「私の履歴書」田淵節也氏
ゆっくりできる朝の楽しみは、日経新聞の熟読。
特に今月の「私の履歴書」はおもしろい。
「私の履歴書」は、おもしろい月とあまり・・・という月が
ある。まあ、あくまでもワタシの主観によるものだが。
個人的に、読んでいておもしろい月(人)は、人生
波乱万丈な人・・・。
ヒトゴトだから(笑
本人にとってはたまったもんじゃなかろうが。
今月(11月)は、野村証券元会長。
まだ証券会社自体がマイナーだった頃、どのように
営業をしたのか・・・とか。
お寺に営業に行ったときのこととか。
(とばされて?)地方の営業所に赴任したときのこととか。
22日のテーマは「起業家」。
挑戦は経済発展の源といい、創業経営者を応援してきた。
記事に出てくる、田淵さんが支援した企業(元ベンチャー)の
名前は、
ソニー、ホンダ、ダイエー、ヨーカ堂、セコム・・・。
今やそうそうたる企業ばかり。
そして田淵さんは言う。
「本業そっちのけでマネーゲームをしているように見える
最近のベンチャーには興味も関心もない」。
20年後、30年後・・・
果たして、ソニーやホンダのように、
「ベンチャーだった頃が、次世代に語れる企業」は
どれくらい存在するのだろうか?
今のベンチャー企業に、20年後30年後、資本等お金の面
だけではなく、日本の代表企業として、日本人が胸を張って
語れる企業はどれくらいあるのだろうか?
そして。
光っている(ように見える)ダイヤモンドとただの石を
見極めることのできる目を持った支援者は、
「間違った流れ」に踊らされない支援者は?
どれくらい、いや本当に存在するのだろうか?
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