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March 23, 2008

日経新聞3月23日付「春秋」から。

「マニュアルしにくい仕事のノウハウである暗黙知の共有が
日本企業の特徴だった。その強みがいま失われつつある」。

日経新聞3月23日付の「春秋」が目に留まった。

・・・あら・・・「春秋」もネット版で読めるのね・・・。

「職場での知恵の伝承」
昔だったら、会議室でのお弁当タイムか。
そういえば、オットは「今日は喫煙エリアで○○君と語った」
とか話していることがあるな。
喫煙の功罪はここではおいておいて・・・。

ワタシがこの記事で一番うなずいたのは、
「知恵袋として管理職を支えてきた一般職の女性が消えた」
という部分。

ワタシのかつての勤務先が一般職正社員の採用をやめ、
派遣社員とシステム(ナレッジデータベース?)に移行する
という業務改革を行うと聞いたのは、ずいぶん前の話し。
すでにコンサルとなっていたワタシは、
「業務改革はいいけど・・・本当に大丈夫?」と、伝わるはずも
受け入れられるはずもない心配をしたものだった。

ワタシのイメージでは、ベテラン一般職の先輩方は「職場の
辞書」でありまさに「知恵袋」。
硬軟とりまぜた情報の宝庫・・・さしずめ「知恵蔵」みたいな
存在か。
データベースには入らないノウハウこそ、社風をつくり、
メンバーのコミュニケーションや一体感を支えているものだ
という思い・・・そんな思いがあったから。

この話し(一般職から派遣&システムへ)は、ずいぶん前の
ことなので、その後どうなったのかはよく分からないのだが。
その路線で改革が進み、ベテランでナレッジを持っている
一般職の多くが辞めたのだとしたら???
目に見えない「失われたもの」は相当大きいと思う。

目に見えない情報、システムにのらない情報、でも実は
重要な情報・・・それをどのように伝承するのか・・・。
コンピュータシステムにできることと、人にしかできないこと、
人や情報の揺れ動きを見極めて早く手をうたないと、
見えない資産がどんどん失われていくような気がする・・・。

ただし、この話題を、元勤務先メンバーと話したのは、
ずいぶん前(5年以上?7年くらい前?)のこと。
いまさら、日経の「春秋」に書かれているのはなぜなのか?
今、また新たな問題としてクローズアップされてきている
のかな?

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Comments

こんにちは。私のかつての勤務先も、一時期「一般職はもう採用しない、派遣で対応する」という方針を打ち出していました。一般職は「退職を待つ」という状態(年齢的にも上でだったので)。彼女達にとってはさぞかしいづらかったと思います。
それが、ここ数年、また一般職の採用を復活させたとのこと。やはり限界があったのでしょう。
私もかつては一般職の先輩方に大いに助けられました。目に見えない貢献、大事に評価して欲しいと思います。

Posted by: miki_renge | March 24, 2008 at 11:50 AM

>miki_renge さん
>私のかつての勤務先も
そうですか・・・。
ある時期、このような方針で人事を行った会社って多いようですね。

>復活
すでに失ってしまったものは大きいですよね。

ワタシは一応(なんちゃって)総合職だったのですが、先輩からは、「何より一般職の先輩方を大切に。たてて!」と教えられました。
そのときは単に「怖いから?」と思ったりもしたのですが、本当のところは、「インフォーマルな情報を流してもらえなくなるから」だったのですね。

Posted by: lamb_labo | March 24, 2008 at 12:33 PM

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