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September 03, 2010

「阪急電車」

Hankyudensya

阪急電車」有川浩

【出版社のHPより】
恋の始まり、別れの兆し、そして途中下車……関西のローカル線を舞台に繰り広げられる、片道わずか15分の胸キュン物語。大ベストセ ラー『図書館戦争』シリーズの著者による傑作の連作集。

阪急今津線を舞台とした物語。
宝塚駅からスタートし、西宮北口駅へ。そして折り返して宝塚駅まで。
ワタシはこの沿線にはまったく縁がないのだが、もし、乗ったことがあったり、馴染みのあるエリアだったら、いっそうわくわくして読み進めることができたと思う。

もちろん、この沿線を知らない読者でも十分に楽しめる。
基本駅には、「胸キュンキュン」・・・時に「胸ズキズキ」のストーリーだ。
出版社による紹介文の通り「連作」であるが、ふつうの連作よりも分かりやすい。電車(とその沿線)を舞台にしているため、「往路」と「復路」が明確であることがその理由ではないかと思う。登場人物がどこの駅を主に使っている人で、どうつながっているのかが、まさに「線」として描かれているのだ。

やっぱり電車はおもしろい。
いろんな人生が交錯し、乗ったり降りたり乗り替えたり・・・。
電車内での人間観察はワタシの趣味だが、この本をきっかけに、今まで以上に車内の様子をガン見するようになってしまいそう・・・。そして、一人っ子女子気質が炸裂し、妄想してニヤニヤとかしちゃいそう。
「他人をじろじろ見んな!」とオットに注意されるだろう。。(←よくあること)

ほっこりした気分になりたいときにオススメ。
妄想癖のある方は、身近な(もしくは思い出の)沿線で、自分だけのストーリーを作ってみるといいんじゃないかな~。

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Comments

偶然、有川浩さんの「フリーター、家を買う。」を読み終えたところです。有川さんの本を読むのは初めてでしたが、恋愛モノが得意な方なのでしょうか。後半、ドキドキしてしまいました。
こちらの本もぜひ読んでみたいです。
当たり前だけど、電車に乗っている人、一人一人がいろんな人生を背負っているんですよね。

Posted by: miki_renge | September 03, 2010 at 06:26 AM

> miki_rengeさん
有川さんは、ライトノベル出身らしい(?)ので、軽妙で読みやすいのかと。
「阪急電車」も小気味よいです。恋愛部分に関しては、懐かしさを感じます(笑)。

すぐに読めますのでぜひぜひ♪

Posted by: lamb_labo | September 03, 2010 at 06:57 PM

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