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January 30, 2008

「初恋」村下孝蔵ほか

好きだよといえずにはつ~恋は~♪

ワタシたち世代にはとっても懐かしい歌。
なぜかワタシの中で今、この「初恋」がキテイル!

最近のミュージックシーンは「カバー」流行のようで。
徳永英明の「Vocalist」を筆頭に。

その中で、ワタシが聞きたくてレンタルしたのは、
「男歌」島谷ひとみ
「ウタヂカラ」佐藤竹善
の2枚のアルバム。
借りるまで気付かなかったのだが、なんと、両方とも
村下孝蔵の「初恋」をカバーしている!!

さらに、テレビCMでは、サントリーのなっちゃんの乳飲料
バージョン、「白いなっちゃん」のCM音楽として、この
「初恋」をゴーイングアンダーグラウンドがコピーしている!

いやいや。
何度聞いても良い曲。
カバーするミュージシャンがこれほど多いということは、
やはり目のつけどころが同じだったのか。。。

「ききくらべ」をしたけれど、
ワタシ的には、

村下孝蔵(オリジナル)島谷ひとみ佐藤竹善
※村下孝蔵はYoutube、島谷&佐藤版は視聴可能。

かな。。。
純朴なよさを大切にするのであれば、過度にアレンジしなおさない
方がいいように思う。

なぜこんなに懐かしさを感じるのか・・・「曲のよさ」はもちろん
だが、それだけではない、もう一つの理由が。

この曲が発売された頃(高校時代?)、
ワタシは「CBSソニーレコードモニター」なるアルバイト(?)を
していた。
(ちなみに「CBSソニー」とは、今の「SME」)
信濃町にあったレコーディングスタジオ、市ヶ谷にあった本社に
月に1回程度集まり、曲の内容やらジャケットの写真やらを
モニターするというもの。
その中に、村下孝蔵さんのものもあったなあ・・・と思いつつ。

その頃の淡い恋、初恋の情景ってなんとも情緒的だなあ。。。
「放課後の校庭できみを探していた♪」
なんて、今聞いてもドキドキしちゃうようなセリフ。
携帯でいつでもすぐに連絡が取れちゃうような今の時代には
ない光景だよ。現代って便利だけど、人を思う気持ちが
薄っぺらいというか。ビジネスライクな場であれば別に
構わないけど、とっておきの初恋にはその薄っぺらさは
似合わない。

よし、決めた!
初恋に限り・・・携帯電話&メールを使わないことを
提言します!

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January 27, 2008

「勝つのは誰だ。勝利とは何だ。」

ずっと気になっていたCM。
(音出るかも・・・ご注意を!)

火曜日の深夜、オットが仕事がらみ(?)で毎週見ている
アニメーション番組の前。
いろいろな競技の北京オリンピック代表候補にスポットを
あてたドキュメンタリー番組のときに必ず流れるCM。

競輪のイメージCMなのか??
公式サイトによれば、タイトル(テーマ)は「9ways」。

職業も生き方も違う9人の男性が、自分の心の中にある
思いを吐露しながら、競技用の自転車をこいで東京の
まちを疾走する。ウォーターフロントなのか・・・
佃のあたりなのか・・・。
音楽もカッコイイ!
毎週見ているので、セリフもすっかり覚えている。
自転車を走らせる9人のそれぞれの思い。

「大学も二流。会社も二流。でもこの人生を二流とは
言わせない」
「親の稼業を継ぐしかなかった。まわりはみんな遊んで
いたのに」
「第二の人生って何だよ。オレは一度も終わってないよ」
・・・・・・・・・・

東京の、どこからともなく合流してきた9人は、最終的には
競輪の競技場(バンクっていうの?)へ。
ゴールを目指して、とてつもない迫力で走り抜けていく。

テレビのCMでのコピーは、

「勝つのは誰だ。勝利とは何だ。」

しかし、サイトを見ると、
「その人だけの勝利がある。」
というコピーもある。

まだ見たことのない方は、
公式サイトの画面下から、90秒バージョンのCMをぜひ
見てほしいな。
公式サイトのバージョンでは、CMが終わった後、
出演者名と9人の人物設定も見ることができるように
なっている。
それが「9ways Another Story」。

例えば、「親の稼業を継ぐしかなかった・・」人の設定は、
商店街の魚屋さんで、中学を卒業してすぐに父親に
弟子入りして稼業を継いだ人。中学時代は音楽の世界を
目指すという夢を持っていた。

とか。

とにかく設定にリアリティがあって、おもしろい。
最長90秒の世界の背景に、こんなドラマが
きっちり描かれているんだ・・・と感心してしまった。
人物設定を思わず真剣に読んでしまったが、
かなり切なくなった。

よく考えて作られているCMだし、
受け手それぞれが自分なりに「自分のway」を考えさせられ
るCM。

そんなことを考えていたら、ある言葉を思い出した。
大学のゼミでの先生の言葉。(一応、社会学科で文化社会学
なんぞを学んでいた・・・いや・・・ちゃんと学んでいないけど;)
「映画も小説も、音楽も、CMも、現代の社会をうつしている。
経済学や法学や経営学を学ぶ者が、その専門分野から現代の
問題にアプローチするように、社会学を学ぶ者も、身近な
ものから社会のゆれうごきをみつめることができる。
よく役に立たないといわれる社会学だが、そんな意義がある
ことを忘れないようにすることが大切」。

ちなみに・・・

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January 23, 2008

雪!

先週末に3cm積もるだのなんだの言いながら、
結局ふらなかった雪。

昨日の夜?今日の早朝??
降り始めた。
しかも、結構大粒の雪。

わが家の近辺は坂が多いこともあり、
雪が積もり凍結すると「幽閉される!」(←ラムラボ家用語)
午前中10時過ぎに家を出るときは、家の前の飛び石の上に
シャーベット状の雪がすでにうすーく積もっていて、
「うわーっ。帰宅時は命がけ??」と恐怖におののいていた。

しかし、時間とともに雨に(「昼過ぎで雪も雨もやむという
予報はやはり外れているが)。
雨の量が多かったのが幸いして(?)、帰宅時は凍結もナシ。
(雪道で転ぶ東京人をいつもせせら笑っている)オットに
頼もうと思っていた雪かきもナシ。

あ~。よかった!

そういえば、もうずいぶん昔のことになるが、建て直した
今の家に入居する日・・・つまり、仮住まいから引越してきた日は
大雪だった。
そして、大学2年のオリエンテーション時、サークル勧誘の時も
大雪だった。
ここ数年は、あれほどの雪は降っていないな・・・。

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家のすぐ横に咲くさざんか。
雪が似合う花。







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January 21, 2008

ツケがたまっている・・・

え~っと。飲み屋のツケではなくて。

足マッサージ代!

「疲れたよん。足マッサージして!!!」
と半ば強引に足裏&ふくらはぎを、オットにマッサージさせる
鬼嫁。
最近は「オレも疲れてるのに!」と拒絶されることもあるのが
それが不満(・・・本当に鬼だわ、われながら)。

「片足500円ということで、500円玉貯金箱に入れておけよ」と
最近命令が下った。
しかし、まだ一度も貯金箱に御代を投入していない・・・。
ツケは・・・3,000円くらいにはすでになっているかな。
忘れてくれないかな。

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January 20, 2008

「経営を見る眼 日々の仕事の意味を知るための経営入門」

ねむーい!

年末からずーっとこんな感じ。
カラダも重いし・・・。
昨日は出勤だったので、余計・・・。
「ヨガはどうした!」とオットに突っ込まれる。
ひぃ~、最近行っていません!チケットがもったいない。

気を取り直して・・・。

「本」(正確にいうと、「文体」か)にはそれぞれリズムがある。
そのリズムで直感的に自分に合う合わないを判断したりする。
特に、学者のセンセーが書く本は、内容自体が専門的
(=専門書)なのだから、たとえそこに書かれていることが
本当にスバラシイことであっても、リズムが合わないと、
読み進めるのに苦労する。

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経営を見る眼
伊丹敬之教授の著書。






伊丹センセーがかつて書かれた本、
ゼミナール経営学入門」は、
診断士の一次試験受験時に出会ってから、ワタシにとって
この分野のバイブル。何度も何度も読んだ。
(ちなみに、経営学分野の他のバイブルは、ドラッカー。
マーケティング分野だとコトラーと上原征彦教授の著書)

伊丹センセーのリズムは、ワタシになんとなく合う。
方向性(提言していること)も共感できることが多い。
直接会って話したら、気が合うような予感がする。
まあ・・・会えないけどね・・・。

この本も、ページを開けてすぐの「はしがき」のところを
見て、すぐにノックアウトされた!

会社で働いている中堅社員やマネジャー一歩手前の
人たちが、企業全体を見る眼をもるのは、大きな意味を
持つことだと私は思う。自分たちの毎日の仕事の意味は
どこにあるのか。それが経営全体の中でどのような
位置づけになるのか。利益とはそもそも何なのか。
人はなぜ想定通り動かないのか。
組織の全体のマネジメントとは、一体どういうことなのか。

そうなの!
そうなのよ!
一介のOLだったワタシが、経営学をかじって(・・・という
ほどのこともないが)分かったことこそ、コレ。
こういうことが分かると、日常、目の前を通りすぎていく
稟議書1枚、伝票1枚がどいいう意味を持つのかが分かる。
「会社の経営に貢献をしている自分」が分かり、モチベーションも
上がる。
よく、「歯車のひとつにすぎないから・・・」なんて言っている
人がいるが、その人は、すでに一歩進んで組織の中の自分を
分かっているだけいい。
「歯車であること」すら知らない、実感できない人の方が多い
のではないかと思う。

自分自身のためにも、組織と仲間たちの発展に
自分なりの貢献をするためにも、経営全体を
考えた上で自分の立ち位置を確認するための
「経営を見る眼」が必要だと思うのである。

この表現も好き。
「自分自身のため」、それはスキルアップ、キャリアアップ、
~稼ぐため・・・ということ?
それだけをクローズアップするキャリア本が多くなっている
中で、
「組織と仲間たちの発展に”自分なりの貢献”をするため」
というくだり。
「デキる人ほど謙虚であり、まわりをよく見ている」
という現実(オットとの会話時に最近出た結論)に通じる
ものがある。

「はしがき」だけでこれだけ感銘を受けたので。

本編を読み進めるにつれて、もっとどんどんひきこまれて
いった。
難解になりがちな経営学をうまーく説明するための
キーワードも示されている。
「自分はサラリーマンでない」という方々にもオススメの本。
組織の動き、人の動きと感情、場の理論・・・何らか得るも
のがあるはず。

忘れたくないキーワードをメモしておこうっと。

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January 17, 2008

阪神淡路大震災から13年

もう13年。
診断士第3次実習期間中に起こった大惨事なので、
非常に印象的だったし、衝撃的だった。

去年の今日もこの話題

最初の勤務先は神戸にゆかりの深い会社だった。
ワタシがいた部課では、震災の年から、バレンタインデーの
チョコレート配布(いわゆる義理チョコ配布)をやめて、
復興を手助けする諸機関へ募金をすることにしていた。
今も続いているのだろうか?

家も家族も亡くした方の孤独死も多いという。
長年過ごしたコミュニティから離れることが、どんなに
ストレスになったのだろうか・・・と思うと、天災とはいえ、なんとも。

そして、震災で親や兄弟を亡くした子どもたち。
逆に子どもを亡くした親たち。
小学校1年生だった子どもは成人を迎える年になった。

大打撃を受けた長田地区の産業は?
うまく復興できた企業もあるが、厳しい状況のままの中小企業も
あるらしい。

「阪神淡路大震災から学んだことは多かった」とメディアは伝える
けれど、風化されずに伝えていくことはできるのか?
そんなことを思う、1月17日である。

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January 15, 2008

リスク管理。

この3連休。
1日はちゃんこ屋での解散会。
1日はレポートの評価40人分弱(持ち帰ったシゴト。飽きると
思ったが、意外にもおもしろいことが書いてあった!)。
そして最終日(月曜の祝日)は、家の中で洗濯をしたり、
残務をしたり。。。
なんといっても、成人の日の寒さ!
この日を「終日家」という予定にしておいてよかった~。

残務の中には、以前よくシゴトをさせていただいた会社
から受けた、e-ラーニング用問題作成6問も。
某コールセンター従業員が、ネット上で勉強するための
四択の問題+簡単な解説。
10問分受けていて、残りの4問の締め切りは20日の週。

お話しをいただいたときは、いろいろ多忙で、
「お断りしようか・・・」とも思っていたが、慣れているシゴトで
比較的すぐにできそうだったこと(資料さえそろえることが
できれば、工数は数時間)、内職的に家でできること、
「問題作成」という観点からいうと現在の本業とのシナジーが
少しあること、長年お世話になった会社であり、
細~くでもつながりを持っていたいと思ったことなどを考え、
お引き受けした。

普通のビジネスマナーとかパソコンの知識が
テーマであれば、専門の方が多いので、ワタシに回ってくる
ことはないと思う。
ただし、コールセンター業務という、ある意味
特殊(電話のみの相手が見えない状況で、見えない技術
・・・ネットワーク関連商品とか・・・の問合せに対応する)な
世界が今回の対象。
ワタシは、ある時期、この手の業界のシゴトを集中的に
行っていた(もちろん、そのシゴトに足を踏み入れた時点では
業界素人だったけど)ので、イチから説明しなくてよいという
先方の判断もあったかも。

まあ、後追いで理屈はいろいろつけることができるが、
実は、「何かのときのためのリスク管理」を無意識にしている
のかもしれない。

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January 14, 2008

成人の日

さあ、今日は2回目の成人の日。
特別なことは何もしないけど。

「じゃらん」が合計3冊になった。
ワタシが買ったじゃらん2冊(・・・正確にいうと、じゃらんに
ついていたおまけのボールペン2本)を見て、
「本来ならば。コレクション用として2本、実用として2本
そろえるべきでは?何か違うだろ・・」とつべこべ。

あ・・・・・

自分も欲しかったんだ。。。
正直に言えばいいのに。

ということで、仕方なくまたコンビニへ。
違うコンビニに行ったらすでに売り切れ。
やむを得ず、2冊を購入したコンビニに再度Go!
「男湯女湯版」が1冊だけ残っていたので購入。
もう、我ながらアホだよ。。。

こんなことでは、真の成人(しかも2度目)にはなれないなあ。

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January 13, 2008

にゃらん

シゴト初めの今週・・・疲れすぎ・・・。

そんなときに癒してくれたのは・・・
旅行雑誌「じゃらん」の旅人?旅猫?

にゃらん!

温泉の旅をするにゃらんのCMにすっかり癒されている。
そして・・・

Image417 なぜ、同じ号の「じゃらん」が
2冊あるのか?




それは・・・

コレがお目当てだったから!

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なんだかとても懐かしいボールペン。
昔よく海外へ行った人のおみやげでもらったような
ボールペン。
中に液体?が入っていて、上下にすると、
ふわーっと動いていく、懐かしいアレ!

これは、コンビニで販売されているじゃらん限定の
おまけのようで、
・男湯と女湯を行ききするにゃらんバージョン
・日本各国の名所をただようにゃらんバージョン
の2種類がある。

これは、2種類とも持っとくしかないっしょ!

ええ・・・セブンイレブンに走りましたとも。
じゃらんを2冊、それもおまけの種類をしかと確認しながら
購入するあやしい、中年女。
POSレジに、ワタシのデータはどんな風に打たれたの
だろうか??

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大相撲初場所前日に両国へ

目的は・・・

ココ

「ココ」というか、本来の目的は、ある案件のプロジェクト解散会。
その案件っつーのが、まあ、いろいろあった案件なのだが。。

初級シスアドという資格の教材を開発していたプロジェクト。
CMをバンバン流している超有名な通信教育会社の依頼で、
5冊にも及ぶテキスト、模擬試験問題、用語集、過去問題解説集・・・
とずいぶんいろいろなものを作ってきた。
情報処理技術者試験の体系変更に伴い、
初級シスアドという試験がなくなる(試験機関によれば
「発展的解消」?)ので、シゴトはいったん一区切り。

本日集合したメンバーは7名。
女性はワタシ一人。

・30歳になったばかり2名(泣く子も黙る某有名大卒の
超優秀な方々)
・30歳半ばの独立コンサル
・ワタシ
・ワタシよりちょっと年上であるにもかかわらずすでに今年大学を
卒業する予定の息子さんのいる、某大企業勤務の方
・日本が誇る有名メーカーを定年で卒業して悠々自適、
生きがいのために適度に働く方1名
・このプロジェクトのリーダーであり、同じく日本が誇る有名メーカーを
定年で退職後、ISOの資格を取り、現在は、全国に出張しバリバリ働く
監査員となった方

なんだか、傍から見たら「何の集まり?」と不思議に思われそうな
会合。
年代も違う、シゴト(=本業)も違う人たちとの語りはなかなか
おもしろい。このプロジェクトの中で、散々な目にあった(?)
ことの思い出話しやら、今まで一緒にシゴトをしていながら
知らなかったプライベートなこととか(メンバーの自宅は、東京、
静岡、果てしなく静岡に近い神奈川、そして岡山・・・)・・・。

さむーい雨の中、気分はリフレッシュしたのだった。

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January 07, 2008

シゴト初めか・・・

いってらっしゃい。

Image404








おかーさん♪
(一応おとーさんもね)

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2008☆年賀状に思う「働く」ということ。

頻繁に会ったり、メールができる人以外との、唯一の接点が
年賀状なのかな。
年に一度。
それもまた、七夕伝説のようでいいものだったり・・・と思いを
めぐらせる。

オットに「出しておいて」と言われて渡された年賀状(オットの
知人用で、本人がメッセージを加えたもの)。
ちらっと裏面のメッセージを見ると、「そろそろデザイナーから
次のステップを考えないと」的なことが書いてあった。
日常、あんぽんた~んなオットも、実は(少しは)キャリアとい
うものを考えているのだな・・とほんの少し、本当に少しだけ
見直す。
いずれ、クリエイターとしての現場を離れ、管理職(ディレクター?
プロデューサー?)にならなければならない年齢と職歴になって
きた・・・ということなんだろう。

一方で、ワタシは、元同僚でずーっと同じ会社で勤め上げている
方々からの便りを見て、「すごいよ・・・」とついつぶやく。

転職する、という選択肢以外で、一企業内というさまざまな
縛りと変化の中で適応し続け、自分の働く場を確実に見つけ
てきた人たち・・・堅実でたくましい。

資格取得のためとはいえ、ワタシは会社勤めを5年弱で
放り出した(・・・と自分では思っている)ことに、大きな
コンプレックスを感じている。

キャリアとか転職の関係の話しになると、いつも、最初に
勤務した会社のことを考え、少し心が痛む。

たとえ、
その後それなりにシゴトを得て、
「キャリアアップを果たせたんじゃないの?」とか
「シゴトを変えてよかったんじゃないの?」とか
社会的に評価してくださる方がいたとしてもだ。

社会人としての基礎をしっかり教育され、人にも恵まれた。
それを踏み台にしてここまで・・・的な気持ちがあるのかな。
あの会社、あの時の上司、先輩、同僚、そして、元々は
自分の意思と関係なく与えられたシゴトとの出会いが
なければ、今、こうしてまがりなりにも働くことができている
とは思えない。

オットが年賀状に書いていたメッセージじゃないけれど、
働く場(居場所?)探しの旅は一生続くのだろう。。。
たどりつく先は一体どこなのかな?

シゴト初めの日。
こんなことを考えてみた。

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January 06, 2008

「ちりとてちん」

長期の休みの楽しみは、普段見ることのないテレビ番組を
見ることだったり。

期待せずに見ておもしろかったのは、NHKの朝ドラ、
「ちりとてちん」
主人公の落語家志望の女の子(喜代美)の瞳がクルクル
回って表情豊か。見ているだけで楽しい。
美人とはいえない感じだが、カワイイタイプ(いずれ大化け
するかもしれないけど)。

主人公と結婚する落語家の草々さんは、正直、ワタシの
タイプです・・・♪

渡瀬恒彦さんや京本政樹(!)さんなどもかなりいい味を
出しているが、何といっても・・・。

和久井映見!

もう主人公のお母さん役を演じる年齢なのね。
「1リットルの涙」で薬師丸ひろ子が沢尻エリカのお母さん役を
演じていたときに似たショックを感じてしまうのであった。
でも、さすがうまい。というか、あの雰囲気を出せるのはやはり
和久井映見か。

予告を見ると、1月7日の週からは、若干勢い(?)で結婚した、
喜代美と草々さんがイロイロぶつかったりするようで。
(仕事がはじまるから、見れないじゃないか!!)

「やっていけるんやろか」
「勝手にせい!」
がキーワードみたい。

フンフン・・・

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January 05, 2008

「ホームレス中学生」

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いまさらだけど。

2007年度ベストセラー第2位(?)の
「ホームレス中学生」
・・・第1位は「女性の品格」らしい・・・


お正月期間に読んでみた。

文章表現が稚拙だとか、あれやこれや言う人も多い
らしいが、ワタシは単純に「伝わる文章だなあ」と
感動した。
お父さんの突然の「解散」宣言や、「まきふん公園」での
ホームレス生活、ダンボールや草を食べた、なんて
エピソードがあまりにも衝撃的で、そこばかりクローズ
アップされているが、全体を通して読むと、
「そこだけじゃないんだよね~」という気持ちになる。

亡くなったお母さんのことがどれだけ好きだったのか。
お父さんを本当に恨んでいないという気持ち。
兄姉の愛情。
恩師の工藤さんからの手紙。
親切な、友達の家族や近所の人たちのこと。

「おわりに」に書かれている著者の言葉がよい。

「僕は、お湯に感動できる幸せのハードルの低い人生を
愛しています」

個人的には、なぜか・・・

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January 04, 2008

生活のリズムが変わると・・

元旦深夜と夕方に近所に初詣。

2日は氏神様である神社へお参り(お払いを受ける)&
お墓参り。その後、カラーインクがなくなったので、
量販店へ・・・初売りの人出の多さにはビックリ。

・・・夜はなんだかんだウダウダ夜更かしなどをして・・・
そんな乱れた生活リズムのせいか、3日は偏頭痛。
だるさや寒気もちょっとアリ。ヘンな時間に寝たり、
寝すぎもよくないらしい。
オットも同じような症状だった。

うーーーん、いけませんね。新年早々。

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January 03, 2008

お国自慢のお雑煮

まだ昨年12月のこと。
職場の先輩の方々と、仕事の合間に、「お雑煮」の
話しが出た。
九州だったらこんな餅でこんな味付け。
四国はこんな餅でこんな味付け。
同じ東北でも日本海側と太平洋側、同じ県でも北部と
南部で違うとか。

ラムラボ家では、有無を言わさず江戸風。
四角い焼餅にかつおだしの醤油味。
具はシンプル(鶏肉、なると、小松菜、ゆず、大根、にんじん)。

しかし、職場でそんな話しが出たので、ちょっと気になり、
オットに聞いてみたのだった。

「え~。基本は東京と変わらないだろ。餅も四角くて焼いて
入れるし。実家の方が、醤油味が少し濃いかな。
ごぼう入れたり、ハラコ入れたりはするな。」
へ~。おもしろくないねえ。

「あっ!」

何か思い出した?????

「くるみのタレみたいのに餅をつけて食べる!」
「へ?それは、みたらし餅とかあんこ餅とかそういう類
なのでは?」
「いいや。確か、雑煮とセットで食べる!」

少々調べてみると・・・

アッター!
お国自慢のお雑煮図鑑」によれば、
「クルミを擦ったものに、砂糖やしょうゆで味を付けた
たれを椀に添え、お雑煮の餅に付けて食べる」そうな。

義母は岩手県でも、三陸地方出身。
だからか・・・。
オットは記憶がよみがえってきたようで、
「そうだそうだ。すり鉢でくるみをすって、醤油や砂糖を
入れて!」
ふぅ~ん。

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January 02, 2008

ビンゴ~!

年末、休みに入ってからも(といっても29日から)、
ダラダラゴロゴロするオット。
ブチキレ寸前だったが、ぐっとガマンせざるをえない
理由が・・・。

それが、コレ!

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十等。
という札が見える?






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ソニー
サイバーショット
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(商品画像は「ソニースタイル」からお借り
しました)

最新デジカメ。
なんと!
オットが会社の忘年会のビンゴでゲットしてきた
のだ。毎年、テレビだDVDだゲームだ・・・と
ゲットする同僚を横目に、ダメダメだったのに!

恵比寿の某おしゃれな会場(結婚パーティなども
行われるようなオサレ系レストラン)で開催された
忘年会。
オットによれば、今年のビンゴは、全体的にも
超盛り上がったとか。
普通のビンゴだと、いい景品が先に出て、あとは
尻つぼみになってしまうのが常。しかし、今年は
幹事さん、考えたらしい。
先にビンゴになった人が必ずしも1等があたるの
ではなく、あらかじめ「○番目にビンゴになった人の
賞品は××」と、参加者全員分の番号を適当に
割り振っておく。
1番でビンゴとなっても、賞品はお菓子だけ
かもしれないし。最後まで残った人にテレビがあたる
かもしれない。
そうしたことで、最後の方は「もういいや」とゲームに
参加しなくなってしまう人が多くなりがちなビンゴに
最後の人が決まるまで緊張感が保たれる。

へ~。
なるほどね。

実は、オットはもともとデジカメがあたったのではなかった。
本当にあたったのは、一番人気だった任天堂wii。
wiiは2台用意されていたらしいが、当選者が出た瞬間、
会場全員最高に盛り上がったとか。
本人もすごく盛り上がったらしいのだが、冷静になって
考えてみると。。。

・本体のみで、専用リモコン(振り回すヤツ)はついていない
・本体だけでできるおもしろいソフトはあるのか?
・しかもソフトももちろん別売り
→すぐに楽しむためには、オプションとソフトを買う必要が。
 しかし、クリスマス&お正月商戦後になると品薄だろう。

という思考のもと、若手H君と裏取引。
H君が当てたこのデジカメをゲットしたというわけだ。
価格も、wiiより高いのでは?得した気分♪
でも、H君は大喜びだったというし。

ちょうど、ワタシの古いデジカメが壊れたところだった。
古いデジカメは210万画素。
このサイバーショットは810万画素。
「ムスメ。たちの写真が撮れるでしょ。動画もとれるよ」。

う~ん。いい賞品だ!
オットがダラダラウダウダしていても文句言えないよ・・・。

ちなみに。

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January 01, 2008

2008年到来!

2008年、おめでとうございます☆

ささやかでもいい。健康な1年でありますように。
そして、日本・世界全体を見たら、悲しい事件や
事故がありませんように。

ワタシの所属している、中小企業診断協会東京支部
中央支会という団体から、会報(お正月号)が来た。
実際に来たのは年末だったけど。
いつもは、メルマガでの情報発信なのだが、お正月
は必ず紙の冊子で。
昨年までは、会員が投稿した年賀状形式だったのだが、
今年からは形式が変わったみたい。

「先輩診断士からの助言コーナー」に目をとめる。
さすが、人生の大先輩でもある方々。
年の初めに、ワタシ自身も「肝にめいじていこう」と
いうお言葉がいくつか。

まず一つは。
診断士は教養を高めよ」というお言葉。
経営の勉強だけではなく、幅広く教養を高めた方がよい
というお話し。音楽、絵、演劇、歌舞伎、落語、囲碁、
将棋、チェス、マージャン、野球、サッカー、バレー、
テニス・・・。読書も小説、歴史、エッセイ、戯曲と
幅広く。
ということ。

そして二つ目。
「コンサル業務はチームプレイ」。
大先輩曰く、いまだにチームプレイができない人が
多いらしく、仕事を発注するにも四苦八苦とか。
「顧客ニーズを無視して自分が最近勉強して身に
つけた技法を使ってみようと主張したり」、
「最近話題のキーワードを羅列するばかりで中身が
ない提案だったり」。
ひえ~。今だにそうなの?そういう人が多いの?と
逆に驚き。
診断士なので、コンサル業務をあげているが、これって
どんな仕事でもいえることだよなあ。

中小企業診断士の世界も、若手も増えていると聞いて
いるが、きっと、大先輩が新春に助言してくれた
2つのことは、すぐには、実感として分からないかも。。。
ワタシも、資格合格したての20代の頃には、
こんなことを言われてもピンとこなかったかな。
この「教養」と「チームプレイ」の大切さ、頭では
理解していても、ないがしろにしていたと思う。

一見、目の前にある仕事とは関係のないようなことが
実は長い目で見て大切なんだ・・・と分かること。
そして、それは、一朝一夕の勉強では身につかない
ということが分かること。

年を取るのはいろいろとイヤなこと、落ち込むことも
ある。できたことができなくなったり。
でも、
若いときには気付かなかったことに、「あっ、そうか」と
何かの拍子にポロっと気付くことができるようになると
いうスキルは、年とともに身につけてきたことなんだ
ろうな。
「他人を受け入れる・受け止める」そして「自分なりに
消化する」スキルも年とともにできるようになったこと。

そんな「年齢なりの気づきの感受性」を大切にしたい
2008年。

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