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September 22, 2009

「NHK知る楽 仕事学のすすめ」

シルバーウィーク(・・・何もないんだけどね・・・むしろ家事などでイライラ)の合間、スーパーマーケットに行く途中に立ち寄った書店で発見し、購入。

Shiruarugaku












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カツマーではないので、前半の「働く女性 課題克服仕事論」は無視・・・しようと思ったけど、ちらっとみたらいいことも書いてあった!

一つは、専門職である会計士やトレーダーからコンサルタントに転職したときに痛感したコミュニケーション力の必要性。
コンサルタントは、大手コンサルティングファーム所属にしろ、診断士のように独立個人事業主や小さな規模の会社であっても、結論としてチームで動くシゴトが多い。
にこやかに対応するとか、そういうコミュニケーションというわけではなく、話しをよく聞き、相手に合わせて話す、伝わっているのかどうか考えながら話す・・・そういう基本的なもの。

そしてもう一つは「新人には失敗させる」というもの。
新人には失敗する自由を認める。コミュニケーションなくただ怒ることは、何が原因で失敗したのかとか、失敗しないためにはどうすればよいのかとか、それを考える機会を奪ってしまうことだから・・・と勝間さんは指摘している。

この2点は鋭いなあと感心した。
特に、後者は「新人」の部分を「学生」にあてはめて考えることができるかも。

しかし・・勝間さん、英語もビジネススキルもパーフェクトなのだろうけど、この字はどうかな・・・。

本題は後編の佐々木常夫氏(東レ経営研究所社長)による「”ワーク・ライフ”超両立論」。
はじめは、最近よくある「ワークライフバランス」論かな~と思いつつ・・・。
読み進めるうちに、壮絶なシゴトと家庭の歴史に衝撃を受ける。

東京大学を卒業して、東レに入社。
結婚して3児をもうけるも、長男は自閉症。妻は肝臓病を患い入退院を数十回繰り返した後、うつ病も併発。自殺未遂を何度かおこす。「戦友」である長女も、学校や友人関係の悩みで一度自殺未遂をはかる。
その間、6回の転勤。同期で一番の出世。ハードなシゴト。
もう、途中で読むのがつらくなるほど。
でも、佐々木氏は前向きだ。

この本の中で、非常に印象深いのは、「仕事は楽しめ」「家族がいたから乗り切れた」という言葉。
「ワークライフバランス」という言葉は、「残業しないで何時に帰ろう」という表面的なこととしてとらえがち(ワタシも含め)。でも、その本質は佐々木氏のこの2つの言葉に凝縮されている。

後半の佐々木氏の部分だけでもこのテキスト代(690円)の価値はある。
もしくは、教育テレビでどうぞ。
できれば、男性の方にも。そして、ミドルマネジメントからトップマネジメントの方にも見ていただきたい。

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Comments

こんにちは。私もこちらの本(雑誌?)読みました。
佐々木常夫さんのパワーと集中力には圧倒されます。ワークライフバランスって、「やるときはやる」という意識が根底にないと達成できないものだ、という認識を新たにします。
著書「ビッグツリー」もお勧めですよ~

Posted by: miki_renge | September 25, 2009 at 10:02 AM

>miki_rengeさん
読まれましたか~。

佐々木さんはすごいです。めげないパワーもすごい。
佐々木さんと一緒に働いた人(同僚や部下)はいろいろ勉強になったと思います。その時代には分からなかったかもしれませんが、今になって感じることが多いのではないかな~。

「自分だけのために」(=自分の勉強・スキルアップといわれる欲求や趣味のため)ではない
ワークライフバランスの本質が分かったような気がします。
身近で働きぶりや生き方を見ることができた人がうらやましいです。
ビックツリー、読んでみようかな?

Posted by: lamb_labo | September 26, 2009 at 12:37 PM

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