夫婦、「カンブリア宮殿」を語り合う
深夜のオットの食卓にて。
「カンブリア宮殿の今日の放映分について」夫婦で語る。
今回の放映は、「第2回 社長の金言大賞」。
「よその社長はいいこと言うなあ」というサブタイトルもおもしろい。
帰宅が遅く、見ることができなかったオットに概要を報告。
オットの会社は、朝礼で持ち回りスピーチがあるらしく、
一応、マネージャーだかディレクターだか・・・それらしい話しを
若いスタッフにしなければならないとのこと。それで、いろいろ
ネタを探しているわけだ。
前回のスピーチでは、将棋の羽生さんの話しをしたらしい。
オットは「第1回 社長の金言大賞」はしっかりと見ていたようで、
「オレ、全部覚えているヨ」と自慢げ。
堀場さんの言葉や、出井さんの言葉にいたく感銘を受けていた。
(特に、出井さんの「自分の市場価値」という言葉には、頭を
ガーンとなぐられたような気がしたとか)
第1回分も含めて感じるのは、経営トップ、リーダーの言葉は
客観的であるということ。
全体を少し離れた位置から俯瞰する目と、ミクロに近寄って
社員1人1人や商品等の細部を見る目のバランスが取れている。
ノミネートはされていなかったけど・・・
ノムさんの【金言3】「組織に重要なのは”変化”と”ムード”」。
これは、尊敬する先輩コンサルタントもよく言うこと。
>「無視・称賛・非難」を使い分ける若手育成術
というのもおもしろかった!
ノムさんの人材育成・掌握術(?)は、今朝コンビニで
立ち読みした雑誌(雑誌名失念!)にもたまたま載っていた。
楽天の山崎武司選手が「野村克也を語る」って感じだったかな?
山崎選手は、若い頃から「ワンマン」で、トップとぶつかって
クビになったりもしたらしい。
ノムさんが監督になると聞いたときの気持ちは「無理だろ」・・・
だったかな?自分とID野球はほど遠いし、ぶつかること必至だと
感じたらしい。
そんな状況で、キャンプくらいの時期に、ノムさんが山崎選手に
声をかけたとか。
「お前はオレに似ている。誤解されやすいだろう」。
そこから、山崎選手は「ノムさんを胴上げしたい」と思うまでに
なった・・・。
ノムさんは、決してあてずっぽで「似ている」とか声をかけたので
はなく、コーチを通じて聞いたり、自分で見たりしていたらしい。
彼が、ミーティングでも聞いてないようなそぶりをしながら
しっかりメモを取っていたりしたことを。
立ち読みしつつ、ウルウルするくらい感動したワタシ。
日常をしっかり見ていて、タイミングをとらえて声をかけることが
できるヒト・・・いいなあ。
そんなことができるヒトにワタシはなりたい。
Comments
星野監督が「愛の鞭だなんて言いながら殴るわけがない」
あとのフォローが大切と語ってましたが・・・
フォローしようにも、夫婦間では手遅れです。(>_<)
Posted by: のびぃ太 | April 22, 2008 09:37 PM
「ごめん。言い過ぎた。」
と言うのをおりがみはよく使います。
あと、好物を作って(うちのバヤイ酢豚とかマカロニサラダなので楽)
「コレ食べて機嫌直してなんて・・いってもダメかしら?」
とか言っちゃったりする。
あれれ?夫婦喧嘩の仲直りの方法じゃなかった??
>ノムさん
この方のおかげでわたし知人と大喧嘩。
いまだ和解の糸口が・・。
だれか、いい方法オセーテください。(涙)
Posted by: おりがみ | April 23, 2008 12:54 PM
>のびぃ太さん
コメントありがとうございます。
番組では、星野さんとノムさんが対比されて紹介されていましたね。
そうですね~。
夫婦間では通用しませんよねえ~。
Posted by: lamb_labo | April 23, 2008 11:39 PM
>おりがみさん
何ということのない言葉であっても、声をかけるタイミングによって心に響くかそうじゃないかが決まるような。
その「タイミング」がむつかし~。
自分の言いたいことを言いたいときに言うのではなく、タイミングをしっかりはかれるヒトがオトナなんだなと思います。
>好物
やっぱり食べ物でしょ~。
>この方のおかげでわたし知人と大喧嘩
ええ~ノムさんで大喧嘩ですか?どうやったら和解できるんでしょ。
Posted by: lamb_labo | April 23, 2008 11:42 PM