本質を問う。
キャリア教育・・・。
「働く意味を(言語化して)学生に伝えよ」
「働くことは楽しいということを伝えよ」
「社会に出ることは不安ばかりではないと伝えよ」
「働く意味」って、働く前から分かるものなのだろうか?
少なくとも、ワタシが学生のときは考えたこともなかった。(それはそれで問題ですけど)
労働することは当たり前で、意味などもたなくても働かなければ社会には居場所がないと思っていたから(病気や看護介護等で働けない人は別)。
「働くことは楽しい」って、働く前から分かるものだろうか?
日々働く中で、働くことは90%以上は大変なことということを知る。そして、残りわずかなところに見出す価値ある楽しさで、「明日も!」となるんじゃないのかな?
「社会に出ることは不安」かもしれない。でも、そんなことを感じる間もなく、働くことになるのだろう。不安を無理やり作っているのではないか?
キャリア教育の本質って何だ?
これらのことを言語化して「大丈夫ですよ~」と若者に伝えることなのかな?しかし、自分(ワタシ)が経験・感じていないことを言語化した薄っぺらな説得の言葉は、簡単に見破られるはず。
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