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August 29, 2007

お宝発見!

この夏のミッション!
それは・・・バカーンス♪ではなく。

倉庫の整理&ブツの移動!!

このクソ暑いのに・・・。
夏に入ってから、細々とやりはじめ、明日、メインイベントを
迎える!→ 倉庫の中のブツを全部、わが家屋上(・・・と
いってもミニ屋上ね・・・)に建てた物置に入れる!
という作業。
もちろん業者さんに頼むのだが、分別とか、肉体労働じゃん。。。

天気予報は雨なんだけど。。。

いきさつは・・・

数年前、家を建て替えるときにあふれかえったブツ
(なんせ、建て替え前の家は築35年・・・)を
近隣の空き地に倉庫を建てさせていただいて保管。
    ↓
頭の片隅に気にはなっていたものの、そのまま放置。
    ↓
空き地の管理者に撤去を依頼される。
    ↓
すみませんねえ。やります!

ということで。
ちなみに、倉庫は自前だが、空き地はご好意で無料で
貸していただいていた。なので文句は言えない・・・(涙)
オットももちろん会社なので、男手もいない・・・(まあ、
業者さんに頼むのでいいけど)

1階&2階に入れるもの(実家エリア・・・着物用のたんす
とかさ・・・いるのか本当に?)
3階に入れるもの(ワタシら夫婦エリア・・・おそらく、ほとんど
入れるものはないだろうが)
屋上(ミニ)の物置に入れるもの
廃棄するもの→ワタシだけでやるんだったらほとんど廃棄
にしちゃうけど。捨てられないんですねえ。御年を召すと。
思い出いっぱいらしく。

ただし、忘れ去っていた(お金にはならない)「お宝」
「骨董品(もどき)」を目にできるのは少し楽しみ。

お盆の週に、いやがるオットをけしかけて行ったプレ整理
時に発掘された笑ったモノ・・。

【その1:小学校の思い出シリーズ】

Image227










・鉢植えの菊の観察作文

ワタシの通っていた小学校では、菊の鉢植えを各人
育てることになっていた。夏休みは家まで持参。
その観察・・・というか、成長作文?をガリ版で刷って
クラス全員分を綴じたもの。
多分、花が咲いた秋の終りに書いたものと思われる。

・小学校1年生時の夏の絵日記

これはオットが見つけて、爆笑された!
「絵、ヘッタクソだな~。ヨーヨーとすいかの大きさが
同じじゃね~か(笑)」
ですって!ムカッ~。
ちなみに表紙は「エースをねらえ」。

【その2:大学の学生手帳!】
Image228 これまたビックリ。
就職活動を迎える学年のときの
ものらしく、
訪問するOBやOGの名前や
連絡先がメモしてあった。
しかし・・・記念だとはいえ、
博報堂とか受ける身の程
知らず・・・それはワタシです。

「ネットワークは大切。でも、相手を利用しようと考えては
ダメ。人柄でつながっていく。」なんてOBの方の発言の
メモも発見。

この学生手帳、学生時代は気づかなかったが、ページの
一番下(欄外)に聖書の言葉が書いてある。
今見れば、含蓄のあるオコトバなのに。
その頃は、言葉の存在すら気づかなかったとさ。

Image229

4月の第1週のページ。
「人はすべて、聞くに早く、語るにおそく、
怒るにおそくあるべきである」。

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August 26, 2007

BIアドミとか。豪華絢爛☆目黒雅叙園とか。

25日は目黒雅叙園まで、無料セミナーを聴きに。

まずはセミナーの話し。
パソナテックオラクルのコラボ。
女性が働く上での「ワークライフバランス」とかの話しが
目的の参加者が多かったのかもしれないが、ワタシの一番の
興味は、パソナテックが派遣の新しい業務として考えた
BI(ビジネスインテリジェンス)アドミニストレータ」について。

もう少し上流工程のイメージなのかな?と思っていたのだが、
まずは、ツールの操作に精通する・・・ということのようだ。
この定義に本当に合う業務・人材が多く存在すれば、
真の情報活用が進むはず。そして、日本が真のIT国家に
なるはず(「真の」とは、流行だけに流されず、情報の
強みと有効性とコワさ・・・リスクを十分に把握した上で
”オトナの”情報利用ができるという雰囲気かな)・・。

パソナテックさんとオラクルさんが、どんだけ本気でこの
人材を育成しようとしているかは分からないが。。。
肩書きや働き方(正社員か派遣社員か、在宅か・・・とか)を
問わず、このような人材が活躍できればいいよなあ。

情報収集・蓄積は簡単だけど、情報活用・廃棄は難しい
ということを痛感しているだけに。
情報は本当に使いようだ。

いずれにしろ(直接関係はないけど。派遣に行くわけでも
ないし)、情報化推進人材育成の話題としては興味深い
ので、これからも追ってみよう!

2つ目の話題。
会場である目黒雅叙園
相変わらず豪華絢爛。
トイレの中に橋がある意味はよく分からないけど。
そのスペースに個室を作ればいいと思うのはワタシだけか。
(トイレ個室は3つだけ!)

それにしても、こんな暑い時期に結婚式を挙げている
カップルが意外に多いことに驚く。
盛夏はオフシーズンなのでは?(←高校・大学時代に
結婚式場でのアルバイト経験アリ)
そして、若い男性のフォーマルウェアの難しさ。
いまどきの男の子(招待客ね)がフォーマルを着ると
なにゆえああ水っぽくなるのだ?
ホストの会合みたい?
40代以上の男性はそれなりに派手なウェアも着こなし
ているんだけどなあ。ファッションって難しい。
年を刻まなければ似合わないファッションもあるのだなあ。

Image199
ボーっとしたくて、セミナー終了後は
1Fのカフェで一人お茶。




席に案内してくださったご年配のウェイターの方が、
ガラス越しに見える館内を流れる川(?)を指差して
教えてくれた。
「今年は、鯉の稚魚が泳いでいるんですよ。」
例年、すぐに食べられてしまい(共食い??)、
この時期、鯉の稚魚はめったに見ることができない
らしい。
そのウェイターの方が、本当にうれしそうに教えてくれ
たので、こちらもなんだかほっこりした気分に。
これぞ、マナー。これぞホスピタリティ。なのかも。
ワタシ的には。

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August 24, 2007

昨日の杉山。(東京ヤクルトスワローズvs阪神タイガース)

え~っ!何コレ

感動的な満塁ホームランは高校野球だけにして~。

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August 20, 2007

六本木ヒルズでセミナー受講(その2)

もう、とーっくのとうに終わっているのだが。
すっかり記事にするのを忘れていた。。。

「実践モチベーションマネジメント講座」の第2回。
今度は遅れもせず、冒頭からバッチリ参加。

第2回も、体感ゲームあり。ビデオあり。理論あり。
の盛りだくさんだった。
漠然と思ってはいたけど・・という内容を、きちんと
公式や言葉で整理できたので、参加した甲斐はもちろん
ありましたとも!

一番「なるほど」と思ったこと。

まとめとして、いくつかの問いに回答(チェック)していき、
自分の個人カルテを作る。
レーダーチャート形式で、自分はマネジメント特性として
どういう部分が強く、どこが弱いか・・・というグラフを作る。
それを見て、振り返りなどをする。
まあ、よくある方法なのだが。。。。

最後に講師の方が言ったコト。

「このグラフはあくまでも”自分の特性ってこうなんだな”と
いう”理解”に使ってくださいね。
決して、レーダーチャートの円を均等に大きくしていこうなどと
は思わないように!
弱みを補強し強みに・・・とはよく言われることですが、
それをするほど、皆さんは若くない!
弱いところを自覚しながら、強いところをうまーく活かしていく
のが、皆さんの年代からの活きる道だと思います(断言!)」

最後のこの言葉、このセミナー(講師?)の特徴であり、
魅力なのかな?
なんだか、こういう風に言われると、とっても気持ちが楽に
なる。

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August 18, 2007

昨日の杉山。(阪神タイガースvs広島東洋カープ)

ヨシヨシ

インタビューがグダグダなのはいつものことなので・・・
(林ちゃんに日本語習っとけ!)

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実務補習・・一服中も見られてますよ!

暑いけど・・・。

昨日・一昨日の暑さがあまりにもひどかったため、
日が落ちた後は、なんとなく今日は涼しくさえ感じる
のは気のせいだろうか・・・。
うーん。気のせいかも。

昨日・今日は職場へ行き、採点業務(つまりは成績
付け)やら、授業のアンケート調査をパンチ業者に
発送する手続きやら。

で、帰りに、ついふらふらと、ファーストフードで
ソフトクリームなど。

で、その店内で見かけた人!
「中小企業・・・協会」の腕章をつけ、カウンターも持参。
そうか、実務補習をやっているのね。
暑い中、大変ですね~。
と、最初はあたたかい目で見守っていたのだったが。

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August 15, 2007

「日本一短い手紙 いのち」◆日経WOMANに誘発されて◆

「物置の整理」なんて、この夏最高気温更新の日に
やるもんじゃありません・・。
暑さで線路が曲がったところもあるらしいし。
オットとともにヘトヘト・・・。

さて。

本棚から。
今日は終戦記念日。「いのち」についての本を
選んでみた。

福井県丸岡町主催の「一筆啓上賞」のシリーズ
から。

Inochi






amazon.co.jpより画像をお借りしました)

性別も年代も生きる背景も異なる人たちの「日本一短い手紙」。
「いのち」に対する考え方、見方はいろいろなんだな・・・と
感心しきりである。

この本に掲載されている中で、
名古屋女子大学の和田修二教授が、あるところでの
お話しで紹介していた手紙がとりわけ印象的だった。

「いのち」の終りに三日下さい。
母とひなかざり。
貴男と観覧車に。
子供達には茶碗蒸しを。

自分を生んだ母と、
現在を一緒に生きる貴男と、
そして、未来を託した子どもたち。

和田教授は、この手紙を例示して、
「過去と未来の人類をつなぐ者としての自分の
いのちの尊さと有難さ」
を語っていた・・・(多分。時々難しくて分からなかった^^)

詩、俳句、短歌、詞、セリフ・・・
短い言葉の中にこめた感情は、冗長な説明よりも
胸をえぐる。

「短い言葉」は、良質な100%ジュースのように
濃厚で新鮮だ。

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August 12, 2007

昨日の杉山。(横浜ベイスターズvs阪神タイガース)

夜になっても30℃超えですって・・・。
観戦されていた方々はお疲れさまでしたねえ。

結果はコチラ
エラー大杉。

記事のタイトルは「称賛」ですけど、監督・・・褒めているん
でしょうか???コメントが不思議。

まあ、次回がんばりましょ。

ところで、ここまで毎日暑いと。
調理意欲もわきませぬ。
まず、買い物に行くのがイヤ。
(わが家は坂の上。スーパーは坂の下。
生協の野菜は農薬が少ないから?割と早く痛みがち)

ということで。
夜ゴハンはこんな手抜き料理。

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青ネギぺペロンチーノ。
青ネギは買いすぎてちょっとくたびれている
モノを使用。
にんにくとタカノツメは買い置きのモノ。

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鶏手羽煮。
鶏手羽以外の具は白ネギのみ・・・。

そして、韓国海苔サラダ。
新鮮な野菜があまりないので、海苔で
ごまかす。

ああ・・・今晩は何にしよ(悩)。

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August 11, 2007

37℃ですって・・・

Image14200


あぢー!!

(扇風機のところのボール紙は、
この子らがスイッチを操作しないように
するための防御策)

Image124

女子とは思えない激しい寝相。





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ええっ?
ジューサーミキサーのフタを枕に!?
(どっから取ってきたの・・・朝はそこには
なかったのに・・・)

毛皮まとっているんですものね~。
そりゃあづいわ。

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August 10, 2007

双子ちゃん

オットの晩御飯用にのかに玉(もとい、かに「かま」玉)を
作ろうと思って、卵を割ったら。。。

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ひぇ~。
めずらし~。

ツインズでした♪

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August 08, 2007

「中継ぎ降格」というコトバ

昨日も出ました・・・テレビ中継は途中で切れたけどね。

ああ・・・もう少しで、前回に続き「オイシイ勝ち」だったのに。
まあ、贅沢は申しません(本人も言わないでしょう)。

ところで、いつも気になっていること。
「中継ぎ降格」というコトバ。
チームスポーツにおける役割分担が明確になり、
どのような役割でもそれなりに評価されるようになった
と思っているけれど、このコトバはいまだに耳にする。

降格されるようなポジションなのかしら???

「中継ぎには中継ぎの難しさがある。勉強してほしい。」
というコーチのお言葉。
まさにコレ。
一般企業でも、社内留学などを取り入れているところが
あるようだが。。。

仕事には「上」も「下」もない。
みんなが社長になる社会はありえないわけだし。
社長だって、一般社員のサポートがなければスムーズに
仕事をすることはできない。
みんなが「キャリアアップ!」というのはちょっとおかしい。
「マイペースなキャリア」を望む人もいて、それを誰も
否定することはできない。人の生き方そのものを否定
したり見下すほどエライ人間は存在できないはずよ・・・。
と言ったのは、高校の時の家庭科の先生(初老の女性)
だった。

T20070423 先日読んだ雑誌。

本当にいい記事があるんだけど、
(伊丹敬之教授のインタビューとか。
経営学の大家。ホント感銘を受ける。。)
タイトルがなんとなくイヤ。。。


昨日おとといと「オープンキャンパス」。
いわゆるひとつの営業活動だった。疲労コンパイ。
高校生に「将来就きたい仕事は決まっているの?」とか
なんとか尋ねながら、
そんなことを思う、最高気温34℃の日であった。。。

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August 06, 2007

昨日の杉山。(広島東洋カープvs阪神タイガース)

結果はコチラ

JFKの前座。
おいしい勝ちだな~。

まあ、信頼は小さな成果の積み重ねで獲得する、
ということで。

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August 04, 2007

「グレイテスト・ヒッツ」スキマスイッチ

待ってました!

Sukima
「グレイテスト・ヒッツ」
スキマスイッチ

スキマスイッチのベストだっ。

(公式HPより画像をお借りしました)

スキマスイッチにははじめは関心がなかったが、
(男性二人のユニット、最近多いし)
昨年の「クリスマスの約束」という番組で、小田和正と
ジョイントで曲を作っている・・・そんなシーンを見て衝撃を受けた。

小田和正(ワタシら世代にとっては「天下のオフコース!」)
に対して、臆することなく、自然体で一緒に曲を作っている
姿。
しかも、時間のあまりない中、マイペースを貫きつつ(?)
しっかりと作っている姿。
「・・・プロになって売れる人っつーものは、やっぱり才能が
あるのね・・」と感激したのだった。
そして、じっくり曲を聴いてみると、結構イイ。
メロディもいいけど、歌詞がイイのだよね。。。

このベストを聴いて、なぜか、小さい頃の夏休みを思い出した。

あの頃の僕らはきっと
全力で少年だった
(「全力少年」より)

この歌詞を聴くと、なんだか、青い空、虫の音、風鈴の音・・
なんていう、昔懐かしい夏休みの光景が目に浮かぶのだ。

今、小さいこどもたちはちょうど夏休み。
「全力で少年」・・・少女も含む・・・しているこどもたちは
どれだけいるんだろう?

「全力少年」のほかにも、
「スフィアの羽根」に「奏」。。。イイ曲ばかり。
「奏」は身に覚えのある人は泣きます!

そして忘れてはいけない「ボクノート」。
ちょっと前のドラえもんの映画の主題歌。
この歌詞が好きなのよね。。。

何をしても続かない子供の頃の僕は
「これぞってモノ」って聞かれても答えに
困っていた
そんな僕にでも与えられたものがあると
言うんなら
迷い立ち止まった自分自身も信じて
いたいな

(「ボクノート」より)

さらっと曲を聴いていても、この歌詞の部分で
「ギクっ」とする。
そう。
誰にでも「与えられたものがある」のだよね。
そして、その「与えられたもの」には、「大きい」「小さい」は
ないの。そうなのよ。

こんなワタシの戯言は忘れていただいて、
ぜひ夏休みの間にどうぞ。
ココで全曲視聴可能!

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August 03, 2007

偉くなってくれてありがとう!

暑い。本格的な夏。

インターンシップ受入企業の紹介をお願いしていた
元会社の同期(男子)から急遽連絡が入る。
元いた会社のグループ会社の管掌役員に話しをして
おいたから・・・ということで。
担当者に電話をすると、「じゃあ、本日ではいかが
でしょう」・・・。
えーっ!
資料は職場なんですが・・・。

まあいいや。
さすが対応が早い会社。
「ほかにはないアンサーを」と、言っているだけのことは
ある。
ということで、自宅→職場→その会社 へ。

今その会社は、ワタシが勤めていた頃の会長の苗字が
ついているビルにある。
専属受付嬢はいらっしゃるは。応接室は美しいは。。
なんか成長しちゃっているなあと感慨深かった。

>驚いたよ。まっちゃん!会長(I氏)の名前のビルよ!

帰り道。
Image140 Image141








せっかくなので、近くにある増上寺に立ち寄ったりして。。。

ともかく。
紹介してくれた同期(男子)。
偉くなってくれていてアリガトウ。管掌役員(まあ、ワタシが
在籍していた当時は「課長」だったけど)にアプローチ
できるなんて。。。あなたは偉い。
ワタシは全然偉くならないので、何のお返しもしてあげる
ことはできないけど(シクシク)。

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August 02, 2007

「本の読み方 スロー・リーディングの実践」

41dhkep043l_bo2204203200_pisitbdp50 「10冊の本を闇雲に読むよりも、
1冊を丹念に読む方が、
人生にとってはるかに有益である
--著者は、情報が氾濫する現代
だからこそ、スロー・リーディングを
提唱する」

(amazonより画像をお借りしました)

ごもっとも。
今までここで紹介した本は、偶然にもみんなスロー・
リーディングしている。
繰り返し。繰り返し。意味を考えて。

仕事などで使うために速読しなくちゃいけない本は仕方ない
が(これをワタシは「コピペ・リーディング」と呼んでいる。
・・・この本のP○○とあの本のP××を切り貼り!・・・)

自分が好きで手にとった本は、スロー・リーディングしたい
ものだ。
そもそも、何でもかんでも「速いことがいいこと」な風潮は
どうなんでしょ。

著者である平野啓一郎氏(おっと、ワタシよりも若いし!)が
提唱する「スロー・リーディングの技術」のうち、ワタシが
一番共感したのはコレ。

ある本を読んでいて、別の本のことが思い浮かんだら、
それらを比較して類似点、相違点を考える。

あるある!こういうこと。
で、「別の本」を本棚から探して読みふけって、元の本の
ことが置き去りになったりね。。。

何を隠そう、この「スロー・リーディング」(ちょうど、夏目
漱石の「こころ」が取り上げられているところで)を
読んでいる途中にも「別の本」のことが思い浮かんだ。

その本とは・・・
高校生の架けた虹の橋」。
京都の高校の先生が、留学生に国語の授業を通して、
日本人の生徒と一緒に工夫しながら、日本文学を
教える姿をつづったノンフィクションだ。
この国語の授業での「日本文学の読み方」は、まさに
スロー・リーディングの真髄のような気がする。

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