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December 31, 2010

ゆく年

2010年、いろいろとありがとうございました。
2011年は、特に目標などは立てず、機嫌よく感性豊かに過ごしたいとだけ考えています。

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東京ミッドタウン大晦日のライトアップ風景をどうぞ。

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「インセプション」

Inception

【ストーリー】
コブ(レオナルド・ディカプリオ)は人が夢を見ている最中に、その潜在意識の奥深くにもぐり込んで相手のアイデアを盗むことのできる優秀な人材だった。彼は、企業スパイの世界でトップの腕前を誇っていたが、やがて国際指名手配犯となってしまう。そんなある日、コブの元に“インセプション”と呼ばれるほぼ不可能に近い仕事が舞い込む。(シネマトゥデイ)

恒例、深夜のDVD観賞会。
年末は、レオナルド・ディカプリオや渡辺謙の出演で話題となった「インセプション」。

レオナルド・ディカプリオ演じるコブは、渡辺謙演じるサイトーからとある仕事を請け負い、各種プロフェッショナル(夢の中の街などを設計する設計士や夢に入るときに必要な薬の調合師など)とチームを組んで危険なミッションに臨む。SFサスペンス的なくくりの映画になるのだろうが、実は、コブと亡き妻との関係や妻の実家(?)に残した2人の子どもへの想いなど人間くさい側面も盛り込まれている。
特に、妻への想いと「子どもに会いに家に帰りたい」という気持ちは、アクションも激しいこの映画のもうひとつの側面として非常に重要なポイントである。ラストシーンでそれらが一つに溶け合うのだけれど。

映画としては、ぼーっと楽な気持ちで観ることは・・・ちょっとできないかな?
緊張感もあるし、特に最初の方のシーンは観ている方もなかなか意味がとらえづらく、「今、これって夢の中でのこと?」「今、夢の何階層にいるんだ??」とか考えながらでないと意味が分からないかも。
それでも、最初の方の「???」を乗り越えさえすれば、ストーリー展開と映像展開に身を委ねるだけでOKかと。中盤から後半は、実に気持ちよくおもしろく、ドキドキしながらストーリーに吸い込まれていく。

できればDVDで、2回は観てほしい。
2回目になると、細かいシーンや夢の中での行動の意味や、夢の階層によるいろいろな違い、家族への想い、多数のロケ地の風景や凝ったセットなどまた違った切り口で観ることができると思う。1度目と2度目の見解の相違について、ともに鑑賞した人と熱く熱くディスカッションすることも可能だろう。

年末年始ならば2回観れるかな?オススメ。

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December 27, 2010

「一日一生」

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一日一生
天台宗大阿闍梨 酒井雄哉

朝日新聞出版新書

【出版社のHPより】
「一日を一生のように生きよ、明日はまた新しい人生」。現代の“生き仏”と称される酒井雄哉大阿闍梨の慈雨の言葉集。生々流転を経て、比叡山・千日回峰行を二度満行、いまだ歩き続ける。なぜ生きるのか。いかに生くべきか。人生に迷うすべての人に。

元厚生労働省局長の村木厚子さん(郵便不正事件を検察にでっちあげられ、逮捕・起訴されるも、無罪が確定し、内閣府に復帰した女性)の、つらく長い拘置所生活を支えた一冊であるということに興味を持って手にとってみた。

酒井さんという方は、現代の生き仏ともいわれるほどすごい僧侶らしい。
とてつもなく厳しい「千日回峰行」という修行を、なんと2回も成し遂げ(しかも2回目は60歳で!!)たという。。。「千日回峰行」は、4万キロ歩くことになるとかでそれは地球1周分にあたるとか。ということは、地球2周したということ??

根っから仏の道に生きてきた人なのか?といえばそうではない。
この本には、酒井さんの生い立ちなども書かれているが、30半ばで仏門に入るまでは、決してほめられた人生ではないというか、むしろ何をやってもうまくいかなかったというか・・・。結婚しても2か月くらいで奥様が自殺してしまうという悲劇・・・。

そこからいろいろあって、多くの修行を経て今の地位になったのは、この本にも書かれているように「仏さんは、ぼくの人生を見通しているんじゃないのかなあって思う」とか。でも、「道は開いてやるけれど、後は自分でもって考えなさい」って(仏さんは)言っているとも。

村木さんは、くじけそうになる気持ちを支えた、この本の言葉として、「一日を一生と思い精一杯生きる」をあげている。
ワタシが印象に残ったのは、「自分の地金は自分が一番よう分かっているでしょう」という言葉。大事なのは人からすごいといわれることじゃなくて、背伸びをすることでもなくて、ありのままの自分としっかりと向き合い続けるということ。表面をいくら金で塗っても、はげれば地金が出て、その人の本質が分かる・・・ということ。
2つ目は、よく言われていることだけれど、「教行一致」(学ぶことと実践することは両輪)というところかな。

とにかく、「生き仏」とまで言われるほどの大変な方なのに謙虚。
年末年始の一冊にぜひ。

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December 22, 2010

「ノルウェイの森」

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「ノルウェイの森」村上春樹

【出版社のHPより】
<上巻>
限りない喪失と再生を描く究極の恋愛小説!

暗く重たい雨雲をくぐり抜け、飛行機がハンブルク空港に着陸すると、天井のスピーカーから小さな音でビートルズの『ノルウェイの森』が流れ出した。僕は1969年、もうすぐ20歳になろうとする秋のできごとを思い出し、激しく混乱し、動揺していた。限りない喪失と再生を描き新境地を拓いた長編小説。

<下巻>
激しくて、物静かで哀しい、100パーセントの恋愛小説!

あらゆる物事を深刻に考えすぎないようにすること、あらゆる物事と自分の間にしかるべき距離を置くこと――。あたらしい僕の大学生活はこうしてはじまった。自殺した親友キズキ、その恋人の直子、同じ学部の緑。等身大の人物を登場させ、心の震えや感動、そして哀しみを淡々とせつないまでに描いた作品。

懐かしい表紙のこの色。
映画で話題になっているということもあり、あらためて読んでみた。

はじめてこの本を手にとったのは20数年前。大学3年生の時だった。
所属したゼミで読まなければならない本のうちの一冊(つまり必須本)であり、好むと好まざるとにかかわらず、無理やり読まざるをえなかった・・・というのが真実であるが。

当時の印象は、

「なんだか全然意味分かんない~」

読み進めていておもしろいと思ったことは一度もなかったし、ゼミで意見を求められても「う~~ん??」という感じだった。ちなみにゼミでこの本を読む主旨は、おそらく「この本から社会の動きを読む」。ということだったと思う。多分。社会学科だったし。
その時の(おもしろくない本という)印象が強烈だったので、今、再び話題になっていても、あらためて読もうという気もおこらなかったのだが。
映画主演の松山ケンイチは好き。ちなみに。

オットに「大学時代読んで、ぜーんぜん分かんなかったんだよねえ」とつぶやくと、「でも、今読んだらまた違うかもよ?」と言われる。
本をまったく読まないヤツに言われるのもどうかと思ったが、出張で長距離電車に乗ることもあり、「つまらなかったら寝ればいいや」と、軽い気持ちで再び手に取ってみた。

で、読了。

やはりそんなにワタシの好みではないが、それでも大学時代に読んだときよりも全然ストーリーの中に入っていけた。
年齢を重ねると感じえるものは違うんだなあと発見。
「喪失」も「再生」も、あの頃の自分には分からなかったと思う。今ならば・・・少し分かるようになったのかな?

今。あえて。
一定の年齢以上の方にオススメしたい。

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December 16, 2010

ウーマン・オブ・ザ・イヤー2011

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日経WOMAN1月号にて、恒例のウーマン・オブ・ザ・イヤー発表!

今年の大賞(総合1位)は、東芝の研究開発センターでグラスレス3Dテレビの製品化を可能とした主要技術を開発した福島理恵子さん。一児の母でもある。

その他の受賞者はコチラ

みなさんそれぞれ、継続して努力をし、シゴトの場を切り拓いていっているという点では共通する。

雑誌の中では、5名の審査員による選考過程が公開されている。
それを読むと、審査員の方々はそれなりに自分の視点ももちつつ、バランスよく見ているなあという印象を持つ。

日本銀行初の女性支店長、清水さんの選出の際は、結構意見がわれたとか。
ある審査員は、「男性社会の中でトップを担えることは素晴らしい」と発言し、ある人は、「そうはいえ、大企業の正社員はやはり恵まれた存在だから」と言っている。
確かに両面があることは事実だ。

ワタシが、もし、キャリア関連のことをバランスよく見ることができるとすれば、企業人として働いたことがあり、さらに、個人事業主として一人で働いていたこともある、ということが大きな要因になっていると思う。
それぞれにメリット・デメリットがある。
働く立場で考えても、いろいろある。決して、どちらかがよくてどちらかが悪いということはない。

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December 14, 2010

まちはすっかり

クリスマスの様相!

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@東京ミッドタウン。

あわただしいなあ。あっという間に2010年が過ぎていく~。

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December 07, 2010

「エアベンダー」

Airbender

エアベンダー

『シックス・センス』『サイン』のM・ナイト・シャマランが放つ究極のアクション・スペクタクル超大作。気、水、土、火という4つの国が存在する世界を舞台に、戦乱の世に調和をもたらす“エアベンダー”の少年アンの戦いの物語が展開する。主人公アン役の新星ノア・リンガーほか、『スラムドッグ$ミリオネア』のデヴ・パテルらが出演。『ロード・オブ・ザ・リング』のスタッフによる、驚異のスペクタクル映像が見どころ。

【ストーリー】
気、水、土、火の4つの王国が均衡を保つ世界。しかし、火の王国が反乱を起こし、人々の平和が脅かされる事態に。気の王国の生き残りであり、気を操ることができる“エアベンダー”、アン(ノア・リンガー)に希望が託される。しかし、彼が世界に調和をもたらすには、気、水、土、火の4つすべてを操る“アバター”を目指さねばならず……。(シネマトゥデイ)

恒例化しつつある、深夜のDVD鑑賞会。
先週のオット・セレクトは、オットが観たくて観たくてたまらなかったという「エアベンダー」。

「絶対面白いから!イチオシ!」というだけあって、観る人を飽きさせない、ドキドキおもしろい展開だった。

火の国の王子の、親子の確執(理由は不明)とか、王子のおじさんの人格者ぶりとか。
水の国のベンダーの女の子の、最初の方の技の下手さっぷりとか。
アバターの少年アンの、アバターとしての力を持つだけに感じている重荷や苦悩や孤独とか。

どうも3部作となる予定のようで、エンディングには含みがあり、「はいっ!めでたし!」ということにはならない。それを「いやらしい」ととる人もいるかもしれないが、ここはひとつ、次回の展開や人間関係の変化を予想しつつ次の公開を待つ・・ということで!

でもなんといってもこの映画でのワタシの一番のお気に入りは・・・

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December 06, 2010

再会

かつて同じ職場でシゴトをしていた先輩Aさん(企業勤務時代ではなく・・・)と再会し、お茶をしながらいろいろと話した。

Aさんは、今は独立コンサルタントであり、いくつかのコンサル会社とパートナーシップ契約を結びながらシゴトをしているが、次の契約まで少し間があるので、この機会にいろいろな人と会い、これからの展望を探っているということだった。
(ワタシと話して「展望が探れる」かどうかということは謎すぎるが)

近況、会っていなかった期間に起きたこと、ご家族のこと、懐かしい話し、これからの予定など、1時間半くらいの時間だったがいろいろ話すことができて楽しかった。
何よりも、期間が空いても「あのとき一緒にシゴトをしたラムラボさんに会ってみようか」と思いだしてくれたことが、ワタシとしてはありがたくうれしい。そのシゴトにそんなに貢献できていたかどうかなど分からないし、一緒に働いていてよかったと思われているかどうかも分からないし。。。それでも、一緒に働いたことのある方が、「元気?話したいねえ」と、言ってくださることがうれしい。

ちょうどいいタイミングで、同じ職場でシゴトを一緒にしていたBさん(やはり今は独立コンサルタント)から、自社のWebサイト開設のお知らせメールをいただいた。
一斉メールだと思うので、返信は躊躇していたが、思いたって「Aさんとお会いしましたよ。Bさんはお元気ですか?」というメールを出してみた。
返信に「ラムラボさんのことは忘れていませんよ!同じ職場でシゴトをしたこと、忘れるわけないでしょう」と。
少しは心に残る「同僚」でいれたのかな?

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December 05, 2010

虎太郎術後1週間

THE☆去勢手術!

先週の土曜日に、行きつけの動物病院に預け、その日の昼間に手術を受け、そして翌日日曜日に引き取りへ。
去勢や避妊といった比較的簡単な手術であっても、全身麻酔をするため、必ず病院で1泊して様子を見てから飼い主に引き渡すという方針の病院なのだ。

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怖い怖い・・・。

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「おとーさん、怖いよ。」
「コタ!男だろ。しっかりするんだ」
(という会話が男同士なされているのかどうか)

無事、2つのかわいいお玉は取られ。
術後も順調。病院で出されたカリカリゴハンを相当量食したようで。
その点はやっぱり、3ムスメ。たちより図太いのかなあ。

帰宅後も、エリザベスカラーで動きが制限されること以外はまったく元気!ダイのときのようなひきこもりもなし。

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エリザベスカラーとも昨日でお別れ。
いよいよ元気に飛び回っているコタ。

動物病院の先生曰く・・・

・手術をしたからといっておとなしくなるわけではありません
・この子はあと一回り、いや、もっと大きくなるなあ

マジでorz
まあ、元気ならばいいか。
コタはお腹も強く、本当に育てやすいいい子。暴れる以外は・・・。

むしろ問題児はこのお方。

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