「寄り添って老後」◆日経WOMANに誘発されて◆
「日経WOMANに誘発されて」。。。その後。
ワタシの本棚から。
この本を買ったのは、20代半ばの頃だったと記憶している。
シゴトもプライベートも押せばいいと思っていた頃。
当時から、沢村貞子さんの粋な生き方を、
「いいなあ」と思ってはいたものの、この年になり、結婚も
一応した今はまた違う思いで読むことができる。
年金、介護・・・年老いたときのことを考えると気が重い。
先日も、報道ステーションの「年収100万円年金生活」
みたいな特集を見て、なんだかガックリした。
ギリギリの生活、孤独感。
その「気の重さ」は、ワタシにとって確実にリアルに
なってきている。
この本に書かれていること。
年老いたことを自分なりに認め、日々を大切に、
味わい深く生きるということ、これが老後の理想だな。。。
老いていく自分に対して、ユーモアがあり、冷静で
毅然と。これぞ明治女のシンの強さなのか。
ワタシたちも、その年代になれば、落ち着いて、
達観して、いたわりあい、人として熟成してくるのかな?
うーーん。かなり疑問だけど。
・ほんの少しの己惚れは、誰にとっても元気の素。
現実の自分をよくよく知ったあげくに、ほんの
ちょっぴり自分をだまし、甘やかしてやらないとーー
生きていくのが息苦しくなってくる。・どんな豊かな人も貧しい人も偉い人も普通の人も、
間違いなく齢を重ね、老いてゆく。何かの縁で、
永遠の地球のこの一瞬に生まれ合わせた人間同士。
せめて互いに寄り添って、優しく手を貸しあって
生きたい、というのは無理な願いだろうか。・これからー最後の幕が閉まるまで、海を見ながら、
ひっそりと寄り添って、自分たちの好きなように、
自由に生きたい。私たち老夫婦はそう願っている。
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