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February 28, 2009

雪の日の合格発表

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恵比寿駅コンコースから外をのぞむ。









昨日の東京は大きな粒の雪がばらばらと降り、
とにかく寒い寒い一日だった。

そんな日に・・・朝から夕方遅くまで外回りを
入れてしまったワタシ・・・自然には逆らえないとは
いえ、アンラッキーさに落ち込むorz。

外回り・・・とは、高校に資料を持っていくという
ミッションだったのだが、気づけば、昨日は
都立高校の合格発表日。
合格した人もそうでない人も。雪の中の合格発表だった
この日のことは、きっと忘れないだろうな。
ワタシも都立高校出身なので、20数年前を思いだした。

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↑わが母校ではない。今日うかがった高校。

都立高校は今でも「番号張り出し形式」の発表で
本当に懐かしい!
ワタシが受験した私立高の中には、封筒を直接手渡されて、
その中に合否が入っている・・・という、なんだか恐ろしい
合否発表方式もあったなあ。

友達と一緒に受験して片方だけ不合格だったり・・・。
今日も悲喜こもごもいろんなドラマがあったのだろうか?

お会いした、ある都立高校の進路担当の先生は、
「高校時代はどのようなキャリア教育をすべきか模索している」と
おっしゃっていた。
高校時代のキャリア教育・・・どんなことが有効なのだろう?
先行しているのは欧米?
でも、日本では使えないんだろうなあ・・・。

振り返ってみると、ワタシが職業意識を少し感じ始めたのは
高校時代だったような気がする。
いや・・確かに高校時代だった。
ただし、職業教育(今でいうキャリア教育)なんていうものは
当時はなかった。
それでは、何が職業意識を感じさせる要素だったのかと
いえば、それは間違いなく「校風」。
そして、多くの先人(諸先輩)方の生きざま。

元女子校のワタシの母校は、女性が強くたくましく、
共学となっても、校章がなでしこの花という、男子まるで
無視(?)の校風だった。
狭いグラウンドにもかかわらず、かなり昔から温水プールを
持ち、体育教育に熱心。
家庭科の時間には、裁縫や調理以外に、「地域の高齢者の
方に手紙を書く」という、今でいうボランティア活動もあった。

学校の歴史や、どんな先輩がいたのか、そんなことは誰かが
授業の中で教えてくれるわけではなかった。
創立○○周年記念の本を読んだり、何よりも、身近な大人
(家族とか)が「あなたの行っている高校の先輩にはこんな人が
いて・・・」なんて話してくれることが多かった
(特にこちらから聞かなくても)。
そうして、伝え伝えられ・・・校風は後世に伝えられていく。
そんなものなのだと思う。

(最近の都立高校は、再編・統廃合が活発に行われて
いるので、「伝統」「歴史」という言葉すら失いかけているような
気もするけど。

キャリア教育は施されなかったが、伝ぱする「校風」を通じて、
「外国に出て外国語を使ってシゴトをしている先輩が結構いる
みたい」
「看護師さんや薬剤師さんになって、お子さんが生まれても
働き続ける先輩もいるんだって」
「5月から10月までプールで水泳するのは、働き続けるための
強い心と体をつくるためだったりして!?」
などなど・・・うわさがどんどん広まって、
「そっか。そんな生き方もできるんだね!」
「そんな生き方をするためには、こんな大学に行った方がいい
のかな?」
なんていう展開になっていく・・・。

そんなものだったと思う。
それじゃだめなのかな?高校のキャリア教育。
統廃合した高校や、新設校では難しいかなあ。

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