« ノベルティ(?) | Main | 今回のネイル »

May 31, 2008

「手紙屋 ~僕の就職活動を変えた十通の手紙~ 」

Tegamiya








この本の帯、
「主人公といっしょに働くことの意味を見つめ直す本」
という記述に惹かれて。

就職活動に出遅れ、将来を思い悩む大学4年生の「僕」。
彼が出会った奇妙な商売、「手紙屋」。
広告のチラシによれば、「手紙屋」と10通の手紙をやりとりすれば
「夢が実現できる」。
疑心暗鬼で「僕」は「手紙屋」との文通を始めたが・・・。

「手紙屋」からの10通の手紙は、将来に悩む人々への「10の教え」。
たまたまこのストーリーでは、就職活動に悩む大学4年生が
主人公であり、
「手紙屋」は必然的に主人公と出会うようになっているのだが。
10通の手紙のエッセンスは、誰にでも通用するセオリーだと思う。

・あなたが出会った人すべてをあなたの味方にする魔法の
方法は、「相手にこうなってほしいという『称号』を与えること」。

・自分に向いていることを探さない。

・大切なのはどの船に乗るかではなく、その船がどういう目的で
航海しているか。

・今、目の前にあるものに全力を注いで生きる。

・大きな夢を持つということは、大きな壁を乗り越えなければ
ならないことと同義です。

・失敗した人は才能を理由に挙げる。
成功した人は情熱を理由に挙げる。

「手紙屋」が指摘する「会社の選び方」の視点もまさにその通り。
シゴト探し中の人も、そして、シゴト探しをアドバイスする側の立場の
人間にとっても。
これからまた新たな道を探そうとか、夢を追おうという人も。

「・・・で、キミの目指すところはドコなわけ?言えないわけ??」と、
オットにツッコまれ、当たっているだけにムカついたたワタシにも。

忘れてしまっている「原点」を思い起こさせてくれる。

著者のブログはココ

いつか「手紙屋」という商売・・・やってみたいなあ。
人生経験をもう少し積んで、何年か後に。

|

« ノベルティ(?) | Main | 今回のネイル »

Comments

とても興味深い本ですね。私も読んでみようと思います。

Posted by: a_chan | June 02, 2008 09:35 AM

>a-chanへ
おすすめです。

でも、結局「夢をかなえるゾウ」にしても、
根本は同じことを言っているのよね。。。

「自分に向いていることを探さない」ということは、
この年になってから分かったセオリーかも。

Posted by: lamb_labo | June 02, 2008 10:51 AM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 「手紙屋 ~僕の就職活動を変えた十通の手紙~ 」:

« ノベルティ(?) | Main | 今回のネイル »