楽しく有意義で得るものもあった時間だったのに」
「新入社員の頃・・・まあ、せいぜい3年目くらいまでは、会社の思い出といえば、先輩や同僚たちと遊んだことばかり。今の若い子たちは、氷河期をくぐりぬけてきた精鋭たちなのかもしれないし、能力も高いのかもしれないが、年をとってふりかえったときに、そういう思い出がないというのは、少しかわいそうな気がする」

「成果」と「評価」ばかりの組織になってしまい、全般的にぎすぎすしているということなのかなあ・・・。

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May 18, 2010

働く女性の大先輩からはがきが来た

同じ資格保持者であり、働く女性としても大先輩であるAさんから、「定年退職のお知らせ」のお葉書をいただいた。

大手自動車メーカーで工業デザイン系のお仕事をされた後、資格を取り、デザインと経営の両方が分かる貴重なコンサルタントとして独立してご活躍されていた。各種の勉強会などでもいろいろと教えていただいた大先輩である。
ちなみに、シングルマザーで今はお孫さんもいらっしゃる。

8年前から、某大学(単科大学)に勤務し、広報業務を担っていた。少子化の中、単科大学での広報業務・・・考えるだけで困難が多いような気がするが、定年まで立派に勤めあげ・・・。
今年の4月からは、ほかの大学で非常勤としてまた広報業務に就かれているということだった。

ご本人としては紆余曲折があったのだろうが、ワタシからみれば、キャリアに一本芯が通っているという面で非常にうらやましく、憧れの存在だ。久しくお会いしていないが、ぜひともまたお話ししたいなあと思っている。

「キャリアに一本芯・・・」のためには、忍耐と継続も必要なのだろうなあと思うことしきり。うーん、ワタシの一番の苦手分野かも!?

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February 07, 2010

思わぬところで卒業生と再会

「う~ん。この名前には見覚えが・・・」。

以前、数年にわたり試験委員を務め、その試験がリニューアルする際に公式テキスト&公式通信教育用の問題を作成し、今でも少しだけ(記述式通信教育の)採点にかかわっているものがある。

ビジネス系でお役所系で、たくさんのユニットがある試験。相当の触れ込みで導入されたが、受験者が少なく、途中でリニューアルしたんだっけ。。。

採点依頼として送られてくる答案は、平均して月に10通程度だし、設問にして5つくらいなので、まったく負荷にはなっていない。
まあ、それはいいとして・・・。

週末送られてきた採点依頼の答案。
年度末にむけての駆け込みなのが、普段よりも少し枚数が多かった。
そこで発見したのが、どうも昨年の春卒業したと思われる学生の名前・・・。音読みだとよくある名前だが、一部の漢字が少し珍しいので間違いないと思う。字にもなんとなく見覚えがあるし。

この資格は、個人で受験することはほとんどなく、企業経由なので、まず、考えたことは
「よかった。会社は辞めてないようだ」。
その卒業生の印象としては、ふつうに明るく友人もいて、周りも見ることができる常識的な子。特別成績が優秀ということではないけれど。なごみ系というか。そういう子が、きっと社会で長くシゴトを続けていけるのかな?とも思う。一緒にシゴトしたと仮定して、きっと嫌な気分にならないと思うもの。

しっかりとした字を書いていたし、規定の文字数もしっかり埋めていたし、元気でやっていそうな雰囲気が答案から読み取れた。
会社からの命令かもしれないが、とりあえず資格を取ろうともしている真面目さも持ち合わせているわけだし。

こんな出会い方にびっくりするとともに、答案から見える一卒業生の成長に一安心。
まあ、彼女はまさかワタシがこの答案の採点者なんて想像にもおよんでいないだろうけれど(採点者名は入れないので)。

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February 05, 2010

アウェイのシゴト

Twitterで昨日たまたまTL(タイムライン)を見たときに出てきた言葉。
「アウェイの仕事」について。

TLはどんどん流れるので、ピンポイントでその言葉だけを見たきりなのだが、これでふと元上司(サッカー好き)が言っていたことを思い出した。

「アウェイの仕事は勝ち点1を狙え」

「アウェイの仕事」すなわち、自分が得意としていないことや専門外のことを担わされたときにはこう考えよ!という訓示だった。
得意あるいは専門に近い「ホームの仕事」ではないからといって、断れないことはある。
そんなときは、自分がイヤにならない程度にこう考えなさいよ・・ということ。

「勝ち点3」は狙わなくてよい。だってアウェイだから、時差もあるかもしれないし、気候も食事も慣れないことが多いかもしれない。自国のファンも少ないだろう。
とはいえ、サッカーと同じで、「負けて良し」とはならないし、仕事人として、少なくとも決勝リーグにあがるためには、「アウェイの仕事」では最低限勝ち点1を狙っていこう・・・という意図だったと記憶している。

そのくらいの心持の方が、プレッシャーもないし、また、「専門外でもやらなければ!」という肩に力が入りすぎるような状況(こういう状況に陥るとまず周りが見えなくなり、負ける・・・その元上司いわく)にならんだろうよ。ということ。

いいこと言っていたな~。
その当時はよくわからなかったけど。

今後、折に触れて思い出していこう。

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January 31, 2010

2010年初の勉強会

細々と末席で参加させていただいているコンサルタント仲間との勉強会。
11月以来、久々にメンバーが集結した。
いつもは、平日の夜に開催ということが多いが(特に最近は)、1月度は土曜日の13時~17時で。場所は、これもずーっとそうなのだが、区民会館的な会場を予約してもらっている。
今回はココ
ちょっと駅からは遠いけれど、部屋の窓からはキラキラ光る隅田川。海鳥も飛んでいて、たまに水上バスも通る。遠くには晴海トリトンスクエアとか。

前回開催から時間をあけたこと、そして今回の開催時間を長くとったことには理由があった。
いよいよ、2009年度から行っている勉強会の中身を整理し、まとめていこうということで。その方向性を決めるため、個人が調べたい、まとめたいテーマ(2009年からの大きなテーマは「組織」、メインターゲットは「企業」なのだが)を発表しあい、執筆の可能性と方向性を図るということ。
勉強会主催者の師匠が、企画書として練り上げて、先方(出版社)に提示するための前段階として。

大テーマ「組織」といっても、これまでのキャリアに今のシゴト・立場もまったく異なる10人のメンバー。どうまとめるのか???ほかのメンバーのアイディア(各人がまとめたいテーマ)を聞きながら、期待とおもしろさと少しの不安が渦巻く。

ワタシも含め、師匠からのアドバイスで一貫していたポイントは、

「メンバーそれぞれの特徴(今までのキャリアや今の立ち位置)を活かした”ユニークな”テーマにする」

ということ。
たとえば、団塊の世代の少し上のメンバーだったら、良かったり悪かったり激動の組織の中にいた、経験した立場として、そのときの社員としての感情などをふりかえってみる」とか。
たとえば、再生関係のコンサルティング中心に行っているメンバーだったら、そのあたりの情報をたくさん持っていることを活かすとか。
ワタシだったら、企業人→独立コンサルタント→学校勤務という経歴と、自分自身が女性であること、相手にしている学生も女性中心であることを活かした視点・スタンスを明確にする・・・とか。

ということで、次回までに今回ディスカッションしたテーマをそれぞれさらに練り上げる、ということが宿題に。
こういう宿題なら・・・いいかな。

しかし、同じ4時間でも、シゴトの会議と違ってわくわくして楽しいのはなぜだろう。
これはシゴトでもないし、遊びというわけでもない。習い事とかというのともまた違う。
でも、ワタシにとって(おそらく、参加しているほかのメンバーにとっても)必要で大切な時間。

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