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February 28, 2009

雪の日の合格発表

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恵比寿駅コンコースから外をのぞむ。









昨日の東京は大きな粒の雪がばらばらと降り、
とにかく寒い寒い一日だった。

そんな日に・・・朝から夕方遅くまで外回りを
入れてしまったワタシ・・・自然には逆らえないとは
いえ、アンラッキーさに落ち込むorz。

外回り・・・とは、高校に資料を持っていくという
ミッションだったのだが、気づけば、昨日は
都立高校の合格発表日。
合格した人もそうでない人も。雪の中の合格発表だった
この日のことは、きっと忘れないだろうな。
ワタシも都立高校出身なので、20数年前を思いだした。

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↑わが母校ではない。今日うかがった高校。

都立高校は今でも「番号張り出し形式」の発表で
本当に懐かしい!
ワタシが受験した私立高の中には、封筒を直接手渡されて、
その中に合否が入っている・・・という、なんだか恐ろしい
合否発表方式もあったなあ。

友達と一緒に受験して片方だけ不合格だったり・・・。
今日も悲喜こもごもいろんなドラマがあったのだろうか?

お会いした、ある都立高校の進路担当の先生は、
「高校時代はどのようなキャリア教育をすべきか模索している」と
おっしゃっていた。
高校時代のキャリア教育・・・どんなことが有効なのだろう?
先行しているのは欧米?
でも、日本では使えないんだろうなあ・・・。

振り返ってみると、ワタシが職業意識を少し感じ始めたのは
高校時代だったような気がする。
いや・・確かに高校時代だった。
ただし、職業教育(今でいうキャリア教育)なんていうものは
当時はなかった。
それでは、何が職業意識を感じさせる要素だったのかと
いえば、それは間違いなく「校風」。
そして、多くの先人(諸先輩)方の生きざま。

元女子校のワタシの母校は、女性が強くたくましく、
共学となっても、校章がなでしこの花という、男子まるで
無視(?)の校風だった。
狭いグラウンドにもかかわらず、かなり昔から温水プールを
持ち、体育教育に熱心。
家庭科の時間には、裁縫や調理以外に、「地域の高齢者の
方に手紙を書く」という、今でいうボランティア活動もあった。

学校の歴史や、どんな先輩がいたのか、そんなことは誰かが
授業の中で教えてくれるわけではなかった。
創立○○周年記念の本を読んだり、何よりも、身近な大人
(家族とか)が「あなたの行っている高校の先輩にはこんな人が
いて・・・」なんて話してくれることが多かった
(特にこちらから聞かなくても)。
そうして、伝え伝えられ・・・校風は後世に伝えられていく。
そんなものなのだと思う。

(最近の都立高校は、再編・統廃合が活発に行われて
いるので、「伝統」「歴史」という言葉すら失いかけているような
気もするけど。

キャリア教育は施されなかったが、伝ぱする「校風」を通じて、
「外国に出て外国語を使ってシゴトをしている先輩が結構いる
みたい」
「看護師さんや薬剤師さんになって、お子さんが生まれても
働き続ける先輩もいるんだって」
「5月から10月までプールで水泳するのは、働き続けるための
強い心と体をつくるためだったりして!?」
などなど・・・うわさがどんどん広まって、
「そっか。そんな生き方もできるんだね!」
「そんな生き方をするためには、こんな大学に行った方がいい
のかな?」
なんていう展開になっていく・・・。

そんなものだったと思う。
それじゃだめなのかな?高校のキャリア教育。
統廃合した高校や、新設校では難しいかなあ。

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February 27, 2009

「死神の精度」

こんなご時世、ファンタジー映画もよいのではないかと。

Shinigaminoseido








死神の精度」金城武主演。

伊坂幸太郎の小説「死神の精度」を映画化した
極上のエンターテインメント作。
7日間でその人間の生死を見極める“死神”と
その対象者たちの悲喜こもごもをさわやかに描く。

死神の千葉(金城武)の仕事は、不慮の事故で
亡くなる予定の人物のところに7日前に現れ、
その人を1週間観察し、その生死を判断すること。
雨男の彼はその日も雨の中、7日後に死を迎える
はずの27歳の会社員一恵(小西真奈美)が
現れるのを待っていた。やがてメーカーの
苦情係として働き、疲れ果てて仕事を終えた
彼女が姿を見せ……。(シネマトゥデイ)

「急展開」「ザ・エンターテイメント」という感じではないが、
観たあとにほのぼのするストーリー。

金城武も小西真奈美もなかなかハマっているが、
一番印象に残るのは、富司純子さん!
「若さ」という面で勝る女優さんは他にあまたいる
だろうけど、その存在感と演技はスバラシイ!

存在感といえば、死神の金城武の「上司」、黒の
レトリバー君(犬)もなかなかの演技派。

「もー、忙しくって殺伐としちゃうよ!」
という人(・・・ワタシのことかしら?)にオススメ。

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February 26, 2009

「2010 今から間に合う面接の力」

AERAの増刊ムック本。よくある就活本だが。
ぱらぱらと見ると、なかなかおもしろい記事もあった。

Front_shukatsu










面接の練習やら、大学の生協で売れている就活本やら、
リクルートスーツの着こなしに、企業人気ランキングなど。

来年度の就職状況の厳しさを見越してなのか、
「先輩たちはどうやって氷河期を越えたか」なんて特集も。
氷河期を乗り越えて、名だたる大企業に就職した
(ワタシたちからすれば)若き「立派な先輩たち」のインタビュー。
来年度就活の若者たちが、このような特集を読んで、
自分と比較し、逆に落ち込まないか心配だけど。
ワタシたちの世代=「バブル社員」のダメさが
際立つような印象で、ちょっとムッとしたりして。
(この本には「バブル社員は人数ばっかり多くて、できが
悪い」なんてことは書いていないけれど。そう思えてしまうのは
被害妄想かしら・・)

でも、やっぱり読みがあり、含蓄があるのは、人生の大先輩の
方々が語る「私の新入社員時代」。
ラインナップは。。。
・木佐彩子(元フジテレビアナウンサー)
・アントキの猪木(お笑い?物まね?タレント)
・おかざき真里(「サプリ」を描いた漫画家)
・石原伸晃(衆議院議員)
・柴崎友香(小説家)
・藤巻健史(投資顧問会社経営)
・三田紀房(「ドラゴン桜」「銀のアンカー」を描いた漫画家)
・安部修仁(吉野家HD社長)

「なるほど!」「そうだよね!」と共感したのは、
おかざきさん、三田さん、安部さん・・かな。

おかざき真里さんは、博報堂でCMプランナーとして
新入社員時代を過ごした。

「現在、フリーで働けるのは、博報堂で、
仕事をすることがどういうことか、
基礎を叩き込まれたから」

と言う。
そして「3年は勤めた方がいい」とも。

三田さんのインタビューは、この3人の中でも、一番
印象に残った。

「僕はオリジナリティとか個性とかまったく興味が
ないんですよ。”ドラゴン桜”もそうでしたが、
鉱脈を見つけて読者のニーズにあわせて描くだけ。
商売の視点ですよね」。

ワタシも、シゴトに関しては「オリジナリティとか個性とか」
まったく興味がない。
むしろそこらへんは消して、薄い存在でいたいというか。
漫画家だったら「読者」だけれど、今のシゴトでいえば
「教育」、以前のシゴトだったら「コンサルティングを受ける側」の
ニーズを前面に出していきたいというか。。。
(「迎合する」とはまた別のニュアンスなんだけれど)
それが、教育機関に勤務しながら研究者や学者に
なりきれない(違和感を何となく感じる?)ゆえんなのかも。
「自分の考え、特性を打ち出す」シーンと、「個性を出さない」
シーンとをうまく使い分けることができればよいのだろうけれどね。

安部さんは、バイトからたたきあげで吉野家の社長に
なった方。
ミュージシャンを目指して上京して、時給の高さに
つられて吉野家でアルバイトをはじめたという・・・。
それで今や「吉野家ホールディングス」の社長。
世の中おもしろい。
「自分の適性はどうしたら分かりますか?」という問いに
安部さんはこう答えている。

「みんな好き嫌いを適性と思っているけど、嫌いな
仕事に天賦の才があることもある。想像上の向き
不向きはぜんぶ幻。
全力でやって人より成果を上げられる分野が
自分の適性です。」

就活を行おうという学生さんたちには、このような人生の
大先輩のひと言ひと言を、しっかりかみしめてほしいな。
自分なりに・・・ね。

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February 25, 2009

春の香りの節約パスタ

寒いっ!
買い物行くのもイヤっ!
冷蔵庫の中でずいぶん前に購入した菜の花が
黄色いお花をつけはじめている!?

ということで、節約料理のパスタ。
本当は海老とかベーコンとか入れたいところだけれど
冷蔵庫にはなかったので、たまねぎとしいたけで。

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それでもなかなかイケましたよん

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February 24, 2009

成績優秀者の推薦書記入に思う。

「冷蔵庫の中くらいの気温です」と、朝の報道番組の
お天気キャスター。
なんとも寒く、陽も顔を出さない一日だった。

卒業できない人の次は、成績優秀者の件。
(「優等生」とはまた違う)

総代やら優秀賞やら、資格をとった学生の中での代表者決定やら。
そんな人選を行い、なんと、ワタシの担当するクラス?から3名が選出された。
選出されたことは喜ばしいが、推薦書を書かねばならぬ。。。まあ、数行でOKなのだが。「明日までに」とか急なのよ!

決定した、優秀賞および資格保有の代表者は、今後につながる(おおげさ?)意味ある人選になったと思い、ワタシもうれしい。
基本的には、成績やら取得単位から学内活動の積極性やら・・・という基準で決められたわけだが、結果として「いい学生」が選ばれたから。。。

というのも。

コミュニケーション力やプレゼンテーション力が評価される今日この頃。
特に、本学はその傾向が強いと思われる。
まあ、それゆえに就職できるといわれればそれまでなのだが。
第一印象のよさや押しの強さ、対応の早さなどが学生の評価基準となりがち。
今回当クラスから選ばれた(総代以外の)2名は、元々そういうことが苦手で苦労しながら力をつけてきた人たち。
目立つことは人に譲っても、コツコツと勉強し、周囲をしっかり見て状況判断し、人の嫌がる細かいこともやってきたことを知っている。

そういう学生が評価され、卒業という最後の段階で多くの人の前で表彰されるということは、同じようなタイプの同級生や、同じように悩んだり苦心したり・・・というプロセスを踏んでいる後輩たちの励みにもなる。

「コツコツやっても、地味にがんばっても、この学校では評価されないから」。

ワタシが担当しているコースの学生は時々こんな言葉を漏らす。
(専任としてこの学校に入る前、非常勤で講義を持っていた数年前から、このようなことを言う学生はいた)
「そんなことはありませんよ」とワタシが何度も言うよりも、コツコツやってみんなを支えていた2人が壇上に立った方がずっと説得力は高いはず。

”学校”という社会に出る前の擬似社会では、みんな(=学生)が思っている通りかもしれないけど、本当の社会では、地味にがんばる人こそ、大切な人材。特に若い頃は。

・・・とワタシは思うのだが、こんな考えは時流に合ってないのかな?

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February 23, 2009

オットの経験。先生への苦言。

卒業保留者・・・つまり留年生が出た。
ワタシが担当しているコースというかクラスから。。。

まあ、仕方ないといえば仕方ないし、本人も一応、
周囲(就職内定先や、学費を出して下さっている
保護者の方など)にかけた迷惑を理解しているよう
なので。

留年決定直後は、「学校辞めて働く」ということを本人は
言っていたが、家族会議の結果と、結局内定先は
卒業者でないと受入れられない・・・つまり、内定破棄と
いうことになったという状況から、留年して卒業を目指す
ことに。
今の気持ちと意欲が続き、きちんと単位をとって卒業
できるのか、ワタシの気持ちは期待と不安で半々だが。

まいったまいった・・・という感じなのだが、ここで経験者
登場!

わがオットである。

就職内定をもらいながら、留年決定!
という経験者ね。。。情けな。。。

留年が決定した学生がいることを家で話すと、
驚きつつも、涙を浮かべつつ(?)語る語る・・・。

「分かるよ、その子の気持ち。分かるなあ。」
もちろん、本人の学力意欲態度その他もろもろが
問題であることを前提としつつ、
「卒業を目指すべきだと思う。社会に出て5年くらい
経った後、”大学を卒業しておけばよかった”と思う日が
必ず来るはず」。
そうそう・・同じ境遇でアッサリ中退したわが母校の
同級生もいたもんねえ。

「卒業できたできないにかかわらず、落ちこぼれ的な
学生さんもいたんでしょ。でも、社会に出たら組織には
”元落ちこぼれ”(社会に出てきちんと更生した人)は
絶対に必要な存在。優等生だけでは、人を育てることは
できない。伸び悩んだりうまくできない人に対して
共感できないんだよ」。

大学卒業後、塾講師として働いていたオットは、
教育に関して、意見を求められると意外にウルサイ。

「先生たちはいつの時代も”優等生”が好き。
それは先生が楽できるから。子どももそれが分かって
いる。
”人を育てられない優等生”ばかり社会に出して
いるんじゃないの?そのしわよせは、企業の最前線に
くるんだけどね」。

は~っ。
耳の痛いお言葉で。
確か、人事部にいる友人にも、かつてそれらしきことを言われた
記憶が。。。

個人的には優等生より、少し凸凹のある若者の方が
好きだし、成長度合いを見て楽しいと思うけれど。
少なくとも、優等生以外の若者についても理解する
努力はしていこうと思います。。。

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February 22, 2009

お茶屋さん併設の和風喫茶

高校の訪問活動はなかなか時間の調整が難しく。
時にとんでもない場所でとんでもない時間が
空いてしまったりする。。。

街中にある学校ばかりではないので、
そんなときどう時間をつぶすか・・・ということが
大きな問題。
ドトールとかあればいいけど。

でも、まちをくまなく歩いて観察していると、
たまにおもしろい発見も!?

大雨で寒かった先日。
夕方にそんな状況(時間が空いたよ~)に
見舞われた。
発見したのは、普通のお茶屋さんに併設された
和風の喫茶店。→「カフェ」ではなく「喫茶」!

もちろん入店。

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ほっとひといき。
煎茶と和菓子のセット、450円也。
「本日の和菓子」はわらび餅。
量もちょうどいい感じで、ちょっと幸せな気分に

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寝よ・・zzz

この1週間・・・。

卒業保留者が出てその対応に追われたり、
高校を訪問したり、
お菓子を持ってインターンシップ実習先を訪ねたり、
ゼミで実習をさせていただいているNPO代表の方と
お世話役の方に手土産を持ってお礼に伺ったり、
歓送迎会があったり。。。

もう帰宅するとそのままダウン。。。という日々が
続いた。
寒かったし。

本日日曜日は久々のオフ。
ただひたすら寝ることに決定!

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ねこになりますzzz

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February 14, 2009

ムスメ。たちのバレンタインデイ

基本的に義理チョコはしないワタシだが・・・。

昨年の今頃、オットに「気が利かね~」と批判されたので、
だい&ゆうをワクチンちうしゃに連れていったついでに、
動物病院の先生とスタッフの方にチョコレートを
プレゼント

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絵とお言葉はワタシの代筆。
(当たり前か・・・)
絵が下手なのはご愛嬌ということで。
(でも、一応、柄は変えているのだ!)

ちうしゃの際は騒ぐ&暴れる&うなる&逃亡を図る・・・
と大騒ぎだったのだが。。。
少しはいつもお世話になっている先生への罪滅ぼしに
なるだろうか???

・・・・・チョコレート、少なすぎたかな?

オットは、上司などへの義理チョコには否定的なのに、
動物病院の先生への義理は果たせという。
「自分だけではなく、ムスメ。がお世話になっているから」
だそうだ( ´,_ゝ`)ハイハイ

病院で叫び&暴れつかれたムスメ。たちは、
まるで「一粒数百円」の高級チョコのように
ちんまり段ボールに入って爆睡ちう。。。

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さてさて。
どんな夢を見ていることやら。

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February 13, 2009

おひとりさま外食

ここのところ忙しく、帰宅も遅くなりがち。
(会議の終了時間が遅いからだといううわさあり)
11日の祝日も、来年度入学者のためのパソコン
受け渡し等で朝早くから出勤・・・。

オットに「ゴハンは自前で用意せよ」とメールし、
おひとりさま夕ゴハン。

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ちなみに「2人前」食べているわけではない。

「ハーフアンドハーフ」。
つまり、違う2種類を半分づつ。

こんな時間も心の健康のためには大切。

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February 11, 2009

書くトレーニング

そもそもこういったブログ(始まりはブログではなく、
「Diary機能」といわれるツールだったけど)を書く
きっかけは、
「書くトレーニング」のため。という理由が一つ。

かための文章やテキストやらを書くことは多かった
(資格試験や研修等で使う問題の解答解説など)が、
それだけでは偏るだろうということで、「他人が読む
かもしれない前提のやわらかい文章」を書くトレーニング
として。。。

しかし!

元々は得意分野だったはずのテキスト風の文章を
書く力がかなり劣っていることに気づいた。。。アウアウ(涙

結局は「やっつけ」でやっているからなのだろう。
思想がないよ。。。ワタシの文にはさ・・。
文章力が落ちたなあと愕然とする今日この頃。
なんだかんだ言いながら、優秀な学生のレポートのレベルに
到達していなかったりして・・。

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February 10, 2009

もう飛んでいる!?

いつもの漢方治療院にて、漢方薬と一緒に
「アレロック」という抗アレルギー薬を処方される。

「えっ???まだまだ寒いですけど、もう!?」

「先週くらいからもう飛んでるよ~(花粉)」

ひえ~っ(lll゚Д゚)
そうなんだ・・・。
先生曰く、昨年より少ないけれど例年よりやや多い。
という飛散量。
そろそろ洗濯物が外に干せないなあ。。。

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February 09, 2009

システム入れ替えはいつも強引に

日本システムアドミニストレータ連絡会」というところに
一応所属しているワタシ・・・。

もっと勉強会に参加しないといけないと思いつつ
ご無沙汰してしまっているのだが。

この会はメーリングリストを使ってメンバー間で活発に
やりとりしている。
メーリングリストはほぼROMなワタシだが、
メンバーの意見交換には関心させられることばかり。
そんな状況なのだが、あるメンバーの方の最近の発言と、
その問題提起への回答にワタシは注目している。


「職場がOffice2007に一斉入れ替えへ。Office2007への
スムーズな移行法は?」

オフィス2003とのユーザインタフェースの大きな違い、
当面は互換性を意識したファイルの作成や保存を考えるべき
ということ、入れ替えメリットはそんなにないよ・・・とか。
2003に慣れている人はストレスがたまる・・・とか。

その通り。ではあるけれど、結局は利用者のモチベーションを
強引にでも上げながらなんとか移行しちゃわなければ
いけない・・・というのがシスアドの役割になるのかなあ。
戸惑う利用者に共感しつつ、(言い方は悪いけれど)
騙し騙し使ってもらうように仕向ける??

移行する側としては、一気に進めるしかないわけなのだ。
会社勤務時代に移行する立場だったことがあるが、
運用面を考えれば、「この部署は2003、この部署は2007」と
いうわけにはいかないし。
(情報システム部門は先行して移行するとしても)
会社勤務時代、社内某部署が「Windowsは使わない、Mac派
だから」と言い切ったことがあり、ペーペーのワタシは
おろおろしたが、当時の上司はスッパリ!
「じゃ、壊れても何してもそちらでどうぞ。ネットワークも自前で
どうぞ。」

いろいろ問題はあるけれど、システムの入れ替えはいつも強引。
(・・・に見える。情報システム部門など関連部署は事前検討している
ハズ)
人間の力で対処していくしかない。
・・・と、ここまで開き直れるのは、会社勤務時代のごく数年間
(しかも入社後3~5年の間)に、環境の変化やらITの進展やら
政治的判断やらで会社内の基準ソフトがバンバン入れ替わった
という経験があるからかもしれない。

OSは、MS-DOS→Win3.1→Win95
ワープロソフトは、一太郎→DOS文書プログラム→ワード
表計算ソフトは、マルチプラン→Lotus123→エクセル

あの頃は若かった。
柔軟に対応できた・・・(今よりも)。

現勤務先でも、学生は現1年生からVista&Office2007。

1年生(Office2007)、2年生(Office2003)両方を担当した
ワタシも相当困ったことが多かったが、まあ、なんとかなった。
(すべての機能は覚えない前提なので。よく使うところで
変更があったところだけ理解すればいいような気がする)
 ↑ おおざっぱすぎかな?

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February 08, 2009

「R25」ロング・インタビュー

フリーペーパーの「R25」を地下鉄の駅でゲットし、
ぱらぱらっと読む。

ロング・インタビューは、先日読んだ「街場の教育論」の
著者であり、ワタシが最近注目させていただいている
内田樹氏。現神戸女学院大学教授。

R25のサイトで全文読むことができるようなので、
興味のある方はコチラへ。

内田樹氏は、大人と子どもの違いを、
「どうしていいか分からないような出来事をなんとか
切り抜けていくのが大人」と。
納得。

この「ロング・インタビュー」では、「R25時代」つまり
25歳の頃何を考え、迷っていたのか・・・
ついても聞いているのだけれど。
ワタシの「R25時代」はどうだったっけ?
なんて振り返ってみたり。

25歳といえば、新卒で会社に入って3年から4年目を
迎えようとしていた時期だったかな。
所属してた部署は、入社直前の名称「事務改善課」?
(だったかな・・・それにしてもシブイ名前)、
入社直後の「情報システム部」、そしてその後
「情報センター」とめざましく名称だけはカッコよくなり、
ついには分社化し、ワタシの身分も「出向」扱いとなった
時期だったように記憶している。

その頃は、そろそろ一人でも出張に出、
システムのマニュアルなども作り、
データベースの設計に近いことも行い、
社内研修の企画等もできるようになっていた。

それでもまだまだ「できないこと」の方が圧倒的に
多く、しかも、「技術屋あがりではない情報システム担当」
という自らのポジションを、どうとらえて、将来の道筋を
つけていくべきか・・・なにかと悩んでいた頃。

「出向扱い」ということは、いずれ本社に戻って営業等の
シゴトか、このまま転籍してシステム関連のシゴトか・・・
という判断をすることを視野に入れておかなければなら
ない。
でも、今すぐに会社を辞めるにはキャリアが短すぎて、
外に出ても同じ葛藤の繰り返しになるはず。
それくらいはいまだにバカにされるバブル社員
ワタシでもわかっていた。

そんなこんなで迷いつつ、何か打破したくて資格取得を
思い立ったのもこの頃。
資格といっても・・・。社内の福利厚生の資格取得援助の
パンフレットを見て、難易度やら知名度やら将来性を
まったく考慮せず、某コンサルタント向け資格を選択。
資格の学校某に通いはじめ、「勉強すること」「同じ志を
持つ年代も性別も会社も違う人たちとの交流」に新鮮さを
感じはじめた頃。(勉強が進むうち、その資格の難易度を
知り、目が点になったのもこの頃)

「R25時代」というのはなにかと転機のある時期なのかも。
「ロング・インタビュー」にある学者や俳優や・・・有名人は
もちろん、ワタシたち一般人にとっても。
この年齢にターゲットをあて、フリーペーパーを作った
リクルートはさすが!

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February 07, 2009

「言葉力。2009年の監督論」

お金をくずしたくて立ち寄ったコンビニ。
雑誌コーナーで見つけたこの雑誌をついつい購入。

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通勤の電車の中でぱらぱら読み始めたが、
これがおもしろい!

多くのページを割いているのは
「オシムの言葉」で有名なイビチャ・オシム氏と
本出版しまくり(!)の楽天野村監督。
(他にも、記者やライターが選んだ「心に染みた
監督の言葉ベストセレクション」という特集も
あり。これがまた読みであり!)

オシムさんの方は、ご本人のインタビューよりも、
長年通訳を務めた方(間瀬秀一さん)の話しの
方がおもしろかった。
訳す上で「自分が仏教徒であること」がうまく
作用した、とか、数学を勉強したり、オシム氏と
トランプをしたり。。。という話しとか。

間瀬さんは指導者を目指しているとか。
それをふまえてオシム氏の言葉をどうとらえて
いるのか?という問いに対する彼の答えが
非常に心に残った。

「大事なのは言葉の数じゃないと
いうこと。時と場所と場合を選ぶ
ということ。あともうひとつは、
決断するのは選手であって、
最後の余白の部分は残して
おかなくちゃいけないということ」。

「余白の部分」までどうしても言いたくなってしまう
のが常。
「選手を動かしてこそはじめて監督の言葉になる」。
うーーん。いろいろ参考になるわ。

そしてもう一つの大特集は、楽天の野村監督の
インタビュー「人を見て法を説け」。
褒めることについて、問題児の扱い、評論家時代の
こと、やっぱりWBCの監督に未練がある様子(?)
とか。。。
野村監督により再生された選手たちが明かす秘密など。

いろいろな選手にかけたいろいろな言葉が明かされて
いるけれど、ワタシが一番共感したものは、楽天の
山崎武司選手にかけたというこの言葉。

「お前は態度が悪そうに見える。俺も昔はそうだった」。

この言葉は以前にも山崎選手のインタビューで聞いた
ことがあったが、こんなこと・・・戦力外を通告されて
腐り気味のときに、監督に言われたら感激すると思う。

この号は、スポーツ雑誌の枠を超えた含蓄のある特集。
オシムファンも野村ファンもそれ以外の方も。
管理職の方も教育にかかわる方もそうでない方も。
オススメ。

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February 05, 2009

ガイアの夜明け

テレビ東京系で放送されている「ガイアの夜明け」。
昨日のテーマは「オフィス移転で勝機をつかめ」!

厳しい不況の中、少しでも賃料の安い
オフィスに移り、コスト削減をはかりたい…。
今、不況を勝ちぬく新たな経営戦略として
『オフィス移転』が注目を集めている。

オフィス移転という経営上の戦略にスポットをあて
たテーマだったが、ワタシが気になったのは、
「総務」のオシゴト。
引越しは「総務部」のシゴトなのだよね~。
庶務的で何でもやのように言われ、営業や海外関係の
部署のようにもてはやされたり目立ったりすることは
ないけれど、企業になくてはならない重要な部署。
引越しなんて面倒くさかろう。。。
しかも、最近は、PCも多いし、ネットワーク環境の
段取りとか、引越し予算関係だけではないもろもろの
専門知識が必要とされているいように思う。

「ガイアの夜明け」の前半に取り上げられていた
NTTコミュニケーションの総務部の戦略がおもしろ
かった。

開発部隊にもかかわらず、パーティションをとりはらい
メンバーの顔が見えるようにレイアウト。
中央にはガラス張りの「コミュニケーションエリア」を
設けるなど、顔を突き合わせての「ワイガヤ」を
もくろむ。

でも、最初はぎこちなく、コミュニケーションエリアも
閑散としてしまっている。

そんな状況のときの、総務部のメンバーのひと言
「何か仕掛けますか?」と、困った状況にありながら
ちょっといたずらっぽい表情がなんとも痛快だった!

結局、数日間(?)コミュニケーションエリアの
ドリンクをただにすることをきっかけに、人が
集まり始め、そこでランチをしたり、会議をしたり
思惑通りになる。
コスト削減のための「引越し」が人の内面を動かして
いくというプロセスがおもしろく興味深かった。

ワタシもかつてはスタッフ部門にいたので分かるが、
外部環境が厳しい(不況とか)の時期は、どうしても
目に見える数字をたたき出す部門ばかりが注目され
評価される。
でも、総務部はもっと評価されるべきシゴトだよ。。。

Continue reading "ガイアの夜明け"

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February 01, 2009

ケータイ変更する??

現在使用中の携帯電話の機種変更を検討ちう。

以前はオットとも同じ機種だったのだが
(別に仲良しとかそういうわけではなく、
たまたま買い替える時期に一番いい携帯電話が
その機種だっただけ)、オットはもう数ヶ月前に
余儀なく東芝製に機種変更。
落としただかなんだかで壊れてしまったのだ。
そもそも使い方があらいのだ。
お尻のポケットに突っ込んだりするんだもの、、、

そろそろワタシも・・・ということなのだが、
カタログを見てやっぱり気になるのはコレ。

Iphone








じゃーん!
iphoneでござる!!

機能は今使っているシャープ製より劣るところも
あるものの、やっぱりデザインは魅力的。
同じような感じの後継機(他社製・使い勝手は
よさそう)と比較してもやっぱり。。。

ソフトバンクの2009春モデルを見ても、
ピンとくるものはあまりないし。。。
動画や写真はデジカメがあるからそれで
対応すればいいし。
携帯メールアドレスを変えなければならない
ようだけど、そもそもワタシの携帯メールアドレスを
知っている人自体少ないし。。。

うーーーん。

しばらくシゴトのあれやこれやの面倒事から
現実逃避をして、楽しい悩みを続けよ♪

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