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August 31, 2010

「ゴールデンスランバー」

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ゴールデンスランバー

【ストーリー】
凱旋(がいせん)パレード中に首相が暗殺された仙台、宅配ドライバーの青柳(堺雅人)は、久々に再会した旧友の謎の言葉を聞いた直後、警官から突然銃を向けられる。訳もわからず逃げ出した彼は、身に覚えのない証拠と見えない力によって無実の首相暗殺犯に仕立てられていく。絶体絶命の中、青柳は大学時代の仲間たちに助けられながら逃亡を続けるが……。
(シネマトゥデイ)

謎の巨大組織の陰謀(?)。
マスコミによる情報操作。
卒業以来、バラバラに生きていた大学時代の仲間たちとのつながり。
ちょっと変わった人たちの手助け。
両親の想い。

ありとあらゆるところに伏線がはってあり、ちょっとしたセリフや表情や風景などが後になって「あっ、そうか!そういうことか!」と効いてくる。
そういう部分も含め、とってもよくできた映画だが、一度ですべてのしかけを理解することは難しいかも。

タイトルは、もちろん、ビートルズの「Golden Slumber」から。

Once there was a way
To get back homeward
Once there was a way
To get back home・・・

「大学時代に”よき仲間との想い出”がある人は、結構ぐっとくるかもしれない」と、観た後にオットと話した。

スリルあり、でもちょっと笑えるシーンもあり。
オススメ。

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August 30, 2010

水の花火@東京ミッドタウン

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うーーーん。写真下手すぎ。

東京ミッドタウンの公園(?)で、昨日まで行われていた夜のイベント「水の花火」。
昨日が最終日・・・とも知らず、たまたま買い物に行ったらすごい人出で・・・。

買い物をしてアイスを食べ終わったころに、ちょうど時間という感じだったので、混雑にめげずに見物。
この夏の猛暑、「水を噴き上げて花火のようなものにする」と聞くだけで少し涼しげになるというもの。
初めて見るものだけに、珍しくて楽しめた。広場にいくつか設置されている水の打ち上げ台(と思われるもの)から水が噴きあがる。それに、音楽とレーザー光線の演出が・・・というもの。打ち上げた後に、ミストが少しかかるのもむしろありがたかった(19時半にして、おそらく30度超えと思われたので・・・)。

あえて言えば、普通の花火の「ドーンッ」に近い音の演出があれば、もっと盛り上がったかな~。

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August 28, 2010

情報システム教育学会

今年は全国大会に参加。

各種研究会にも参加せず、発表もせず、会費を支払い会報をいただいているだけ・・という幽霊会員だったが、やはり行けば刺激を受けるもの。
オンラインでしかお話しできない(できなかった)方々と、初めてリアルでお会いできたり、久々にお話しできたり。「この方とこの方が実はつながっていて・・・」といったことが判明し、「世間は狭い」と痛感したり。
同じような境遇(職場環境だったり、取り組んでいるテーマだったり)に置かれている方と共感できる話しができたり。

研究とはどういうことなのか。
この世界で、今の状況で今後やっていける?のか。

ということを考えようと、腰をあげて参加した全国大会。
帰宅後、しっかりと内省したい。

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August 20, 2010

「青い鳥」

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青い鳥」重松清
新潮社文庫

【出版社のWebサイトより】

村内先生は中学の非常勤講師。国語教師なのに吃音を持つ先生の、一番大切な仕事は、ただ「そばにいること」。「ひとりぼっちじゃない」と伝えること。いじめ、自殺、学級崩壊、児童虐待……子どもたちの孤独にそっと寄り添い、だからこそ伝えたい思いを描く感動作。すべての中学生、中学生だったすべての大人に捧げる救済の書。

この本を原作とした映画(阿部寛主演)のポスターが、たまたま町内会の掲示板に貼ってあった。その映画は、文部科学省の推奨映画かなにかになっていて、子どもたちの夏休み期間中に、区で上映会を開催する・・・という内容の掲示だったと思う。
「そういえば、封切り時に話題になっていたかも・・・」と考えながら、所用を済ました後、たまたま時間つぶしに立ち寄った書店で、原作の文庫を見つけ、手にとったという次第。

主役は、中学の非常勤国語教師の村内先生である。吃音があり、ふつうに考えたら、教師・・・それも国語担当・・・としてはふさわしくないといっていいかもしれない。
でも、村内先生は、「うまくしゃべれないから、たいせつなことしか言わない」。
村内先生は、「ひとりぼっちになってしまった子」にたいせつなことを伝えて、学校を去っていく。そして、また、先生を必要とする生徒のいる違う中学校へ行くのだ。

ひとりぼっちになってしまった子を「助けた」とも「救った」とも言わない。
ただ、「よかった。間に合って。」とほっとした顔でそばで微笑んでくれる。

そんな人間になれたら・・・いいな。

出版社のWebサイトにある通り、「すべての、かつて中学生だった大人」にオススメしたい。

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August 19, 2010

ほぼ日手帳2011

使い始めて早数年。
2011年版は55種類。

カワイイカバーがたくさんでなーやーむー。。。

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August 18, 2010

むらさきネイル

あまりの暑さに、外出時(公務以外)のときは、ビルケンシュトックのサンダルなどを主に履いている。ストッキングは断固拒否!

やっぱり、ぺティギュアくらいしておかないと。

手の指のネイルはプロにやっていただいているが(ものぐさめんどくさがりのワタシの唯一の・・オットにすら、「それくらいやった方がいい」と言われるもので)、さすがに足の指までは。。。

というわけで、ドラッグストアに行ったついでに安いネイルを購入。
キッチンペーパーと防虫剤と一緒に。

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むらさきのラメ。
足はこれくらい濃い色でOK!だと思う。

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August 17, 2010

虎太郎、2回目のワクチンへGo!

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「虎太郎ッス!なんだか透明のふたがついた変な入れ物に入れられて、でかけて来たっス!」

子どもの頃の(初めての)ワクチンちうしゃは、2回うたなければならない。
虎太郎、初回は、保護主さんがきっちり行ってくれていた。
そしていよいよ2回目。。。
わが家では、姉たちが、病院に行くとアレアレな状況なので、虎太郎の場合も、かなり覚悟をして連れていった。。。

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ゆう「がんばれよ!」

通院に関しては、君の方ががんばれ、ゆうよ。
ゆうは、病院で大暴れするのだ。(というか、病院に行く道すがらからすでに大暴れ。キャリーが揺れる揺れる)

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ダイ「アタシじゃなくってよかった(ほっ)」

この方の場合、まず、キャリーを持ち出しただけで室内大逃亡。病院に連れていったらいったで、鼻を真っ赤に濡らして口呼吸するくらいビビる。

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ちう「長女として、検討を祈っときます」

この方は固まり系。診察台にあがると、腰をぬかさんばかりにへろへろに。

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「うーん。ちょっと不安になってきたぞ。」

しかし!
病院に行ってみれば、先生も看護師さんも、
「虎太郎、かわいい~」「イケメンになるよ~」と大絶賛。
なぜか(?)病院でもすごーくいい子ちゃんで、家での暴れん坊ぶりとは違っておとなしく。
道中も暴れることなく、じっとしていて。。。
なんだ、この子は。外面のいい子???

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「大したことなかったッス」

4猫目にして、やっと、「普通に病院に連れていくことができる子」に遭遇したという感慨は大きいけれど、虎太郎はおそらくかなり大きく育ちそうなので、今後、病院に連れていくときは、「重さ」で苦しみそう。

お姉たちにとびかかっていくクセは治らないものの、仲良くゴハンを食べる程度に、関係は接近中。

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August 16, 2010

「永遠の0」

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永遠の0」百田尚樹著

【出版社のWebサイトより】
「生きて妻のもとへ帰る」
 日本軍敗色濃厚ななか、生への執着を臆面もなく口にし、仲間から「卑怯者」とさげすまれたゼロ戦パイロットがいた......。
 人生の目標を失いかけていた青年・佐伯健太郎とフリーライターの姉・慶子は、太平洋戦争で戦死した祖父・宮部久蔵のことを調べ始める。祖父の話は特攻で死んだこと以外何も残されていなかった。
 元戦友たちの証言から浮かび上がってきた宮部久蔵の姿は健太郎たちの予想もしないものだった。凄腕を持ちながら、同時に異常なまでに死を恐れ、生に執着する戦闘機乗りーーそれが祖父だった。
 「生きて帰る」という妻との約束にこだわり続けた男は、なぜ特攻に志願したのか? 健太郎と慶子はついに六十年の長きにわたって封印されていた驚愕の事実にたどりつく。
はるかなる時を超えて結実した過酷にして清冽なる愛の物語!

ひょんなことから、戦死した祖父「宮部久蔵」の姿を探りはじめた、現代に生きる姉弟。
姉は駆け出しのフリーライターで、弟は司法浪人中。若い2人が、宮部久蔵の元戦友を訪ね、証言を得、宮部久蔵の真の姿が徐々に明らかになっていく。

ワタシが思う、この本「永遠の0」の最大のテーマは、「愛する人のために、容易に死んではならない」ということだと思う。宮部は、戦場の最前線のギリギリのところで、そのテーマ・・・命の尊厳と家族を愛するということ・・・を、自分に問い続け、行動する。たとえ、人からどう思われようと。。。
部下にも、その信念をぶつけ、「簡単に死ぬな」と言い続ける。

ワタシと同じ世代にも、戦争に関する史実をよく学び、理解している人はいると思う。戦闘機のことや南方での戦いについて、さまざまな本を読み、歴史として知っている人も多いと思う。
その一方で、ワタシもそうだが、「そんなに詳しくないし、正直よく分からない」という人も多いはずである。
「永遠の0」では、宮部の元戦友たち、若き特攻隊員たちの証言という形で、第二次世界大戦がどのような経緯を経たものであったのか、現場でどのような思いが交錯していたのかが分かりやすく説明されている。
凄惨な現場を生き抜いてきた人々の声が物語を動かしているので、ぐいぐいとひきこまれる。いやというほど、「戦争の悲惨さ」「戦争というものの意味のなさ」が胸につきささってくる。
戦場に赴く人の家族も含め、誰一人として幸せになることなどなかったのに。それでも、この世界のどこかで、同じようなことが繰り返されている。

8月15日ではなくても。
戦争のことを思い出したときに、すぐに手に取り、読んでほしい本。

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August 14, 2010

東京は静か

高速道路激混みのニュースをぼーっとながめながら、静かな東京で過ごす。
帰る田舎がないということは、よいのか悪いのか・・・。

持ち帰ってきたシゴトその他はたくさんあるはずなので、今日はこれから「ToDoリスト作り」の予定。プライベートや読みたい本、観たいDVDもろもろ含めて。
まずは、iTunes&iPodの中の音楽や動画の整理かな~。意外に手間がかかるのだ。
高校球児の奮闘ぶりをみながら、「ブラバン甲子園」を聴くのもいいかも。

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August 11, 2010

「re☆born ”30歳”で生まれ変わる。」

Reborn

「re☆born ”30歳”で生まれ変わる。」
AERAムック

今朝の情報番組などで、バンバン宣伝していたから・・・というわけではなく、すでに昨日購入。電車の中ですぐに読み終えた。

30歳の押切もえちゃんが、「”30代の決断”で未来を切り開いた30人」を訪ね歩く(インタビューする)という主旨のムック本。
JUST30歳の人の話しを聞いたり、人生の先輩が30歳を振り返ったり。スポーツ選手もいれば芸能人も、匠の技を持つ職人さんも、アーティストも、シアトルで働く外国人も。さまざまな分野の人がインタビュー対象となっている。

もえちゃんはなかなかいい感じで、相手からいろいろな言葉を引き出しているな~と感心した。

フリーアナウンサーの小林麻耶さんはジャスト30歳。
「交通事故に遭ったときも番組に出演していましたよね・・・」と問われ、「何のとりえもない私なんかをアナウンサーとして採用してくれたことへの感謝の気持ちです。だから給料泥棒にならないようにと思ったし、視聴者の方やタレントさんに”TBSっていいね””小林がいると安心する”と思ってもらえたら最高だという一心で仕事をしていました。」と。
もえちゃんが「私が社長だったら、ぜひ麻耶ちゃんを採用したい!」と言っているが、本当にそうだと思う。就職難の中、いいセンまでいくのに、結局最後に「入社したい気持ち、熱意がどうも伝わってこない」と、内定が獲得できない学生に読んでほしい言葉だ。

その他にも、イチローのバットを作っているクラフトマンの久保田さんが心に刻んでいる父からの教え、
「他人の仕事はよく見えるが、自分の仕事を一生懸命やれば恵まれる」という言葉とか。


30歳という年齢は、ワタシと、そして普段接している学生とのほぼ中間の年齢にあたる。
30歳を境にして、under10歳とupper10歳。

ワタシはその年齢を「ふりかえる」世代であり、学生さんたちは「近くて遠い」年齢だと思っている。
「まだまだ先のこと」と思っている若者にも、30歳もしくは30代という年齢(年代)は、後に「語れるほどいろいろある時」なのだと、頭の片隅においておいてほしい。
1冊のムック本にできるほど、さまざまな人が「re born」した時期なのだから。


「とうに30歳なんか超えたよ」という方にもオススメ。人生何事もふりかえりは大切です!

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August 10, 2010

生まれ順による性格診断(その2)

以前も観て大笑いした、「生まれ順による性格診断」。
フジテレビの「エチカの鏡」で、8日の土曜日にさらにパワーアップして放映されていた。

一人っ子は完全なるオチ(というか笑いをとるネタ?)になっていた。

・妄想癖
・空想と現実の区別がつかない
・社会性が身につかない
・独自の世界観をもっている
・アーティスト向き
 → 妄想がいい方向に転換できれば・・・の話し
・劇的に気が利かない
 → 気を利かせるの意味自体よく分からない・・・と女優の高畑淳子さんは言っていた(爆))
・話にオチがない
 → 妄想が妄想を生むので、自分で何を話していたか分からなくなる
・いくつになってもフリルつきのスカートをはく
 → 年齢とか関係なし、人の目も関係なし?
・母性がない

で、いいところはないわけですか???

実は、親は、「社会性が身につかないのでは?」ということは、ワタシの幼少のころから心配しており、ガールスカウトに入れたりしてみた。ワタシといえば、活動自体はそれなりに楽しかったと思っているが、社会性が身に付いたかどうかは謎・・・。

「劇的に気が利かない」のところでは、オットが大爆笑していた!
「あるよ!あるな!当たっているな!」と腹を抱えて笑っていた。。当たっているだけにムカつくんだけど。

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August 09, 2010

中小企業診断士の資格を受験しようと思ったきっかけ

今年の中小企業診断士一次試験は、7日と8日に行われたとか。
受験生の皆さん、力は発揮できたでしょうか?

ワタシが受験した頃は、冷房なし!一次試験もマークシートではなく筆記!3部門からの選択!という、今の受験制度とはまた異なる状況ではあったけれども。
でも、おそらく、受験のあの緊張感は今も昔も変わらずだと思う。今年受験された方々は、今頃、ほっとしたり脱力したり・・・という感じなのかなあ。まずは少し休息を!

久々の「むかしばなし」カテゴリ。
へんてこできそこないOLだったワタシが、なぜマネジメントの資格を目指したのか・・・この受験シーズンだからこそふりかえってみようと思う。

とはいえ、資格の雑誌によくあるような動機・きっかけはワタシにはない。
たまたま、会社で配布される自己啓発オススメパンフに目を通したこと、その中に中小企業診断士があったこと、それだけがきっかけだ。
そのパンフには、TOEICやら税理士やらその他あらゆる資格(国家資格に限らず)がのっていた。暇ではないが、お料理やお花などのオケイコの延長線上というノリで、同僚とあれやこれや言いながら、そのパンフをパラパラめくっていた。会議室でお昼を食べながら。

その当時、ワタシの立場は「出向」となっていた。それまで行っていたシゴトとなんら変わりはないのだけれど、所属していた情報システム部門が分社化し、別会社(グループ会社)となったから・・・。
このまま情報システム部門のプロを目指すか、あるいはいずれあるだろう異動で本社(親会社?)に戻り、営業かもしれないしスタッフかもしれないし・・・ともかく違うシゴトにつくのか。いつかは決断するときが来るだろうと少し思いだしてきた時期だった。素人あがりで情報システム部門のプロもちょっと難しいよな・・という思いもあり、いまさら営業もきつそう・・・とか、多少は葛藤していた時期。同僚や先輩の中には、昔からの夢の職業(小学校の先生だったり、通訳だったり、女優だったり)に転身した人もいて、自分自身に少し迷いがあった。

で、とりあえず「資格でも取っておいた方がよかったりして?」という軽いノリで。

おもしろそうだったら、別に料理でも、英語でも、なんでもよかったのだが、「国家資格の方がつぶしがきくか?」という浅はかな考えのもとに、探してみると。。。
「税理士」「社会保険労務士」「公認会計士」「中小企業診断士」などがあった。

「公認会計士」は、会社を辞めて勉強に専念する人が多く、それでもかなり難しいと。。。で、断念。
「税理士」は一つ一つの科目をコツコツと合格していけばよいという点で、社会人向けだと思ったが、「コツコツ」でちょっと性格に合わないかもと思い、結構合格までに年数がかかるということで断念。
「社会保険労務士」「中小企業診断士」で非常に迷う。

で、家族やら、友人知人やらに尋ねてみると、「女性ならば社会保険士だろう」「独占業務がある社会保険労務士の方が将来性があるのでは?」という意見が圧倒的!

というわけで。

「中小企業診断士」の講座を受けることに!

ひねくれ者のワタシは、みんなに「社労士の方が・・・」と言われて、それを受験するのはあまりにもつまらないかな~と思っていた。
それに、パンフにあった中小企業診断士の科目の内容がとってもおもしろそうだったこと。ネックといわれている学習範囲の広さが、むしろ飽きっぽいワタシには魅力的だったこと。女性の有資格者の極端な少なさが、むしろ強みになるのでは?と考えたこと。

さらに、ワタシのひねくれものっぷりは、当時の中小企業診断士にあった「部門の選択」においても炸裂する。
今の中小企業診断士には「部門」の概念はなく、すべての受験生が同じ科目を受験するが、当時は3つの部門を受験申し込み時に選択するしくみになっていた。「鉱工業部門」「商業部門」そして「情報部門」。
そのときのワタシのシゴトの内容から考えれば、「情報部門」を選択することがノーマルな考え方。「今のシゴト」に直結するという意味で。
しかし、ワタシが選んだのは「商業部門」。マーケティング、販売管理、仕入れ管理、物流、店舗施設、商業施設・・・などとのかかわりは、シゴト上はなーんにもないクセに!だ。選択の理由は「おもしろそうだったから」。「情報のシゴトもそんなに得意じゃないしな~」「今のシゴトでえらくなろうと思っているわけではないし~」「受かるか受からないかも分からないんだったら勉強がおもしろそうな部門の方がいいな~」「商店街とか百貨店とか行くの好きだし」。ハイ。それだけの理由で。

で、まずは手始めに、会社のパンフに載っていたT社の「速習コース」なるものに通学することにしてみた。

ちなみに、受講のきっかけが上記のような感じなので、資格試験自体の「難易度」は追って知ることになる・・・一次20%×二次20%=4%とか・・・本気で理解したときには驚きのあまり、ぶっとんだな~。普通は、受験を考える段階で、理解するのだろうけど(笑)。

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August 08, 2010

大学と地域貢献

土曜日ではあったが、採点のため勤務先へ・・・。
採点は・・・なかなか進まない。

出勤したのはほかにも理由があった。
本学におけるゼミ的な授業のうちのいくつかのクラスがお世話になっている、近隣地域で実施されるビアパーティに参加しよう、ということで。ワタシを含め4名の先生が参加予定だったので、学校で待ち合わせて徒歩で行った。

ワタシは初めての参加だったのだが、主宰の方も含め、楽しい方が多く、会話もはずみ、楽しかった。

ちなみに、本日の会場は、学校近くの商店街にある焼き菓子屋さん兼カフェ。
ここは、「心の病をかかえる人が働くお店」であり、福祉施設としての役割も果たしているとのこと。焼き菓子はおどろくほど安くて、おいしい。
たまたま隣に座った女性が、この店で働いているとのことで少しお話しをさせていただいたが、「困ったお客様もいる」「大変なこともある」「でも、楽しい♪」とニッコリされていたのが印象的だった。
福祉関係には今もってまったく明るくないワタシだが、高校・大学とボランティア活動自体には少し興味を持っていた。働く人(心の病をかかえている人)、それを支えている人のお話しを直接聞くことで、さまざまな気づきがあった。

「大学における地域貢献」がさかんに言われているが、研究ありきの頭でっかちな「地域貢献」になっていないか、考えないといけない。ときには、今日のように、地域の人々の中に入り込んでいろいろな話しを聞くことが必要なのではないかなあ。

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August 02, 2010

キャリアの先生

女性診断士の大先輩であり、ワタシが資格を取りたての頃、特に非常にお世話になった方がいる。
人生の大先輩もあるHさんを「囲む会」が先日催された。

Hさんは、会社員、デザインやCIなどを行う個人事務所経営を経て、大学の広報室へ転じた。私立大学(工学系大学だったような・・・)の広報・PRなどのお仕事を8年間勤めた後、今年定年を迎えられた。・・・とはいえ、御隠居生活を送るわけではなく、現在は、別の国立大学の特任教授として広報関係に携わっていらっしゃる。

年賀状のやりとりのみで、長年お会いしていなかったのだが、今回、このような会(Hさんの新たな門出をお祝いする会??)にお誘いいただき、とても楽しいひと時をすごさせていただいた。

参加メンバーは、診断士の方、特に、現役女性診断士の方や、いろいろな研究会でHさんと一緒だった方、海外研修会でHさんと一緒だった方・・・など。現在のシゴト柄、そのような機会になかなか参加できないワタシにとっては、刺激的で新鮮な空気を吸うことができ、会話のすべてが楽しかった。

Hさんは相変わらずスレンダーでおしゃれ。まったく変わらない若々しさ!肩肘はらず、バタバタせず、本当は大変なこともいろいろあるに違いないが、あくまでも涼しげな雰囲気。
その点も含めて、まさに女性の「キャリアの先生」の一つのタイプである。

会に参加していらっしゃった他のメンバー(男性)が、「Hさん、広報も含めた大学経営のコンサルもできるんじゃない?これから」とおっしゃっていたが、ワタシも同感である。長年のキャリアの積み重ねが、紆余曲折を経ながら、一つの大きな花・実に結実していくものなのだなあ。。。とも。
学生には、ぜひこのような人を、身近なところで探してほしい。

会の数日後、Hさんにお礼のメールをお送りしたところ、返信をいただいた。
その返信メールの中で、キャリアについて考えるための、ヒントとなるような本の紹介までしていただいた。しかも、直球のキャリア本ではないところがまたいい感じだった。

ワタシも、コミュニケーションのやりとりの中で、話し方がうまいとかそういうことではなく、相手にプラスアルファの情報を与えてあげられるような人になりたい・・・と強く思った次第である。

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August 01, 2010

恒例の勉強会

7月最終日、31日土曜日は、恒例(?)のコンサルタント仲間との勉強会。

今回は、途中から出版社の方(シリーズ第一弾からお世話になっている、診断士とは結びつきの強い出版社)に合流いただき、アウトプット(つまり出版)の可能性を探りながら。。。

いつもは、平日の18時30分~21時が基本だが、今回はある程度の方向性を決めてしまおうということで、土曜日の13時~17時という長丁場で。
各自のテーマと、出版できそうな方向性との兼ね合いを探りながら、メンバーでディスカッションを重ねた。

今回も、重責である編集を仰せつかった。
各自が章ごとに執筆するので(多分)、一冊の本としてトーンを合わせること。
ストーリー形式なので、それをうまく一貫性をもって最初から最後まで物語性を作ること。

難しく非常に手間のかかる作業ではあるが、かつて憧れていたこともある(?)編集者的なシゴト。楽しんでやりましょ。本業よりずーっと楽しくなりそうなのが問題だが。。。

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