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October 31, 2010

「タイタンの戦い」

恒例、休日前日に開催される深夜の映画鑑賞会。。。
今回のタイトルは「タイタンの戦い」。

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実は、オットはすでに一度レンタルしていて、一人で2回くらい観ているとのこと。はずれなしだし、もう一度観たい!ということで、再度レンタルしてきてくれた。

【amazon.comによるあらすじ紹介】
神とは、人間を守ってくれる存在ではなかったのか?あろうことか、ペルセウス(サム・ワーシントン)は、愛する家族を神に殺される―。
時は古代ギリシャ世界。神の王であるゼウス(リーアム・ニーソン)を頂点に、神々が君臨していた時代。ゼウスは人間を創り、彼らからの崇拝と愛を糧に不老不死を保っていた。
しかし、傲慢で自分の欲望を満たすためには何でもありの神々に、人間は反旗を翻すようになっていった。神と人間の争いは日常と化し、漁師を営むペルセウスの家族はそれに巻き込まれ、冥界の神ハデス(レイフ・ファインズ)に船ごと沈められたのだ。

オリンポスの神殿では、人間と和解しようと主張する12神と、それを拒むゼウスが対立していた。そこへハデスが現れ、人間を懲らしめる時が来たと進言、その役を任せてくれと申し出る。弟のゼウスに冥界へと追いやられたことを恨むハデスには、密かな企みがあったのだが、怒りで我を失ったゼウスは、ハデスの提案に乗ってしまう。
かねてより神々を侮辱していたアルゴス国の国王と王妃の前に出現したハデスは、10日後の日蝕の日に海の魔物にして、無限大の大きさを誇るクラーケンを放ち、都を滅ぼすと宣言する。ただし、王女アンドロメダを生け贄に差し出せば、破滅は逃れられると―。

神々と互角に戦える男は、ひとりしかいない。神の血を引くペルセウスだ。ペルセウスは、家族の仇を討つために立ち上がる。

あくまで人間として。世界の存亡をかけた戦いの行方は―?

すごーくおもしろかった!
でも、一度観ただけでは、神と神との関係やら、神と人間のことやら、把握しきれないことが多いかも。ワタシも、一通り観おわった後、もう一度冒頭のナレーション(による背景の説明)をよーく聞いて、分かった・・・という感じかな。
「神」が意外にひどくて、感情的で、煩悩まみれで・・・という点が非常に印象に残った。アクションシーンはもちろん迫力があってひきこまれるが、煩悩にまみれてちょっとひどいくらいの、神の生々しい感情が渦巻いている様なども見どころアリ!

おそらく第二弾が出るだろう・・・と予想。その時は、映画館まで出向いて、3D版で大きなスクリーンで鑑賞したいな。

この第一弾に関しては、DVDで何回か繰り返し観ることを前提で、オススメ!

オットは、「CGの素晴らしさ」に、「すげー。すげー。」と感動していた。

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October 27, 2010

黒めがね

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7,350円也。

時々めがねを衝動買いしてしまう。
大学時代までは2.0を誇る視力で、めがねをかけている人に憧れていた。おそらく、緑の多い場所で育ち、木登りを習慣とし、遠くを見てはいろいろ妄想していた幼い頃の体験が、視力強化に役立っていたに違いない。
しかし、社会人になり急速に視力は落ち・・・。視力が弱いことの不便さが理解できた。

今の視力はたぶん0.3くらい?もう少し落ちているかも。

単純近視+そろそろ○眼(いやな響き・・・)なので、レンズはよくあるパターンでOK!安いめがね屋さんのめがねで全然OK!衝動買いできるお値段で済むから。。。
ちなみにオットは出会った頃からめがね着用。コンタクトはイヤなんだそう。で、乱視も入っていて、さらにそろそろ○眼・・・ですからしてレンズ自体が複雑になってしまう。
さらに、オサレフレーム(999.9ブランドを愛用)にこだわるので、新しいめがねの購入は、とんでもない高い買い物になり、衝動買いとかは無理。どちらがいいのかは分からないけど。

今まで持っていない黒フレームを購入!

Zoffのサファリシリーズ。つるの部分の内側がアニマル柄になっていてカワイイ~。ワタシが買ったのは、「ダルメシアン柄」だと思っていたが、公式サイトによれば、「チーター柄」みたい。

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子チーターは結構かわいい。

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October 26, 2010

虎太郎、はじめての秋

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「ゆう姉が、”お出迎え”と”カメラ目線”を教えてくれたよ」

猛暑ということもあり、何をしでかすかも分からず、ワタシたちの留守中はケージの中での暮らしを強いられていたコタこと虎太郎。
あの暑さの中、エアコンのリモコンでも勝手に押して止められたら、4ムス。全員熱射病で倒れるっ!それ以外にも、水飲みに突入してこぼしたり、ティッシュペーパーを出しまくって散らかしたり、綿棒を入れ物から全部出したり・・・。

秋になったこともあるし、休日に部屋に解放していたコタの様子から、もう大丈夫かな?と、留守中も完全解放することに。大きく育ったコタにとっても、ケージはかなりストレスだったと思うし。本当はもっと早く出してあげたかったのだけど、なにせあの暴れようでは。

お姉との関係はまずまず。
団子にはまだなれないし、コタからしかけてお姉が嫌がってシャーッとしたりはするものの、同じ空間にいても特に問題はなし。お姉たちがマイペースなのが良い方向に働いているのかも。

コタは、のびのび暮らしている。

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たたみかけの布団の上を占領!

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この週末に出した、ねこ用こたつ略してねこたつの上のあったかいところを占領!(さすがに、こたつの中はお姉が譲らなかった)

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こーんな大きくなって!
これからどれだけ巨大化するのか・・・ちょっと怖いなあ。

ダイがシッコをした後のトイレに入って、一生懸命砂をかけたり。
「オレだって努力してるんだよぅ。お姉たち、認めてくれよっ!」

そろそろ去勢手術をしなくては。
性格、少し変わるかな?いたずらがおさまり、少し穏やかになるといいんだけど。
食欲もっと旺盛になって、マツコデラックスみたいなオカマねこちゃんになったりして。

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October 25, 2010

「アイアンマン2」

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アイアンマン2

なぜかサウンドトラックだけ先に買っていた「アイアンマン2」。
10月22日DVD発売ということで、さっそくレンタルして、金曜日の夜中に上映会。

このヒーローは、若くてイケメンというわけではないし(おっさん・・)、ジャンクフードが好きで自己顕示欲も強くて衝動的で女好きで、人としてはどうなの?という所も多々ある。
まあ、おっさんなんだけど子どもっぽいところもたくさんあるという。。。
← こういう人、あなたの身近にいません?ワタシの身近にはいますよ~。一緒にこのDVDを観た人とかね。

公式サイトのキャラクター紹介欄にも、「世の中の悪と日夜戦うが、若くはないのでドーナツ屋などで時々休んでいる」という一文が(笑)。
なんとも人間くさいヒーローだ。

若干前置きが長くて戦うシーンが少ないかなあという不満もあるが、「2」はあくまでも、「3」に向けたさまざまな伏線を張っておくという位置づけの作品なのかな?とも思ったり。

敵役のミッキー・ロークにはちょっとびっくり。いや、なんといっても「ナインハーフ」のイメージが強すぎて。

今回の作品の一番の泣き所は「亡き父との和解」かな?
全体的には単純明快。スカッとしたいときにオススメ。シリーズ3作目も楽しみだな~。

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October 24, 2010

「きのう何食べた?」第4巻

映画「大奥」の原作も描かれているよしながふみさんの作品。
概要は以前の日記参照。

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第4巻が出たのでさっそく購入。
レシピ本として期待して。

今回、筧(主人公)が作る家庭料理は、煮込みハンバーグに筑前煮にかきあげ、手羽先と大根の煮込みにキャラメルリンゴ、玉ねぎたっぷりの豚の生姜焼き、ナポリタンなどなど。

副菜のレシピも入れればかなりたくさん!これは参考になるわ。

豚の生姜焼きは、このレシピで作れば豚肉少なめでいいので経済的。
キャラメルリンゴはいただきモノのリンゴが大量に余ったときに。。。
そしてハンバーグ。ワタシも玉ねぎは炒めない派。筧は本当に生で入れていたが、ワタシはバターを少し落としてレンジでチンして、冷まして、肉に混ぜることが多いかな。。。(っかつて通っていた料理教室の先生のテクニック!)

もちろん、ストーリーも淡々としつつおもしろい。
今号もオススメ!

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October 19, 2010

秋の海

先週、仕事関係の所用により、湘南方面へ・・・。

仕事を終え(非常に親切にしていただき、感謝!)、開放的な気分になって、そこから徒歩10分くらいの湘南の海岸へGo!
秋の夕方の(しかも平日の)海は静かで。

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今度はゆっくり。
「海を見る」ことだけを目的に行きたいな。

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October 18, 2010

卒業生がやってきた(アポなしで)

入試業務のため、休日出勤だった昨日、面談を終えて部屋に戻ろうとするところで、3年前の卒業生数名に遭遇。

「どうしたの!?」
「いや~。Yちゃんが結婚することになって、先生たちに一言もらおうと思って学校に来た!」
「(主な担当だった)先生には連絡してきたの?」
「してない~。でも、さっき会えた~。」

”たまたま”出勤していたということよ。

もう、立派な社会人なんだから、事前に連絡して来いよ~と言いつつ、
「学校好きだから何かあれば遊びにくるよ~」
「入試しているんだ~。ワタシたちが宣伝するよ~」
なんてあっけらかんとしている彼女たちがほほえましい。
結局、たまたまいただいたお菓子があったので、差し入れ(というのか?)してあげたけど。

でも、学校に来るのが楽しみということは、いい思い出といい友人が作れたということであり、すごい財産だよなあと思う。少なくとも、「学校にはいやな思いしかない」というよりずっと幸せなこと。

そういえば、先日オットと「今度、横浜某所に行ってみるか!」という話しで盛り上がった。
「横浜某所」とは、母校がある土地であり、大学1・2年という最も自由で楽しい時間を過ごした場所。
ウワサによれば、駅周辺が再開発でかなり変貌しているということなので、ぜひとも行って確認しなければ・・・。当時は運転が荒っぽく、ホスピタリティという言葉の片りんも見受けられなかったKバスはサービスがよくなっただろうか?そんなことも確認したい。

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October 16, 2010

「ほぼ日手帳2011」到着!

今日立ち寄った近所の書店。
先週入ったときにはテーマ別のベストセラー特集をしていた棚が、全面手帳コーナーになっていた。。。
そして、ドア横にはカレンダーコーナーも!
もう、そんな季節。

で、来年もワタシは「ほぼ日手帳」を使用する予定。
注文していた、2011年版の手帳が本日到着~。

55種類の中から迷いに迷って結局・・・

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「ナイロン・エバーグリーン」に決めた。

ほぼ日手帳2011公式サイトによれば・・・

「若葉の頃から太陽の光をいっぱいに浴びて十分に育った葉っぱの色をイメージした生命力あふれるグリーン」だそう。元気な一年を送れますように・・・という願いをこめて。

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October 14, 2010

アレック・ディクソン賞(ボランティア学習推進部門)

高知商業高校生徒会とともに、2010年度アレック・ディクソン賞を受賞したのは、広島県の「大野子どもクラブ」。「ビッグ・フィールド大野隊」の名のもと、地域の小中学生を中心に活発な活動をしている。

受賞理由は、「町の合併や教育政策の変化に柔軟に対応し、子ども主体の体験活動・ボランティア活動を地域ぐるみで推進する活動に敬意を表し」ということ。

現在の役員の中学生と小学生、一応卒隊(?)し、「見守り隊Jr」として活動する高校生が受賞式に参加していた。
受賞のスピーチでは、かわいらしい資料(出たー!模造紙!)を使ってプレゼン。

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大学生のお兄さんお姉さんと一緒に語り合う分科会にもちょこっと参加していてかわいらしかった。

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ちなみに、卒隊した高校生は「見守り隊Jr」で、地域の大人たちは「見守り隊」を結成しているとか。「見守り隊」の申し合わせ事項は、「子どもは失敗することも学びのうち。手出し口出し無用!とにかく見守り支え、そして、がんばったことを誉めてやる、時には本気で叱る」。(←いただいた活動紹介資料より)
高校生や大人たちの子どもへの関わり方に関する説明を聞くごとに、そんなに大きくない市の中で、地域と子どもたちとが縦につながっているということを実感する。

ただ、こういう、子どもと大人の関わり方って、一昔前までは、このように組織化しなくても、宣言しなくても、地域の中で普通に行われていたことなんじゃないかなあと感じた。
特に、都心部ではない廿日市市大野地域のようなタイプの地域であればなおさら。。。
でも、今や、都心部だとか地方都市だとか山間部だとか・・・といったことを問わず、何らかのしくみを作らないと、どんどん縦の関係が希薄になっていくのかな?
子どもたち(大野隊の場合は、小中学生)が自発的に動き出すしくみ・きっかけは作っておいてあげないと、主体的には動けないのだろうなあ。。とも思った次第。

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October 10, 2010

福田靖さん

福田靖さん。

「龍馬伝」「HERO」「CHANGE」「ガリレオ」「海猿」・・・の脚本家。

先日わが家に送られてきた大学の同窓会誌にインタビューが掲載されていた。
同窓会誌に掲載される・・・というくらいだから、先輩なのだが、福田さんは実は卒業はしていない。単位不足で中退。そこから劇団員とアルバイトを経て、脚本家になったそうだ。

通常であれば、卒業生を取り上げることが多いインタビューだが、母校の場合、中退した人の方が有名だったりする場合も結構あるので(笑)。

で、福田さんのインタビュー。
いろいろと興味深かった。

山口県から上京し、大学に入学したものの、浪人時代の勉強で燃え尽き。。。東京の通勤ラッシュに勝てず1限はすべて出席放棄。放送研究会でのラジオドラマ作りに没頭。
当時からしたらよくあるパターンである。←ワタシが大学生だった時代は、こういう先輩、まだよくいた。

大学で学ぶ専門教育は役に立たなかったかもしれないが、サークルで仲間と会い、ラジオドラマ作りに没頭する機会を与えられた・・・という点においては、大学は才能の開花に貢献しているのかもしれない。

「群像劇が得意」という福田さん。
これからもいいドラマをたくさん書いてほしい!

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October 05, 2010

桃林堂の小鯛焼

週末、上野に行った際に立ち寄った和菓子屋さん「桃林堂」。

せっかくなので、名物「小鯛焼」2個入りを2箱購入。

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かわいらしい小さな鯛焼きが2匹(?)仲良く箱に入っている。
もちろん!老舗の和菓子屋さんだけあって、味もバッチリ!

実は、この小鯛焼き、ワタシたちの結婚式に参列していただいたみなさんにお渡しした、思い出のお菓子。
ミッション系の大学内のチャペルの結婚式に鯛焼き。。。マドレーヌでもクッキーでもチョコレートでもなく、小さい鯛焼き。一応ツガイで2匹入り。このミスマッチがワタシたちらしいとセレクトした。
結婚式の時は青山の店舗から配達してもらった。しかも総数120箱。大学時代の友人等が、同窓会を兼ねてたくさん参列してくれる予定だったので多めに発注し、余った分は、その後身内での食事会をしたホテル内のレストランに運搬し、介添えさんや着付けの方、ヘアメイクさんなどに差し上げ、喜んでいただいた。

週末に行った場所と、桃林堂上野店が近いことを知り、久々に食べたいなあ・・・と思い、お店を訪ねた。
時々通りかかる青山店とはまた違う趣のお店。お店の中では、60歳を過ぎたと思われるご夫婦が仲良く抹茶とお菓子をいただいていた。

帰宅後、オットにパッケージを見せると、
「おおお~っ!覚えているよ~」という反応。

甘すぎず、皮が厚めであんこがぎゅーっとつまっている味は変わりなく。
ちょっとしたお土産にもオススメ!

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October 04, 2010

Rummyの季節がやってきた2010

おとなの味。
Rummy~♪

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今年もRummyの季節がやってきた!
(冬限定の味だから)

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October 03, 2010

アレック・ディクソン賞(ボランティア学習実践部門)

恥ずかしながら、アレック・ディクソン氏のことは今日までよく知らなかった・・・。

アレック・ディクソン賞とは、日本ボランティア学習協会により創設された賞であり、「ボランティア学習教育部門」「ボランティア学習実践部門」「ボランティア学習推進部門」の3部門が設置されている。

上野の国立教育政策研究所・社会教育実践研究センターでこの土日に行われているフォーラムの初日に授賞式があり、幸運にも、受賞者のスピーチまで聞くことができた。

実践部門の受賞者は、高知市立高知商業高校生徒会。
「高校生による新たな社会経済活動”社会的起業”に向けた先駆的取り組みに対して敬意を表し、本章を贈呈するものである」とのことである。

高校野球が強い学校・・というだけではなかった。1994年からラオスと国際交流をはかっている。詳しい活動内容はコチラ。高校の公式サイトの中に紹介がある。活動テーマは「ラオスと高知の発展」。

高知商業からは、立ち上げからこの活動にかかわっているという教頭先生と、生徒会を代表して執行部の男子高校生がいらしていた。スピーチも非常に分かりやすく、熱意が伝わるものだった。
教頭先生、話し上手すぎ!と思ったら、やはりいろいろな場で講演をされることが多い様子。いや、本当にプロかと思うほど分かりやすく聞き手をひきつける話しだった。

授賞式後のシンポジウム&パネルディスカッションでは、教頭先生と男子高校生で、活動の概要やこれまでのプロセスなどを発表されていた。「百貨店ではなく、商店街で売ろう」とか、活動を進めるうちに、ラオスの支援だけではなく、高知のまち・商店街活性化にもつながるという双方向型のボランティア学習になったとか。。。先輩から後輩に活動が引き継がれ、いまでは「海援隊型国際貢献」と呼ばれるようになったとか。

こういった活動にかかわることは、高校生にとって非常に意義のあることだと思うし、成長にもつながるものだと思う。
ただ、最後に、高知商業の教頭先生による問題提起には考えさせられるものがあった。

「この場には、大学の先生方も多くいらっしゃると思う。そこで、問題を提起させていただきたいのだが、たとえば、こういった活動をしてきた高校生を受け入れる土壌が大学にはあるのか。せっかく活動を通じて学び、成長し、将来のことを考えることができるようになった高校生が、いざ大学に入学しようとすると高いハードルがある。特に、(高知商業は)商業高校の場合、一般の大学の入試用の科目の点数となると、普通高校とスタート時点で差がついてしまうことが多い。一時はAOでなんとか活動をアピールして・・・入学する生徒も多かったが、今度はAO入試廃止論や、AO入試にも学力試験を!という声が高まっている。高校でのボランティアによる学びを継続し、さらに発展させ、将来に役立てようとしても、受け入れてもらえないという現実がある。」

レポート作成など最低限の学力は、入学後も就職のことを考えても必要なわけだが、偏差値偏重になってしまい、このような活動実績や活動に参加したことによる成長過程を見もせずにきってしまうのも問題。
難しい問題だわ、ホント。

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