変わりゆく銀座の風景
先日、ちょっと有楽町~銀座方面に寄ったときにふと思ったこと・・・。
松坂屋内にFoforever21ができ、その他H&Mなんかもできて。有楽町西武はいずれ閉店する。ともかく、ここ数年、銀座の風景って変わったよなあと。
先日は、Forever21の黄色いショップバッグを提げた人だらけだった。それに、中国からの観光客がお買いものをしている姿も非常によく見る。
その反面、昔ならではの銀座のよき風景がなくなっているなあ・・・と。
大学時代に長くアルバイトをしていた、銀座4丁目のワシントン靴店はユニクロの旗艦店になって久しい。。。いいお客様が多いだけに、単なる女子大生にとって、一足を売ること、販売ノウハウを身につけることは難しかったけど。でも、当時はワシントン靴店といえば銀座のど真ん中のランドマークの一つだった。
銀座に対する一番の思いでは、遠く遠く・・・小学生のころにさかのぼる。
転校してしまう友だちへのプレゼントを買いに、銀座にあった(はずの)サンリオショップまで、仲間6~7人と、自転車(持っている子は)&徒歩で行ったのだ。
今ある地下鉄の駅でいうと、4つ。歩いて歩けないことはない距離だが(最寄の駅が開通していなかった会社員時代、銀座の宴会帰りに、自宅まで歩いたことがあるけれど。。。タクシー代がもったいなくて)、小学生・・・10歳やそこらの子どもが歩くにはかなり遠い。普段そんなに遠距離を歩かない都会っ子だし。
でも、今でも思い出すということは、あれは相当おもしろい体験だったのかな?と思う。
たぶん、リーダー的な子が「銀座行こうよ!」「◎◎に△△時集合!」と声掛けをし、みんな、「探検だ探検だ~」とおおいに盛り上がったわけだ。
結局、誰へのプレゼントだったのか、何を買ったのかは覚えていないが、自転車を押して(たまに交代して乗ったりして)そのかたわらで、歩いて。おしゃべりしながら銀座まで歩いたんだと思う。
当時の銀座の風景からしたら、相当怪しい小学生軍団であり、通報されなくてよかったとも思うが。あの「背伸びして銀座に行ってみよ~」という感じ、空気がなくなってしまうとそれはそれでさびしいかな。
数少ない大人のまちとして生き続けてほしいなと感じる次第。
Forever21はあまりの混雑っぷりに足を踏み入れることも断念したが。。。
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