システム入れ替えはいつも強引に
「日本システムアドミニストレータ連絡会」というところに
一応所属しているワタシ・・・。
もっと勉強会に参加しないといけないと思いつつ
ご無沙汰してしまっているのだが。
この会はメーリングリストを使ってメンバー間で活発に
やりとりしている。
メーリングリストはほぼROMなワタシだが、
メンバーの意見交換には関心させられることばかり。
そんな状況なのだが、あるメンバーの方の最近の発言と、
その問題提起への回答にワタシは注目している。
問
「職場がOffice2007に一斉入れ替えへ。Office2007への
スムーズな移行法は?」
オフィス2003とのユーザインタフェースの大きな違い、
当面は互換性を意識したファイルの作成や保存を考えるべき
ということ、入れ替えメリットはそんなにないよ・・・とか。
2003に慣れている人はストレスがたまる・・・とか。
その通り。ではあるけれど、結局は利用者のモチベーションを
強引にでも上げながらなんとか移行しちゃわなければ
いけない・・・というのがシスアドの役割になるのかなあ。
戸惑う利用者に共感しつつ、(言い方は悪いけれど)
騙し騙し使ってもらうように仕向ける??
移行する側としては、一気に進めるしかないわけなのだ。
会社勤務時代に移行する立場だったことがあるが、
運用面を考えれば、「この部署は2003、この部署は2007」と
いうわけにはいかないし。
(情報システム部門は先行して移行するとしても)
会社勤務時代、社内某部署が「Windowsは使わない、Mac派
だから」と言い切ったことがあり、ペーペーのワタシは
おろおろしたが、当時の上司はスッパリ!
「じゃ、壊れても何してもそちらでどうぞ。ネットワークも自前で
どうぞ。」
いろいろ問題はあるけれど、システムの入れ替えはいつも強引。
(・・・に見える。情報システム部門など関連部署は事前検討している
ハズ)
人間の力で対処していくしかない。
・・・と、ここまで開き直れるのは、会社勤務時代のごく数年間
(しかも入社後3~5年の間)に、環境の変化やらITの進展やら
政治的判断やらで会社内の基準ソフトがバンバン入れ替わった
という経験があるからかもしれない。
OSは、MS-DOS→Win3.1→Win95
ワープロソフトは、一太郎→DOS文書プログラム→ワード
表計算ソフトは、マルチプラン→Lotus123→エクセル
あの頃は若かった。
柔軟に対応できた・・・(今よりも)。
現勤務先でも、学生は現1年生からVista&Office2007。
1年生(Office2007)、2年生(Office2003)両方を担当した
ワタシも相当困ったことが多かったが、まあ、なんとかなった。
(すべての機能は覚えない前提なので。よく使うところで
変更があったところだけ理解すればいいような気がする)
↑ おおざっぱすぎかな?
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