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July 28, 2009

「日本でいちばん大切にしたい会社」

書店で平積みになっていることが多いし、amazonでオススメされることも多いので、つい最近出版されたばかりの本かと思っていたが・・・。

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日本でいちばん大切にしたい会社
坂本光司著

奥付をみると2008年4月に初版が出版され、2009年5月に第42版!?

第1部は「会社は誰のために?」という総論的な記述。
第2部は「日本でいちばん大切にしたい会社たち」というタイトルで5つの会社を事例にあげている。

なんといってもオススメは第2部。

・50年も障害者雇用の先頭に立ち続ける日本理化学工業
・斜陽産業といわれても成長を続けている伊那食品工業
・日本で一番辺鄙な地に立地しながら全国から「働きたい」という若者が集まってくる中村ブレイス
・地域に生きるお菓子会社、柳月
・空き店舗だらけのさびれた商店街の中で光る杉山フルーツ

それぞれの経営者や社員が、どのような思いでシゴトをしているのかがよく伝わってくる。

著者の坂本氏は「はじめに」でこう書き記している。

こうした企業の存在は、「問題は内ではなく外」と嘆き悲しむ、被害者意識に凝り固まった他力本願タイプの中小企業の”5つの言い訳”を、ことごとく否定してくれます。

”5つの言い訳”とは、

・景気や政策が悪い
・業種業態が悪い
・規模が小さい
・ロケーションが悪い
・大企業、大型店が悪い

。。。

耳が痛い経営者は多いはず。

「日本でいちばん大切な会社」は、地域の誇りでもある。
以前、伊那に出張が多かったとき、タクシーの運転手さんやホテルの方、関係のないほかの会社(しかも大企業)の方まで、
「寒天で有名な伊那食品工業が・・・」と口々にいろいろなエピソードを話してくれたものだった。

この本が売れているということは、このような会社が社会で求められているということ。
このような会社で働きたいと思っている人が多いということ。

きれいごとかと思う人も多いかもしれないが、これが「本質」であるということ。

「魂の中小企業」に引き続き、
まだまだ捨てたもんじゃないよ、日本の中小企業。と思わせる本。
「企業とは」「社会貢献とは」「真のサービスとは」を考えたい方にオススメ。

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