「グーグーだって猫である」
吉祥寺に住む、天才漫画家の小島麻子。今日も、アシスタントのナオミ、仲のいい三人組の加奈子、咲江、美智子と徹夜で締め切りに追われていた。
その翌日、いつものように麻子が愛猫のサバに話しかけると、サバは冷たく動かなくなっていた―。
サバを亡くした悲しみがあまりに大きく、麻子は漫画が描けなくなってしまう。そんなとき、出会ったのは一匹の小さなアメリカンショートヘアー。名前は「グーグー」。
一緒にご飯を食べて、散歩をして、寝るという、なんとも幸せな毎日。不思議な青年、青自との恋の予感、アシスタントたちと話す新作のアイディア、色々なことがうまく動き始める。
だがある日突然、麻子は思いがけないことを知らされる・・・。
マンガ家、作家、ミュージシャン、もしくはひとり暮らしの人が飼うのは「ねこ」というイメージだ。一方で、アスリート系は「いぬ」。大家族もいぬ系か。
いずれにしても、大切な家族。
主人公の麻子がサバを亡くした悲しみは・・・分かるような気がする。
麻子と麻子をめぐる楽しい人々に迎えられたグーグー。
もちろんセリフはないけれど、表情でさまざまなことを語っているようにみえる。
しかし。
小泉今日子=キョンキョンはすごいよ。ワタシよりも年上だぞ~。
あの髪型が似合うのもキョンキョンだからこそ。そして、演技だかなんだか分からないナチュラルさ加減もキョンキョンだからこそ。
グーグーが闊歩する井の頭公園を含め、伊勢やに佐藤のメンチ・・・吉祥寺の風景がふんだんに取り入れられているのもおもしろい。
オットが中野に住んでいるときにはよく出かけた吉祥寺。。。いいところなんだよね~。
久々に行ってみたくなった。
ねこ好き・ワタシと同世代のキョンキョンファンに特にオススメ。
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