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January 20, 2008

「経営を見る眼 日々の仕事の意味を知るための経営入門」

ねむーい!

年末からずーっとこんな感じ。
カラダも重いし・・・。
昨日は出勤だったので、余計・・・。
「ヨガはどうした!」とオットに突っ込まれる。
ひぃ~、最近行っていません!チケットがもったいない。

気を取り直して・・・。

「本」(正確にいうと、「文体」か)にはそれぞれリズムがある。
そのリズムで直感的に自分に合う合わないを判断したりする。
特に、学者のセンセーが書く本は、内容自体が専門的
(=専門書)なのだから、たとえそこに書かれていることが
本当にスバラシイことであっても、リズムが合わないと、
読み進めるのに苦労する。

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経営を見る眼
伊丹敬之教授の著書。






伊丹センセーがかつて書かれた本、
ゼミナール経営学入門」は、
診断士の一次試験受験時に出会ってから、ワタシにとって
この分野のバイブル。何度も何度も読んだ。
(ちなみに、経営学分野の他のバイブルは、ドラッカー。
マーケティング分野だとコトラーと上原征彦教授の著書)

伊丹センセーのリズムは、ワタシになんとなく合う。
方向性(提言していること)も共感できることが多い。
直接会って話したら、気が合うような予感がする。
まあ・・・会えないけどね・・・。

この本も、ページを開けてすぐの「はしがき」のところを
見て、すぐにノックアウトされた!

会社で働いている中堅社員やマネジャー一歩手前の
人たちが、企業全体を見る眼をもるのは、大きな意味を
持つことだと私は思う。自分たちの毎日の仕事の意味は
どこにあるのか。それが経営全体の中でどのような
位置づけになるのか。利益とはそもそも何なのか。
人はなぜ想定通り動かないのか。
組織の全体のマネジメントとは、一体どういうことなのか。

そうなの!
そうなのよ!
一介のOLだったワタシが、経営学をかじって(・・・という
ほどのこともないが)分かったことこそ、コレ。
こういうことが分かると、日常、目の前を通りすぎていく
稟議書1枚、伝票1枚がどいいう意味を持つのかが分かる。
「会社の経営に貢献をしている自分」が分かり、モチベーションも
上がる。
よく、「歯車のひとつにすぎないから・・・」なんて言っている
人がいるが、その人は、すでに一歩進んで組織の中の自分を
分かっているだけいい。
「歯車であること」すら知らない、実感できない人の方が多い
のではないかと思う。

自分自身のためにも、組織と仲間たちの発展に
自分なりの貢献をするためにも、経営全体を
考えた上で自分の立ち位置を確認するための
「経営を見る眼」が必要だと思うのである。

この表現も好き。
「自分自身のため」、それはスキルアップ、キャリアアップ、
~稼ぐため・・・ということ?
それだけをクローズアップするキャリア本が多くなっている
中で、
「組織と仲間たちの発展に”自分なりの貢献”をするため」
というくだり。
「デキる人ほど謙虚であり、まわりをよく見ている」
という現実(オットとの会話時に最近出た結論)に通じる
ものがある。

「はしがき」だけでこれだけ感銘を受けたので。

本編を読み進めるにつれて、もっとどんどんひきこまれて
いった。
難解になりがちな経営学をうまーく説明するための
キーワードも示されている。
「自分はサラリーマンでない」という方々にもオススメの本。
組織の動き、人の動きと感情、場の理論・・・何らか得るも
のがあるはず。

忘れたくないキーワードをメモしておこうっと。

・経営は論理である。
・経営には論理がある。方程式もある。そしてゆれ動きもある。
・論理なき実践は行き当たりばったりの試行錯誤である。
・経営をみるときの第一のキーワードは「当たり前スタンダード」
である。
・人は性善なれど弱し。

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