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January 27, 2008

「勝つのは誰だ。勝利とは何だ。」

ずっと気になっていたCM。
(音出るかも・・・ご注意を!)

火曜日の深夜、オットが仕事がらみ(?)で毎週見ている
アニメーション番組の前。
いろいろな競技の北京オリンピック代表候補にスポットを
あてたドキュメンタリー番組のときに必ず流れるCM。

競輪のイメージCMなのか??
公式サイトによれば、タイトル(テーマ)は「9ways」。

職業も生き方も違う9人の男性が、自分の心の中にある
思いを吐露しながら、競技用の自転車をこいで東京の
まちを疾走する。ウォーターフロントなのか・・・
佃のあたりなのか・・・。
音楽もカッコイイ!
毎週見ているので、セリフもすっかり覚えている。
自転車を走らせる9人のそれぞれの思い。

「大学も二流。会社も二流。でもこの人生を二流とは
言わせない」
「親の稼業を継ぐしかなかった。まわりはみんな遊んで
いたのに」
「第二の人生って何だよ。オレは一度も終わってないよ」
・・・・・・・・・・

東京の、どこからともなく合流してきた9人は、最終的には
競輪の競技場(バンクっていうの?)へ。
ゴールを目指して、とてつもない迫力で走り抜けていく。

テレビのCMでのコピーは、

「勝つのは誰だ。勝利とは何だ。」

しかし、サイトを見ると、
「その人だけの勝利がある。」
というコピーもある。

まだ見たことのない方は、
公式サイトの画面下から、90秒バージョンのCMをぜひ
見てほしいな。
公式サイトのバージョンでは、CMが終わった後、
出演者名と9人の人物設定も見ることができるように
なっている。
それが「9ways Another Story」。

例えば、「親の稼業を継ぐしかなかった・・」人の設定は、
商店街の魚屋さんで、中学を卒業してすぐに父親に
弟子入りして稼業を継いだ人。中学時代は音楽の世界を
目指すという夢を持っていた。

とか。

とにかく設定にリアリティがあって、おもしろい。
最長90秒の世界の背景に、こんなドラマが
きっちり描かれているんだ・・・と感心してしまった。
人物設定を思わず真剣に読んでしまったが、
かなり切なくなった。

よく考えて作られているCMだし、
受け手それぞれが自分なりに「自分のway」を考えさせられ
るCM。

そんなことを考えていたら、ある言葉を思い出した。
大学のゼミでの先生の言葉。(一応、社会学科で文化社会学
なんぞを学んでいた・・・いや・・・ちゃんと学んでいないけど;)
「映画も小説も、音楽も、CMも、現代の社会をうつしている。
経済学や法学や経営学を学ぶ者が、その専門分野から現代の
問題にアプローチするように、社会学を学ぶ者も、身近な
ものから社会のゆれうごきをみつめることができる。
よく役に立たないといわれる社会学だが、そんな意義がある
ことを忘れないようにすることが大切」。

ちなみに・・・

このCM、制作はワタシもファンである
クリエイティブ集団タグボート。
出演している9人はプロの競輪選手だそうだ。
そりゃそうだ・・・素人が競技用の自転車をあんなに
乗りこなすことはできない。

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