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April 10, 2006

「適当論」高田純次

アニキ、世界新記録おめでとう。
「休まなかったのは仕事に対する責任感」
その言葉、しかと受け止めまする・・・。

そんなすばらしい話題でおおいつくされるだろう日に
こんなテーマもどうか?なんだか対極のような・・・。
と、我ながら思うが。。。

479733345601_ou09_pe0_scmzzzzzzz_ ずっと読みたかった「適当論」
高田純次著

ついに購入・そして読了。
新書シリーズを創刊したソフトバンクも
やってくれるよな。
創刊第一弾に高田純次とは・・・。
勇気あるラインナップ。


高田純次は以前からずっと気になるキャラであった。
今はそんなに独自の芸をするわけではなく(舞台とかには
出ているんだろうけど)、でも、なぜか芸能界から消える
ことなく、むしろ「ちょっとスケベで、言っていることがうそか
ほんとか分からないオヤジ」キャラとして、独自の色を
出し続けている。

この本は「高田純次著」といっても、前半はほとんど和田
秀樹氏との対談や氏による分析。
しかし、そこかしこに高田純次的生き方のエッセンスが
満ちあふれている。
バカにされるかもしれないが、意外に示唆に富んでいる。

いろいろ参考になる(?)ことはあったが、特に心に残った
のは以下のようなトコロ。

・適当とはバランスである
・毎日楽しいことを一つは探す
・仕事が楽しくないときは楽しくするしかないんじゃないかな。
 俺自身はほとんど楽しくなかったことがないから。きつかった
 ことはあっても、まあ、そのうち終わるしね。
・やっていることを天職だって思い込むことも重要だと思うよ。
 その仕事だためだったら、また次の仕事を天職だと思い込め
 ばいいんだから。

よく読んでいると、以前雑誌の記事で目にした、玄侑宗久さん
(作家であり禅僧でもある)の禅の心の解釈と似ていなくもない
ような気がした。

・来る日も来る日も好い日である → 日々是好日
・することを楽しむ → 遊戯三昧

拡大解釈しすぎ?
根っこは同じだと思うけど。
高田純次は禅の心とか意識していないとは思うけど。

ストレスの多くかかりがちな春。
4月から5月にかけて、新たな環境で悩み、ウツウツとして
しまいそうなときにオススメの本。

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Comments

こんばんは。
アニキ金本、やりました。この勢いで、阪神日本一といきたいところです。

ところで、
>・適当とはバランスである

私はよく、「バランス感覚がある」と言われます。褒められているのかと思っていましたが、「適当な奴」と思われているのかも知れません?よくは解かりませんが...。
しかし、「適当な奴」って言われるのもまんざら悪くない気がします。あんまり、のめりこみすぎて周りが見えなくなるよりも、いつも、「適当」な距離で物事を見れることも重要でしょう。

高田純次氏には、何か自分と重なる部分を感じます。

Posted by: ZOFFY | April 10, 2006 10:10 PM

>ZOFFYさん
「適当=バランス」ってとっても大切な心がけみたいですよ。
いいことが起きれば悪いことも起きる。
成功と失敗を人生のバランスの中で考えながら
楽天的にとらえることで、理想の「適当」が生み出されるそうです・・・。

>高田純次氏には、何か自分と重なる部分を感じます。
アラ、それはステキです。

Posted by: lamb_labo | April 11, 2006 01:46 AM

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