「しあわせに、働く」
「しあわせに、働く」
アエラ臨時増刊No.9
仕事もプライベートも
どっちも大事な”働き女子”たちが
ハッピーになるヒント
一応、、、シゴト柄何かヒントが得られるかも・・・と思い、購入。
いろいろなパターンの”働き女子”の姿がたくさん掲載されていて、面白く読めた。
「大人可愛く働く」なんて、おもしろい視点!好きなおしゃれをしたり、カワイイものをデスクに置いたりしてゆるやかに・・・でも、シゴトという面では、ビシっとプロフェッショナルを通している女子の姿や思いにとっても共感できた。
(・・・先日の女子会にて「あんた、少しカタイ職場に行きすぎたんじゃないの?もうちっとゆるいところに行ったら?」と言われたことを思い出した。要は向いていないと言いたいのか?)
ヒット商品を生み出した人や、育児や介護とのバランスをとりながら働く人、女性の活用等に先進的といわれている企業の取り組みなど、比較的よく取り上げられるケースについては、「復習」の意味で読むといいかも・・・と思った。
何よりも、この本(雑誌)でおもしろかったのは、最後の方にある
・男の本音 ホントは好きなの?キライなの?
・編集部男子の告白「働くオンナ、実は苦手です。」。
この2つの記事の中には「働くオンナ(のはしくれ)」であるワタシにとって、耳が痛い部分もあるが、しっかり読んで受け止めるべきだと感じた。共に働く男性の視点の中に、ワタシたち女性が気付かない、「働くオンナ」のいけないところ、視野が狭いといわれても文句が言えない部分が多々あると思えてならないからだ。
たとえば・・・記事の中にはこんな意見が出ている。
・「何でこんなことができないの?」という怒り方をする。自分ならできるのに、という態度が透けて見える。
・口が達者な人は頭の回転が速く、相手を追い込むことが多い。
・今日もハイヒールで職場をダッシュ。いや、走らなくても一生懸命なのはわかります。
・働く女性の職場での3習慣「①職場をダッシュ」「②電話をガチャ切り」「③テンパると早口」。
・必死にがんばる見え方を相手にも求める、周りが見えないというか、全体が見えないというか。。。
・男性は派閥好きと言われるけど、共同の作業で何か問題が起きたときに、自分の背後にいる実力者の存在をちらつかせるのは女性の方が多い。そうやって自分の責任から逃れようとしがち。女性は意外と政治的なんですよ。
・「評価されない」というアピールを声高に言う。近くに評価する側のメンバーもいるのに。。。
もちろん!
「働く女性はみんなステキでかっこいいなあ、と素直に思っているんですよ」という前提つきだけれども。
わがオットなどにもたびたび言われるのは、
「シゴト中にキレたり、感情的になるなよ」。
「もう本当に、女子が感情的になったり、分かりやすい嫌みとか言い出しはじめると、チームとしてシゴトになんねえ!」
「そういうことがたびたびあると、ジェンダーうんぬんではなく、率直に女性と一緒に働くことに躊躇してしまう。せっかくスキルがあるのに。。。」
へへ~。気をつけます。
ということは、この本(雑誌)。タイトルを少し変えた方がいいのかも?
「しあわせに、働く」ではなく、
「周りの人と一緒に、しあわせに、働く」とか。
「周りの人もしあわせに。自分自身もしあわせに。働く」とかね。
Comments
この本、こちらのブログを拝見して立ち読みしてきました(笑)
男性側からの意見はそのとおりだよなぁと思いました。10年前の私には、ほとんどすべて当てはまりますよ(汗) とにかく職場を走り回ってた気がします。会議では相手を追い込んで勝った気になっていたことも。たとえ正論でも、そんなんじゃ誰にも評価されませんよね。
あぁぁ、10年前の私に教えてやりたい!
ちょっと言いたいのは、確かに素敵な本なのですが、スタイリッシュに働くことに焦点が当たりすぎていませんか?ということ。働くってもっと泥臭いものかなーと思うのは、どっぷり中小企業にはまっているからかも。
Posted by: miki_renge | March 31, 2010 07:01 AM
>miki_rengeさん
男性からの意見は「きつぅ」と思いながらもなるほどでした。そして、結構ズバリ見ているんだよなあ・・・という印象も。
>スタイリッシュ
確かにそう思います。
まず、掲載されているオフィスがきれいすぎ!学生が見たらすべてこの本のビジュアルを真に受けてしまいそうなので隠しておかなきゃ。
Posted by: lamb_labo | March 31, 2010 07:42 PM