大学と地域貢献
土曜日ではあったが、採点のため勤務先へ・・・。
採点は・・・なかなか進まない。
出勤したのはほかにも理由があった。
本学におけるゼミ的な授業のうちのいくつかのクラスがお世話になっている、近隣地域で実施されるビアパーティに参加しよう、ということで。ワタシを含め4名の先生が参加予定だったので、学校で待ち合わせて徒歩で行った。
ワタシは初めての参加だったのだが、主宰の方も含め、楽しい方が多く、会話もはずみ、楽しかった。
ちなみに、本日の会場は、学校近くの商店街にある焼き菓子屋さん兼カフェ。
ここは、「心の病をかかえる人が働くお店」であり、福祉施設としての役割も果たしているとのこと。焼き菓子はおどろくほど安くて、おいしい。
たまたま隣に座った女性が、この店で働いているとのことで少しお話しをさせていただいたが、「困ったお客様もいる」「大変なこともある」「でも、楽しい♪」とニッコリされていたのが印象的だった。
福祉関係には今もってまったく明るくないワタシだが、高校・大学とボランティア活動自体には少し興味を持っていた。働く人(心の病をかかえている人)、それを支えている人のお話しを直接聞くことで、さまざまな気づきがあった。
「大学における地域貢献」がさかんに言われているが、研究ありきの頭でっかちな「地域貢献」になっていないか、考えないといけない。ときには、今日のように、地域の人々の中に入り込んでいろいろな話しを聞くことが必要なのではないかなあ。
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