« 「なんで先生になったんですか?」 | Main | 「リフレクティブ・マネジャー 一流は常に内省する」 »

November 09, 2009

ケータイ活用教育研究会

ケータイ活用教育研究会・・・存在そのものは少し前から知っていたが、今月はじめて参加。

091107_143141














(青山学院大学・・・診断士の試験を受けにいったときよりも、新校舎が増えていた。。。そうあの頃は冷房すらなかったのだから)

思っていたよりもアットホームな感じで、とりわけ今月は、教員よりもベンダーさんとか企業さんの参加が多かったとのこと。

話題提供者はお二人。
お一方目は明治大学法学部の阪井和男先生。
おそらくそれなりのお歳だと思うが、ツールの使いこなし、授業に対する姿勢、、、ともに驚くほどアグレッシブ!
よりよい授業を!という取り組み姿勢に、本当に感心させられた。。。

ケータイで質問させることによって、少数意見が出ることも期待されているようで、「それによって、予期せぬハプニングが起きて、計画していた授業カリキュラムがひっくりかえってもいいんですよ」と。「こちらがぎちぎちに”これだけ準備してきたんだから!””マニュアル通りやらしてくれ”というところを見せてしまうと、学生はひいてしまって、自ら学ぼうとしない」と。

確かにそういえるし、阪井先生はおそらく、余裕をもって学生と対峙しているんだろうなと思う。何よりも、いつもやっつけ仕事のワタシ自身に大反省!

そして、もうおひとりは、青山学院大学社会情報学部の伊藤一成先生。
青学のこの学部は、iphoneを全学生に配布し、活用していることで知られ、話題になったている。
ツールとしてのフルに活用していることはもちろん、「本学本学部には、”先駆者”としてのミッションがあるから・・」と語っていたことが印象的だった。自分の学校に取り入れることだけではなく、その後、広く社会に情報発信していくことも重要ととらえているのだろう。

自分が使えるかどうかはまたゆっくり検討するとして、このような情報をしっかり仕入れておくことが、良い授業をしていくためには必要なんだろうな~とつくづく感じた。

いや~。
勉強の秋。
そして反省づくしの秋。

|

« 「なんで先生になったんですか?」 | Main | 「リフレクティブ・マネジャー 一流は常に内省する」 »

Comments

某所ではなく、こちらにお伺いすればよかったですね。

「余裕をもって学生と対峙」なるほど。そうです。どんな質問があっても、何らかの答えなりヒントなり、次の課題なりを出せるようになるには、こちらも練れていないとだめなんでしょうね…。

私は、教室にいないときの補完に使っています。また、機会がありましたら…

Posted by: にしばた | November 10, 2009 09:23 AM

>にしばたさん
コメントありがとうございます

携帯に限らず、IT系のツールは、若い人しか使えないとか、情報系の教員しか使えないということはないんですよね。
(少なくとも、阪井先生やはじめに導入された西之園先生は超ベテランだし)

余裕があるから、しっかりと対峙できる。
余裕があるから、しっかりとふりかえることができる。
余裕があるから、ツールとしての使いこなしのアイディアがわく。

と思えました。

Posted by: lamb_labo | November 10, 2009 10:07 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference ケータイ活用教育研究会:

« 「なんで先生になったんですか?」 | Main | 「リフレクティブ・マネジャー 一流は常に内省する」 »