「インターンシップ」という制度(・・・ちゅーか、授業)で企業
実習を希望した学生たちが、今、ちょうど、実習中。
企業を担当するオトナ(・・・ワタクシもです・・・)は、企業に
ご挨拶にまわっている。ちょうど先週の13日から15日が
訪問のピークだった。
ワタシなりに気づいたことをメモしておこうっと!
1.企業研究が甘かった?
学生の企業研究は十分に甘いのだが。
そうではなくて、ワタシの。
一応、訪問前には当該企業の資料調査くらいはしておいたが。
元(?)コンサルとしては、もっとしっかり事前リサーチしておく
べきだったと反省。
状況がだいたい分かるIT系企業以外についてもう少ししっかり
準備しておくべきだったなあ。
10分程度の訪問時間にもっと「売れる」会話ができたはず(悔)。
いや、「売れる」って何をだ?何を売ろうとしていたのだ。。。
ワタシは!
2.技術系は女子に人気なし?
中堅くらいのIT系企業。
しっかり研修をして、技術を身につけて、能力があればいずれは
在宅勤務だって不可能ではないという。
働き「続けたい」女性には良い環境のはず。
(まあ、フツーに勤めているときはキツイ業界なのだが)
就職人気は高くないらしい。
一般事務→販売・サービス→・・・・・・・・・ずーっと下だとか。
(訪問したIT系企業の人事部長曰く)
そういえば、みーんな「一般事務」っていうけれど、
「”一般”って何だよ」。(←競輪のCM風で)
もったいないな~。手に職をつければいいのにネ。
きっと後で気づくのね。
3.受け入れ企業側の姿勢
広報誌に文章を書かせてもらったり。
除雪車に乗せてもらったり(?)。
研修のお手伝いをしながら、その研修のオブザーブも
させていただいたり。
「現場を見る」ということで、自分が扱う経理のデータの
発生場所である店舗で実習をさせていただいたり。
心に傷をおうこどものケア施設を見学させていただいたり。
デザインの会議に参加し、「プロのこだわり」を見聞きしたり。
贅沢な経験しているなあ。
ワタシが実習に行きたいんですが。。。
心に残っているのは、一番平均年齢が高いデザイン系の
会社。
「学生さんを教育する教育係の若手社員が勉強になる。
それがわが社にとってのメリット」。
4.・・・で、ガッコーの勉強は結局社会で役に立つのか?
どうだろう・・・。
電話応対とか、目に見えやすいマナーなどは「役に立った」と
実習に行った本人たちは思っているのかもしれない。
しかし、PC操作は聞く限りではどうもダメそうな感じ。
「学校では”打ち込むだけ”だから、”これを作成して”って
会社の人に言われて戸惑った」なんて発言を耳にしたが。
オ~イ!!
ワードもエクセルも「打ち込みツール」じゃないし(涙
まあ、スキルはともかくとして。
さまざまな理由で片親となった家庭等の学生に奨学金を
給付する団体に実習に行っている学生はこう言っていた。
「給付を願い出る家庭の現実を知り、申請書を見ると
悲しい気持ちになった。その一方で、自分がいかに幸せな
のかが分かった」
もう・・・それが分かっただけで、実習に行く前よりも、少し
オトナになったんじゃないか?
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