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August 30, 2011

「神様のカルテ」

ずいぶん前に買っておいたのに、積んでおいたままになっていたこの本。
櫻井翔君主演の映画の宣伝がバンバン流れていて、「あっ!」と思い出し、手にとった。

こういう話し・・・好きだな。

主人公の医師「一止」はちょっと変わりモノ。
地方都市の365日24時間営業(?)の病院で、救急対応や専門外の診療をするのも日常茶飯事の日々。
そんな彼に、母校の医局から誘いが。。。最先端医療を担う大学病院の医局に入れば、お休みも増えるし、愛する奥さま「ハルさん」と過ごす時間も増える。医師としてのキャリアも開けるかもしれない。

でも、一止は、「大学病院や大病院に”手遅れ”と見放された患者さんたちと、向き合う医者がいてもいいのではないか。」と考える。。

高齢の癌患者「安曇さん」と一止のやりとりの部分は、じわじわと心にしみわたってくる。
その部分に関しては、電車の中で読んではイケマセン。。。

この小説の終わり近く、一止が今後、医師として人間としてどう生きていくか、ふっきったようなセリフが心に残った。

まあいい。これが私の選んだ道というものだ。
人には向き不向きというものがある。
患者たちの笑顔を見ているのが楽しいと感じるのであるから、私にはこういう医療が向いているのであろう。

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August 28, 2011

出張講座へGo!

横浜方面の某県立高校へ、出張講座のためGo。。。

夏休みだというのに自主参加した生徒さん(男女半々)は、まじめで、マナーもよく、ワークシートもしっかり書く。質問もしっかりできるし、演習もきちんとする。普段の(本業の)授業よりもずーっとやりやすかったという事実。

そして、直接、今回の講座内容とは関係ないのだが、授業前に校長先生から聞いたお話しが非常に印象深かった。

その高校は、かつてはいわゆる「問題の多い」生徒が通う学校で、ご近所にも迷惑かけまくりだったそう。
それが、高校としては早い時期に、保育園で子どもと一緒に遊んだり、音楽交流会を行ったり、スポーツ教室を開いたりという地域交流をはじめてから、生徒がぐーんとよくなったとか。
校長先生によれば、「小さい子と交流することが、高校生にとってはどうなんだろう?と思っていました。でも、生徒にとっては、交流を通じた学びが非常に大きかったようで、とにかく意識が変わったんです」。
直接は関係ないかもしれないが、そんな取り組みをしてから、学校の難易度も向上し、今やそこそこの進学校になっている。

バリバリ勉強させれば、さらなる進学校になりそうだが、校長先生はそれにはちょっと迷いがあると言う。
「進学校にすれば、校長としては評価されるでしょうが、ここの生徒の、部活や地域交流に一生懸命打ち込んだり、おっとりしているというカラーがなくなってしまいそうで・・・」
確かに、進学重視で個性をなくしてきた高校も多いように思う。保護者や社会のニーズとして「進学校化」はあるんだろうけれど。偏差値や進学実績以外の「カラー」も高校には必要だと思う。

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August 24, 2011

iPad2

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結局買ってしまった!

iPad2 Wifi+3Gモデル 16G ホワイト。

以前からずーっと悩んだいたけれど、夏休み期間をきっかけにエイヤっと購入。
今買っておけば、学会等にはノートPCいらずで行けるかもしれないという期待と。
「夏休みだなんだって、結局どこにも旅行とか行かないわけだから、これくらいいいでしょ?」という少し乱暴な気持ちと。

ネット全般の活用、SNSを使う・・・そんな基本的な操作はOK。
必要最低限な、iPhoneにも入れているアプリもインストール。

今後は、本を読んだり、オフィス系アプリを使ったりしたいなあ。

今のところは大満足な買い物。
思った以上に使えるし、パソコンを起動しない日も出てきそうな予感。

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August 23, 2011

ほぼ日手帳2012

もうそんな季節か・・・。
手帳はなんといってもアナログ!がポリシーのワタシ。
ここ数年は書きでタップリのほぼ日手帳を使っている。

ほぼ日手帳2012ラインナップ発表。

2012年は68種類のカバーが!

2012年は、「WEEKS」が充実していてちょっと心魅かれる・・・。
オリジナル+WEEKSにしようかなあ。
無地も飽きなくていいし、インド系の柄やペイズリーもいい感じ。
WEEKSはチェックにしようか?シンプルで鮮やかな色にしようか?

悩む時間もまた楽し。

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August 20, 2011

「人を育てる期待のかけ方」

期待のかけ方一つで、人の成長や成功が、ひいてはゴールの達成が大きく左右されます。
人を育て、ゴールに導くための正しい期待のかけ方。それを伝えるために、本書を著しました。正しい期待をかければ、人は必ず成長する。これは私の信念です。
(略)
すべての人が、正しい期待をかけ、かけられて成長、成功できるように。ゴールを達成できるように。そして、自分らしく生きられるように。
そんな願いを、本書に込めています。
「著者からのメッセージ」(出版社Webサイトより)

元早稲田大学ラグビー部監督で智将といわれた中竹竜二氏の著書。

全般的に説得力があったのだが、特に参考になったのは第5章「<実践>期待のマネジメント」。どんな人(部員)にどのような期待を、どのようなストーリーでマネジメントしてきたのかが、実例(ケース)であがっている。
「不満ばかり言って意欲がない人をどう成長させるか」「”昔はできるヤツだった”をもう一度、どう伸ばすか」などなど、「こういう学生(ワタシのシゴトの場合)、いるよね~」という例が8つあがっていて、それぞれの部員に、監督である中竹氏がどうかかわったのかが具体的かつ率直に示されている。

第1章から第4章までの内容でとどまっていれば、「なるほどそういう考え方、やり方もあるか~」くらいの感想で終わっていたかもしれない。ワタシがこの本にぐーっとひきつけられたのは、「実践」の第5章の存在である。

中でも一番印象的だったのは、ケース5の「大きく無謀な夢を持っている人にどう向き合うか」。
そんな部員に、中竹氏は「持ち味を活かして、最も輝く三流になれ」というビジョンを示した。「たとえ三流だとしても、スタイルを確立し、それを発揮し続ければ、一流よりもずっと輝くことがある」と。

大学選手権を二連覇するようなトップのスポーツチームなのに、「一流以外」を切り捨てないで、「三流としての生き方(活かし方)」を示す監督がいるということにまず驚いた。そして、それに納得して目標に向かって動ける部員にも驚いた。

このケースのようにチームスポーツの世界であれば、「一流」がいて「それ以外」がいるということは、より分かりやすいと思うが、結局は会社であれ何であれ、同じことがいえる。
そういえば、オット(CGデザインを生業とする会社員)は、才能、センスやスキルにかなわないデザイナーもいるが、自分はそれを目指すのではなく、二流をキープし続け、職業デザイナーとして業界で生きていく・・・とずいぶん前に言っていた。

どう考えても、いつも傍流の存在で、何にしろ「一流」とはいえない道を歩んできたワタシにとって、感動的なケースだった。

「一歩踏み込んだ」期待マネジメントの本。オススメ。

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August 14, 2011

旧友とランチ

何歳になっても、おいしいものを食べながらの女性のおしゃべりは止まらない!

場所はふらっと見つけたココで。
MODERN Catalan SPANISH “Bikini”

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これは前菜。お店では「タパス」と言っていた。

グリーンピースのスープとか、小さなバゲットにポテトサラダが乗っているものとか。。
一番右はレンズ豆とのこと。
見た目からしていい感じ!

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次は、玉ねぎイッパイのふかふか系ピザ。ホウレンソウサラダと目玉焼き添え。
玉ねぎってこんなに甘かったのか~。とつくづく感じた。
ちなみに、写真を撮り忘れたのだが、もう一品は「パスタのパエリア」。
そばめしっぽくておいしかった~。

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いつもなら、「お茶は場所をかえて・・」ということになるのだが、暑くて暑くて外に出る気にならず・・・。
食後のホットコーヒーを追加オーダーで。日本茶用のお茶碗のようなカップもおしゃれだった。

さてさて。
世の中はお盆休み。(・・・のところが多いのかな?)
おでかけ予定はないので、たまった書き仕事などを片づけたいけど。。。

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August 08, 2011

「CREA2011年9月号 大人のための読書入門」

読む時間などない・・・というか、優先順位的にいって、読書よりも他に先にしなければならないことがもっとある・・・ということは分かっているのに。
ついつい買ってしまう”読書特集”。

ステキなブックストアの特集もあったり、ながめるだけでも癒しになる~。

タイトルだけは知っているけどまだ手に取ったことのない本。
あらためて読み返したい本。
ああ・・・保管場所に困るし。
そういうことを考えると、やっぱりipad買って電子書籍で読めればなあ。

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August 07, 2011

「トランスフォーマー3 ダークサイド・ムーン」

「トランスフォーマー3 ダークサイド・ムーン」

【作品解説】
1969年、アポロ11号が月面に降り立った。人類は歓喜に沸いたが、実はアポロ11号のクルーたちには、月面に不時着したトランスフォーマーの宇宙船を地球に持ち帰るという極秘ミッションが課されていた。40年後、トランスフォーマーのセンチネル・プライムが、月面から持ち帰られた宇宙船を利用し、故郷のサイバトロン星を復興しようとする。その頃、トランスフォーマーの友人であるサムは、ワシントンDCで新恋人・カーリーの家に居候していた。

「トランスフォーマー」シリーズの完結編である本作は、マイケル・ベイ監督が初めて3Dカメラを利用して製作した意欲作。3Dカメラでロケ撮影を行っているので、臨場感あふれる映像が楽しめる。もちろん、オートボット、ディセプティコンたちの複雑なトランスフォームの様子も迫力たっぷりだ。シカゴの街を壊滅させる戦闘シーンも迫力たっぷり。次から次に襲いかかる危機の連続に、息をつく間もないほど。前2作より男として成長したサムと新恋人のカーリーのラブストーリーや、新しく登場したトランスフォーマー、センチネル・プライムとオプティマス・プライムの信念をかけた戦いなど、ドラマ部分もパワーアップ。あらゆる面で見応えのある一作に仕上がっている。
(goo映画より)

トランスフォーマーの第3作。3D版にて鑑賞。
オットの強力な推しにより観たのだが、今回もおもしろかった~。

上映時間が2時間半くらいと長い映画なのだが、まったく飽きさせず。
3Dを駆使したシーンももちろんスゴイのだが、人間関係?トランスフォーマー間関係?の複雑さもなかなか。。。ドラマとしてもよくできていると思う。

女性やお子様には黄色い「バンブルビー」が人気のようだが、オットいわく「男はなんていっても”オプティマス・プライム!”」だそうで・・・。オプティマス・プライムが、毎回最後に残す、含蓄のある一言も楽しみだったりする。

鑑賞後、気になったポイントは・・・

・オットは、お気に入りの強いオートボットがあっけなくやられて、上映終了後、結構本気でショックを受けていた。
・ヒロイン(主人公のお相手役)が第3作で変わったのだが。。。ちょっと違和感かな~。まあ、ハリウッドにはいろいろ事情もあるんだろうけど。
・ディセプティコンの船に乗っていた小さいトランスフォーマー2人(2体?)、いい仕事してくれたのだけど無事かどうか最後まで分からず・・・。なんだか愛嬌があるので生き残っていてほしい。

ちなみに、映画館で3Dメガネをつけて観たのははじめてだったのだが、トランスフォーマー本編よりも、上映前のCMの「ALWAYS 3丁目の夕日’64」の3Dの方がインパクトがあったような・・・。東京タワーの先端がこちらに向かって飛び出してくるのには本当に驚いた!そこが、3D技術を駆使する場面かどうかはおいておいて・・・。

夏休みの娯楽映画としては最高!オススメ。

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