全国学力テスト
全国学力テスト・・・どうなんだろ?
実施すること自体はともかく、都道府県別に順位をつけることに何か意味はあるのかな~。
・・・と、登録したばかりのtwitterにつぶやいてみたら、「少なくとも”意味がある”と考えている人がいるということですね」と返してくれた方がいた。
昨夜のニュースでもいろいろと。
怒る橋下大阪府知事とか。
1位の秋田県の小さな駄菓子やのおばちゃんが「秋田では”勉強しねどなまはげがくるど~”って小さい頃から言ってますから」とインタビューに答えていたのは笑ったけれど。
毎日社説にもあるが、かかるコストのこととか、別問題として親の収入格差と教育格差の問題とか。
小中学校に通う、ごく普通の(特に超有名校に通わせようとか考えていないだろう)お子さんをお持ちのお父さんお母さんは、いろいろと悩むことだろうと思う。
受験に失敗した経験があり(そのような経験だけは豊富)、地元の塾で小中学生を相手に講師をしていたオットはなぜかすごーいネガティブ。
「”受験勉強”とか”勉強ができるできない”に関しては、生まれたときから頭や思考のつくりが違うんだ。努力でクリアできるのびしろに過大な期待をしてはいけない。」そうで。
「結局、経済力格差と教育格差の負のスパイラルは抜け出せない」だそうで。
そのような傾向はあるかもしれないが、そこまでネガティブにならなくてもな~。
オットは専門教育志向。「中学くらいから興味のある分野を深く学ぶようにすればいい。」派。ワタシはどちらかというとリベラルアーツ(教養教育)派なもので。
まあ、そんなこと、夜中の食卓でワタシたち夫婦がディスカッションしていても日本国の教育を動かすことはできないわけだが。
「ということは、もし、ワタシたち夫婦に子どもがいたら、勉強面では期待できないということよね?」
「そりゃそうだ」←即答かい!
「じゃあ、メジャーリーガーにでもさせる?もしくはサッカー留学とか。それともアーティスト?お笑いは食えるまでに時間がかかるよね」
「それらはあまりにも競争率が高すぎる。もっとニッチでマニアックなところを狙うようしむけなければ」
「???」
「さかなくんとか」
???
さかなくん?
「そう。もしくは、野鳥の会でトップに上り詰めるとか」
小さい頃から自然でも動物でも何でも好きなものを極めさせて○○博士的存在を狙うってことか。
実際にお子さんをお持ちの方々には何の役にも立たないアイディアのような。。。
Comments
なるほど!うちの長女も歴史好きで、学校では「歴史博士」と呼ばれているようですが、実生活ではたいして役に立ってません。研究者にでもならない限りは、この先もそうなのでは…だいたい国語算数がボロボロの成績ですから^^;
「格差」はむちゃくちゃ感じますねー
学校では現在「習熟度別クラス」が流行りです。小学校低学年のうちから、「塾に行っている子は上級クラス」と暗黙の了解ができているのも、どうなんだか。
Posted by: miki_renge | August 31, 2009 07:05 AM
> miki_rengeさん
>「歴史博士」
立派じゃないですか!!!
しかも女の子で!
さかなも鳥も、最近では電車とかも・・・実生活では役に立つとはいえないかもしれませんが、そこまで興味を持てることがあるというのはすばらしい。
もっと興味を深めて伸ばしてほしいですね~。
>習熟度
これまた難しい問題。
小学校低学年の「習熟度」をはかるモノサシって!?というところがまず疑問です。
Posted by: lamb_labo | August 31, 2009 11:47 AM