「R25」ロング・インタビュー
フリーペーパーの「R25」を地下鉄の駅でゲットし、
ぱらぱらっと読む。
ロング・インタビューは、先日読んだ「街場の教育論」の
著者であり、ワタシが最近注目させていただいている
内田樹氏。現神戸女学院大学教授。
R25のサイトで全文読むことができるようなので、
興味のある方はコチラへ。
内田樹氏は、大人と子どもの違いを、
「どうしていいか分からないような出来事をなんとか
切り抜けていくのが大人」と。
納得。
この「ロング・インタビュー」では、「R25時代」つまり
25歳の頃何を考え、迷っていたのか・・・
ついても聞いているのだけれど。
ワタシの「R25時代」はどうだったっけ?
なんて振り返ってみたり。
25歳といえば、新卒で会社に入って3年から4年目を
迎えようとしていた時期だったかな。
所属してた部署は、入社直前の名称「事務改善課」?
(だったかな・・・それにしてもシブイ名前)、
入社直後の「情報システム部」、そしてその後
「情報センター」とめざましく名称だけはカッコよくなり、
ついには分社化し、ワタシの身分も「出向」扱いとなった
時期だったように記憶している。
その頃は、そろそろ一人でも出張に出、
システムのマニュアルなども作り、
データベースの設計に近いことも行い、
社内研修の企画等もできるようになっていた。
それでもまだまだ「できないこと」の方が圧倒的に
多く、しかも、「技術屋あがりではない情報システム担当」
という自らのポジションを、どうとらえて、将来の道筋を
つけていくべきか・・・なにかと悩んでいた頃。
「出向扱い」ということは、いずれ本社に戻って営業等の
シゴトか、このまま転籍してシステム関連のシゴトか・・・
という判断をすることを視野に入れておかなければなら
ない。
でも、今すぐに会社を辞めるにはキャリアが短すぎて、
外に出ても同じ葛藤の繰り返しになるはず。
それくらいはいまだにバカにされるバブル社員の
ワタシでもわかっていた。
そんなこんなで迷いつつ、何か打破したくて資格取得を
思い立ったのもこの頃。
資格といっても・・・。社内の福利厚生の資格取得援助の
パンフレットを見て、難易度やら知名度やら将来性を
まったく考慮せず、某コンサルタント向け資格を選択。
資格の学校某に通いはじめ、「勉強すること」「同じ志を
持つ年代も性別も会社も違う人たちとの交流」に新鮮さを
感じはじめた頃。(勉強が進むうち、その資格の難易度を
知り、目が点になったのもこの頃)
「R25時代」というのはなにかと転機のある時期なのかも。
「ロング・インタビュー」にある学者や俳優や・・・有名人は
もちろん、ワタシたち一般人にとっても。
この年齢にターゲットをあて、フリーペーパーを作った
リクルートはさすが!
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