「ライフ・オブ・パイ 虎と漂流した277日」
いつものTOHOシネマズでレイトショー。
3D版を観てきた。。。
アカデミー賞の数多くの部門で受賞候補となっているので、すでにご覧になった方も多いと思う。
もう、とにかく映像は圧巻。特に水(海)のシーン。
夜の海のクラゲや魚、イルカの大群、そしてクジラのジャンプシーンなど、ひきこまれるの一言。トビウオのシーンがあるのだが、これは3Dで観た方がおもしろいんだろうな~と思った。ただ、最初の遭難シーン(貨物船転覆!)は、乗り物に弱い人は3Dだと酔うかも。
ストーリーもおもしろくて、2時間まったく飽きない。
ただ、結末は「えっ、そうなの」という感じかな~。日本人が製作したら、もっと泣きの演出を盛り込むに違いない。
そして、もう一人(一頭?)の主役、虎の「リチャード・パーカー」。
4頭の実際の虎を元にしたオールCGらしいが(CGじゃないと、人間と撮影できないか・・・)、毛並みやヒゲがリアルっ。そして、物憂げな表情がいい。
漂流しているボートに前足をかけて、遠い海原をみつめている後姿がワタクシ的ツボ。虎ってかっこいいな~。
ただ、リチャード・パーカーに関しては、初めて登場した時から、
「コタ(わが家の末っ子、虎太郎)にそっくり・・・」
ということで頭の中がイッパイになってしまった。表情もしぐさも似ている。
本当に似てる!
奥深いところでは、宗教(神)にかかわることとか、いろいろあるようなのだが、そこまでの理解はワタシには難しかった。でも、単純に「エンターテイメント」として2時間ガッツリ楽しめるという意味でおススメ。
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