「告白」
「告白」
3連休(といっても、中日は入試で出勤だったし・・・)はともかく暑い。海の日なんて、東京で36.4度だと~。クーラーでくしゃみが出たり、お腹の調子が少しだけ不安定だったり、夏バテ気味だな~。
世間が夏休みモードなのに、ちょっと悲しい・・・ということで、一つだけレジャーの予定を入れてみた。
「映画を観よう」→「何にする?」
選択肢は、「インセプション」「トイストーリー3」「借りぐらしのアリエッティ」などなど。でも、オットの強い願望により、松たか子主演の「告白」に決定。
六本木ヒルズのTOHOシネマズに行ったのだが、「告白」は朝の1回のみの上映。9時45分スタートって早っ。
【あらすじ】
とある中学校の1年B組、終業式後の雑然としたホームルームで、教壇に立つ担任の森口悠子(松たか子)が静かに語り出す。「わたしの娘が死にました。警察は事故死と判断しましたが、娘は事故で死んだのではなくこのクラスの生徒に殺されたのです」教室内は一瞬にして静まりかえり、この衝撃的な告白から物語は始まっていく……。(シネマトゥデイより)
先に観ていた友人から、「すごくよくできていておもしろいけど、観た後食欲なくすかも・・」という警告を受けていた。その感想は確かに・・・正しいな。
ストーリーはミステリーであり、R15指定でもあるので、「うわーっ!」と寒気がすることもあった。でも、映画の作り(構成)がすばらしく、観る側をまったく飽きさせない。松たか子演じる森口悠子が、憎しみを淡々と表現する表情が怖い。
そんな森口が憎しみ以外の表情を出すシーン・・・ファミリーレストランからの一人の帰り道・・・に、はじめて血が通っている人としての存在を感じた。
原作を読んでいない方にも・・・オススメ。
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