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October 12, 2009

「ジェネラル・ルージュの凱旋」

Generalrouge












ジェネラル・ルージュの凱旋

現役医師・海堂尊の大ベストセラーを竹内結子と阿部寛の主演で映画化した、医療ミステリー『チーム・バチスタの栄光』の続編。ジェネラル・ルージュ(血まみれ将軍)の異名を持つ切れ者の救命救急センター長にかけられた疑惑をめぐり、再び田口と白鳥が事件解明に挑む。事件の鍵を握る速水役には、話題の映画やドラマへの出演が相次ぐ堺雅人。前作に続き中村義洋が監督を務め、複雑な人間関係が絡み合うドラマを前作以上のスケールで描き出している。

チーム・バチスタ事件から1年後、院内の倫理委員会の委員長を務める田口(竹内結子)のもとに一通の告発文が届く。救命救急センター長の速水(堺雅人)と医療メーカーが癒着し、同センターの花房看護師長(羽田美智子)が共犯という内容。彼女が院内調査を開始した矢先、同様の告発文を受け取っていた厚生労働省の役人・白鳥(阿部寛)が再び現れる。

とってもおもしろかった「チーム・バチスタの栄光」の続編。
今回も竹内結子と阿部寛が強烈??と思いきや・・。

今回の主役はなんといっても堺雅人。なかなかいい味出している。
映画のつくりも凝っていて展開がおもしろい。
「ジェネラル・ルージュ」の意味、速水が常になめている「チュッパチャプス」の秘密も、後に明らかになる。

そして、エンターテイメントの中に、現代の医療問題が見え隠れする。
原作者が現役のお医者さんということもあり、「本当にこんなことありそう・・・大学病院って」と思わせるエピソードもたくさん出てくる。
舞台となっている救急救命センターは、人手不足に予算不足、それゆえに患者さんを受け入れできないことが多々あることが問題となっている。映画の中でもそのあたりはリアルだ。

出演者も豪華で楽しめる映画。オットはなんとワタシと一緒に観る前にすでにレンタルしてきており、おもしろくて何度も一人で繰り返し観たらしい・・・。先を越されたことに関しては結構むかつく。

まあそれはいいとして。
前作以上にオススメ。

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