July 06, 2014

働くことは、○○・・・

とある授業(大学1・2年生対象)で、

「少し長く社会で働いてみると、”働くことってお金のためだけじゃないんだ””お金(給料とか)以外の要素が案外大きいんだ”ということに気づく」

と話したら、反響が予想以上に大きかった。

いや、それまでの授業の中で、学生さんは、給与とかそういうところへの関心に偏りがちだな・・・(社会人ではないので当然だけれども)、と思い、余談として話してみたわけなのだが。

出席票代わりのレポートをみると、「いつかそういう感覚を味わってみたいです」とかいう感想が多かったり。

一先輩としては、そういう感覚を味わうことができる仲間のいる組織で働いてほしいと願うばかりである。

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December 28, 2012

2012旅その1(真夏の超近場編)

2012年もあと4日。
個人的にはあまり良いとはいえなかったかな~。でも一応なんとか1年無事に過ごせたし、まあいいか・・・。

2012年に行ったところをダイジェストでふりかえる!
2013年は、一人でもどんどん出かけ、旅にも出たいと思っている。

【真夏の明治神宮】

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近いのに、きちんと参拝した記憶がない明治神宮へ。真夏の暑い日に。
空気感が透明だったな~。

【等々力渓谷】
こちらは職場から比較的近い等々力渓谷。
真夏のお盆時期だったが、涼を求める老若男女が散策していた。思い出はなんといっても宇治金時!

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その2につづく・・・?

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July 15, 2012

いじめという社会病理

大津市のいじめ問題は、隠ぺいされていた事実(?)が明るみになるたびに、ずどーんと重い、そして悲しい気持ちでいっぱいになる。

そんなときに、本棚の中で黄ばんでいるこの本をみつけた。

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年季入りまくりのこの本。
大学時代の社会学部専門科目「社会病理学」by大橋薫先生の授業のテキストである。
証拠に、裏表紙に学生番号と名前の記入あり!
初版が1986年4月になっている。つまり、26年前の本であり、その後、日本の社会は大きく変わり発展している。インターネットなどない時代の本だ。

社会病理学で学んだ内容には、さまざまなものがあるが、当時でも、いじめ問題に結構な時間をさいていたと記憶している。
学校は変わり、教育内容が変わり、子どもも変わり、保護者や先生といった大人たちも変わり、また、それらをめぐる社会も大きく変わった26年。ネットいじめなどは当然、当時はなかったわけだ。
ただ、この本をざっと読み直してみると、社会は変わり技術は進展し、日本という国も発展したかもしれないが、「社会病理」というものの根本は、結局時間を経ても変わらないんだな・・と。

この本の第4章「学校問題の社会病理学」の最後は、こうしめくくられている。

・・・そうした指摘の背後には「いじめられる子にも原因がある」と言わんばかりである。いじめの問題は「いじめっ子」にあることを改めて確認しなければならない。

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June 24, 2012

断捨離は気持ちいい

片づけ下手なワタクシ・・・怠け者のワタクシ・・・。
一念発起して、梅雨の晴れ間予報が出ていたこの土曜日はクローゼット、日曜日はベランダの断捨離を実行!

クローゼットは、ともかく古いもう着ない服まで突っ込んであった状態で、しかも、雨漏り疑惑&カビくささがあったので、やむにやまれず・・・ということではあったのだが(行動が遅すぎた!)。

土曜日は半日がかりで、ごみ袋10数袋を消費。
終わった後は、なんだかすっきり。これが断捨離の達成感というものか・・・。
テンションハイ状態でなかなか眠れなかったし^^;

これに気をよくして、無理せず(1か月に2~3日の頻度かな?)、あちこちをきれいにしたいな~と決意する!
いや、この気持ちが続けばいいんだけど。

この方は・・・

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なまけ太郎のぬいぐるみがおともだち。
「ガタガタしないでよ。昼寝できないじゃん。」

その座椅子は人間用なんだけど??

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May 27, 2012

金環!

わが家からも見えたっ!

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普通のデジカメで撮ったわりには結構はっきりクッキリ見えているのでは?と自画自賛。

932年前の日本人は、これを見て、何を思ったんだろう??
「天変地異が起こるぞ!」と恐れたのか。
それとも、
「良き兆候じゃ」
と喜んだのか・・・。

タイムスリップしてその時の様子を眺めてみたいな・・・と思ったり。

それにしても、日常では、朝の出勤時。忙しくて人のことなどかまってられん!
空なんぞ見る余裕がない!状況なのに。
この日だけは、子どもも大人もも日食メガネを手にベランダや屋上で大騒ぎ。
通勤途中の会社員の方々も、しばし立ち止まり、空を見上げていたようで。
日本人に「気持ちの余裕」のギフトをいただけた素敵な一瞬だった。

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May 05, 2012

月の気持ち。

こうも、月に魅かれるのだろう?

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(撮影場所:わが家のプチプチ屋上もどき)

今日&明日は、スーパームーンだそうで。
いつもの満月よりも14%増しの大きさに月がなるとか・・・。

普段は、「太陽のように」ふるまったり存在したりすることがヨシとされるような世の中なのに、ひとたび夜空を見上げれば、「影の存在」の月を愛でる私たち。

月はどう思っているのかな?

「こっち見んな!」とか!?
「いつも、太陽太陽って言ってるくせにさ~」とか!?
「ワタクシ、マイペースですから人に見られようが見られまいが気にしません。ご自由に。」かな?

そんなことを妄想しながら、空を見上げるGW終盤の夜でした。

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April 10, 2012

感謝-ありがとう-

新入生オリエンテーションも一区切り。
今日は自宅で・・ということで勘弁してもらい、目覚めたらダルビッシュが4点取られていた!

さて、明日からの授業準備を・・・(何せ何もしていない泥縄状態orz)・・・の前に、たまった雑誌をスクラップしてみたり、少し頭を休めていた。
前エントリでも書いたように、3月は結構いろいろ感じることがあったのだが、あまりの忙しさに自分自身で整理しきれていなかった。束の間の休息の今日、少し落ち着いたところで、第一弾を書き綴ってみたいと思う。

一番いろいろ考えた出来事は、

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↑ この件。

長い年月(休学1年を含み、さらに「再入学」なる手続きも経て)を要して、ギリギリの単位数とギリギリの成績で修了した。先生のお情け以外の何物でもなく、むしろ自分としては「もう1年」やるつもりだった。

そもそも、今の職場に勤める以前に決めて入学していたので、「職業柄学位をとらなければ」とか「業績のために」とかそういうことは一切考えていなかったし、今もそれはまったくない。
入学時点(入学を志望した時点)では、コンサルタントを細々とやっていたわけで、正規職員で教育職につくなんて考えてもいなかった。教育学研究科に入学したことから誤解されがちであるが、それも、コンサル仲間で大学院に行った人はMBAが多く、ひねくれもののワタシは、あえて、人と違う方向性でいった方が、その後のコンサルティングの仕事に役立つと考えて「教育学」にしたという経緯なのだ。
だから、ごくごく少数の同僚をのぞいて、あまり職場には公言していなかった。修了したこと、学位をとったことも言わずにおこうか・・・と思ったくらいだったのだが。
先生(研究指導担当の先生)の、「いや・・・言った方がいいでしょ。というか、職場的に言わなきゃだめでしょ。」という一言がなければ隠していたに違いない。

足かけ6年、正味5年、実際にちゃんとやったのは2.5年くらいだと思うが、本当にいろいろなことを学んだ。一言でいえば、行ってよかった。途中で辞めなくてよかった。自分の選択は間違っていなかった。研究や論文の不出来さも含め、いろいろなことを学んだ。

ストレート(2年)で修了した優秀で努力家の学友もたくさんいて、尊敬している。出産・育児で休学しながら修了したワタシよりも若い看護学校の先生もいた。超劣等生のワタシと変わらず親しくしてくれる優しさにもいつも感謝している。

通信教育は、「ラーニング・アローン」ではないんだということ、痛感した。

同期入学で、60歳を超えているが現役の特別支援学校の先生で、見事2年で修了された人生の大先輩(女性)は、ワタシにをこう励ましてくれた。
「開学100周年の2012年に修了してくれたら、同期入学者のみんなで京都で集まりやすいじゃない」。さりげない激励。あれがなかったら、またずるずる期限を引き伸ばしていたと思う。経験豊かな教育者は、そうやって生徒や学生を動機づけるんだな。

前から感じていたが、王道の研究者には向いていないということが分かったこともよかったかもしれない。

卒業式・学位授与式は「やったー!」という感覚ではなく、じわじわと感慨深いという不思議な感じだった。数週間経った今も、思い出すとじわじわ感がある。これが「生涯学習の達成感」なのかな?

あっちこっちに回り道をして、いろいろなことを感じ、考えながら、人より時間がかかっても、生涯教育・生涯学習というもののほんの入り口がわかったに過ぎないということを理解したということが収穫。
これからも、自分のための生涯学習を細々と何らかの形で続けていきたいと思う。

感じたこと学んだことは書ききれないくらいたくさんあるので、忘れないうちにまた整理してアップする予定。

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体育館にあるステージの奥には巨大な仏壇??が!
式典のはじめには念仏も唱えました。。。

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式の終わりには、レーザーショー!
むしろ式典より、こちらに感動する卒業・修了生多数!(ワタシも含め)

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今回のブログタイトルは、開学100周年のキャッチフレーズ。
イラストのキャラクター「ぶったん」は、式典の最後に登場!
想像以上にかわいかった。

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April 07, 2012

4月です。

あっという間に4月やーん(汗)。

April

↑ 今年の卓上カレンダーは、元勤務先の方にいただいたもの。

3月末から4月上旬は、学校勤務者にとっては怒涛の時期であり、まさに今もその渦中。新入生も新しい環境で緊張しているだろうけれど、新しい若者と対峙するワタシたちも疲れるのだ・・・。
しかも、なにも、この時期に導入のための集中授業とか入れるかなあ・・・というのもある。日曜日を丸々2日使ってorz。

3月は、怒涛の中でも、感動の出来事や、いろいろ内省するようなこともいくつかあった。このままでいくと、日々に流され、感動が薄れて忘れてしまいそうだなあ・・。肉体的疲労よりもそれが一番怖いかも。じっくり物思い(・・・他人はそれを妄想という・・・)にふける時間がほしいな。

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February 26, 2012

文章を書くということ。

「文章を書くということ」について、あらためて感じたできごとがあった。

近隣に生息し、瀕死状態になってしまった野良猫さんを保護してくださった方がいる。お名前もお住まいも知らない方だが、野良猫さんが元いた場所に、「かわいがってくれた近所の人がいるだろう。突然いなくなって心配しているだろう。」と、保護の経緯と現状の様子などをメッセージとして残してくれた。

ワタシは、簡単なお礼のメモ等を返信としてそこに置き返したりしていたが、オットが「オレもお礼の手紙を書いて置く!」と言い出した。オットのシゴトは絵をかくことであり、事務職ではないので、自他ともに認める「文章を書く機会がない人」である。同じ年代のいわゆる事務系のサラリーマンの方にくらべたら、シゴト柄、文章を書く機会はきわめて少ない。それでも、保護してくださった方への感謝の思いと、厳しい自然の中で生きる生き物たち(猫だけに限らず)への思いを、ワードでA4・3枚強の手紙としてまとめてきた。
相当時間がかかったらしく(何時間もかかったそうだ)、また、自らの文章に感極まって書く手がとまることも何度もあったとか。ワタシも読ませてもらったが、確かに、少し意図が伝わりにくい構成のところもある。でも、思いは非常に伝わる、胸を打つ文章だと思った。

常日頃、文章を書くことに慣れている自分はどうなのか?
悪くいえば、適当に書くこと、すらすらと書くことができるがゆえに、薄っぺらな内容になっているのではないか?
相手に思いは伝わっていないのではないか?
いや、もしかしたら、「思い」自体そんなにないのではないか?

たとえ、形式を重視するビジネス文書だったとしても、「そもそも伝えたいこと」があるはずだ。それを考えることなく、カタチだけ整っていればいい、早くできればいいと思っているのではないか?

「文章を書くということ」はそもそも何の目的で行われることなのか、その根っこの部分には「相手に伝えたい思い」があるはずなのだ、という、忘れかけていたことに気づいたできごとだった。

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January 07, 2012

情報システムはときにトラブルものである・・

勤務先の図書館にはなかった資料を求め、久々に国立国会図書館へ!
看板から入口から、何か不穏な動き(人とか、館員の方とか・・・)。

その時、貼り紙が目に入った。

緊急のお知らせ。   (2012.01.07)
現在NDL-OPACに障害が発生しており、利用できません。ご迷惑をおかけいたしますが、復旧まで今しばらくお待ちください。なお、国立国会図書館サーチは利用可能ですので、こちらをお使い下さい。

えええ~っ?

検索はできるけれども、国会図書館内用の検索しかダメ。OPACとつながらないので、国会図書館サーチ(要は国会図書館内の検索システム?)からOPACに連携できず、詳細検索等ができない・・・OPAC端末も使えない・・ということらしい。

そのような説明を受けたが、結局入館登録の時点から手作業。紙に名前や住所等を書いて、それと交換で図書館内端末用カードをもらい・・・という感じ。
幸い、ワタシは、見たい資料が明確で、メモっていったのでそれをダイレクトに出してもらったけど・・・。雑誌の号数とかがわからなかったら、近い年の号を何冊か出してもらって探せ、と館員さんは言っていた。大変だよそれは。

本当にメモっていってよかった!
それでも雑誌が出てくるのに50分くらい。複写はなぜか早くて15分程度の待ち時間。
本館3階の喫茶店でピザトーストを食べて、「こりゃまた、珍しい日に来ちゃったなあ」と一人時間をつぶした。
思い出すのは、新入社員として勤務した会社でのこと。思い出はほとんとシステムトラブルを対応した時のことばかり(笑)。あのときは泣きそうだったこともあるが(だって、社員の人たち、電話口で怒るんだもーん)、今となっては、笑える思い出はシステムトラブルのときのことばかりだ。課員の少ない日陰の部署のメンバーと、変わった人の多い協力会社のメンバーみんなで一致団結!したのは本当にいい思い出。
なんてことを考えながら資料を待っていた。

でも、資料が出てくるまでとか、複写に時間がかかるのは、システムトラブルがあろうが、ある程度折り込み済みだった。驚いたのは、「資料返却」に超!時間がかかったこと。
雑誌関係の返却に、50人以上並ぶって・・・。これってシステムと関係あるんだろうか?

いや~、参った!

年明けで、しかも、システムバージョンアップしたばかりらしい。トラブルが最も起きやすい条件だし・・・。

いやいや、おもしろい体験をさせてもらった。

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